見出し画像

楽食探訪:ブランドさつま芋って、どんな味?

女性が好きなものとして紹介される、さつま芋。

男の私には、不思議なことでしかない。

冬になり、落ち葉を集めて、焼き芋を作ることは、
数年に一度ある。

その時は、確かに美味しいと感じる。

それは、焚き火をする楽しさに、食欲が重なるから、
なおさら美味しく感じるのだろう。

日常的に食べたいと思うことはまったくない、
と言っても良い食材だ。

天ぷらにすれば食べるけど、無くてもいい。

スイートポテトは好きな方だけど、
絶滅したところで悲しくはない。

大学芋は、まわりの蜜がクドいので食べない。

芋ご飯は、ご飯が甘くなるので、好きじゃない。

私にとってさつま芋は、どうでもいい存在だと言える。

よって、さつま芋の品種やその違いに
興味を持ったこともない。

でも、そんな私のもとに、
あるブランドさつま芋がやって来た。

ご近所さんからのいただきもの。

大分県産の「甘太くん」と言う。

まずは、安易なネーミングに苦笑。

もう少しちゃんと考えればいいのに、と思ったものの、
ちょっと気になり始めた。

これまで、さつま芋はあまり買わなかった。

買ったとしても、産地やブランドを気にしたこともなく、
ただ安売りがあれば買う、という程度。

もしかして、
ブランドさつま芋は買ったことがないのかも。

きっと、そうだ。

すると、初めての経験になる。

知らずに食べていた可能性はあるけど、
意識していなければ、食べていないと同じこと。

これは、じっくり味わってみなければ。

ということで、煮るなり、焼くなりを実践。

まずは、甘辛味の煮物に。

ふ〜む、ねっとりとしていて、甘い。
知っているさつま芋とは違う。

次は、輪切りにしてフライパンで焼いてみる。

ふ〜む、ねっとりとしていて、甘い。

そして最後に、焼き芋。

でも、この冬は焚き火をしないので、
アルミホイルに包んで、オーブントースターに。

ふ〜む、ねっとりとしていて、甘い。

味の感想がすべて同じになってしまった。

これは、それ以外の特長がなかったからだ。

かなりねっとりしていて、甘味も濃い。
美味しい。

でも、やはりさつま芋。

私にとっては、
それ以上の存在であることが認識できなかった。

高いさつま芋を私に食べさせるのは、もったいない。

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは、取材活動に使わせていただきます。