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売れるマーケティング戦略

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#戦略

【売れるマーケ】営業日誌からアイデアが生まれる。

経営者や営業職の方の中で、 営業日誌をつけている方は、どれほどいるでしょうか。 ほとんどいないのではないかと思います。 日々勉強に熱心な方は、思いついたことを ノートに書き留めているかもしれませんが。 営業日誌というと、堅苦しい感じがしますが、 日記だと思って毎日書いていると、 1年後には非常に価値のある財産になっています。 どんなお客さまが来て、どの商品を見て、買って、 どんな会話をしたのか、などを書き込むのです。 毎日、必ず。 中には、トラブルやクレームを 書か

【売れるマーケ】小さな単位で売れ!

10分100円のコインパーキング。 15分1000円の足ツボマッサージ。 時間制パソコンスクール。 時間を短くしたり、サービスを限定して、 利用しやすい料金で人を集めている 会社・お店があります。 お客さまの側からすれば、 気軽に利用できるので助かります。 フルサービスになると、お金が掛かる上、 時間的制約を受ける場合もあり、 利用を躊躇してしまいます。 社会情勢の厳しいいまだからこそ、 これらの会社・お店は成長してきたのです。 商品・サービスを“小さな単位”で提供

【売れるマーケ】“知恵”が富を生む。

“商売はアイデアだ”ということを教えてくれる、 古いお話をご紹介します。 発想を変えるだけで、 大きな儲けに繋がることを学んでください。 徳川家康が勝利間近となった、大坂夏の陣。 豊臣方だった、 淀屋常安という土木建設技術を持った男が、 家康に接近します。 「この戦は、必ず家康様の勝利でございます。  そのお祝いとして、  ご本陣を建てさせていただきとうございます」 と、申し出たのです。 無料で建てるということに疑いを持つ家康に、 常安はひとつのお願いをします。

【売れるマーケ】ネットで買えるモノはネットで!

実店舗より、 ネットショップの方がサービスが良かったとしたら……。 いつでも手軽に購入できる、 ネットショップを利用するようになりますよね。 商品を手に取って見ることができなかったとしても、 サービスの良い、信頼できるお店だ ということがわかっていれば、 何の不安も無く、買うことができます。 以前、私の妻の父、つまり義父が 「補聴器が聞こえにくくなってきた」 と言っていたので、プレゼントすることに。 義父は遠方に住んでいるので、ネットで買うことにし、 楽天で探してみま

【売れるマーケ】「集客ルート」を増やせ!

新規客が増えず、売り上げは伸び悩み。 宣伝を試みても、 経費ばかりが掛かり、効果はほんのわずか。 店主の多くが通ってきた、試練とも言える問題です。 宣伝は必要です。 しかし、ほとんどの店主が一度は失敗するのです。 特に、チラシ・DMにおける失敗事例は、 限りなく存在します。 「大量にバラまかなければ、効果が無い」とでも、 誰かが教えているのか、 その通りにして、失敗しているのです。 興味のまったく無い人にアピールしたところで、 それが10万枚だとしても、効果は「0

【売れるマーケ】たったひとりのためのセール。

開店○周年記念セール、 クリスマスバーゲン、歳末大感謝祭……。 このような、ありきたりなイベントは、 お客さまも慣れてしまい、あまり集客効果がありません。 余程の特典が無い限り、足を運んでくれません。 また、こうしたイベントの欠点は、 “その場限り”だということ。 お客さまの目的は、 「安いモノがあるかも」「面白いモノが買えるかも」。 お店側の目的は、 「まとまった集客で、まとまったお金が入る」。 こんな目的では、いつまで経っても、 お店は繁盛しません。 そこに

【売れるマーケ】“迷ったら、コレ!”を提案する。

人に贈り物をする際、相手の好みや家族のこと、 お洒落かどうか、粋かどうか、価格は妥当か、 見栄えは良いか、など、 あれこれ迷った挙げ句、「まぁ、いいか!」と、 自信の無いまま、購入することになります。 あるいは、別のお店に行くかもしれません。 人は、いろんな場所で迷っています。 そんな時、 決断を促してくれる人や自信の持てる情報があれば、 気持ち良く購入することができます。 飲食店で、「お奨めは何ですか?」と聞いた時、 「うちのお奨めは、○○です!」 とキッパリ言って

【売れるマーケ】同業者から嫌われろ!

ビジネスを発展させるためには、少なからず、 同業者から嫌われることも必要になってきます。 どういうことかと言うと、 業界の常識に囚われず、 時には型破りなこともしなければいけない、 ということです。 その結果、業界内でも目立ち、妬みの的となります。 嫌がらせや誹謗中傷に発展する場合もあります。 しかし、同業者に叩かれることを恐れていては、 何もできません。 大切にしなければいけないのは、 同業者ではなく、まずはお客さまです。 お客さまの支持を勝ち取ることです。

【売れるマーケ】屋台のラーメンから学ぶべきもの。

寒さ厳しい夜、真冬の街はずれ。 襟を立て、肩をすぼめて歩いていると、 前方にほのかな灯りが。 暗い中の温かな灯りにホッとしていると、 さらに美味しそうな匂いが漂って来る。 屋台のラーメン屋さんがそこにあったなら、 ついつい立ち寄ってしまいます。 冷えた身体には、何より美味しい温かさ。 幸せを感じずにはおれません。 このシチュエーションには、 商売の原点が隠されています。 学ぶべきものがたくさんあります。 「うちは洋服屋だし、屋台とは商売の仕方が違う」。 そう思っ

【売れるマーケ】常連さんに“さよなら”を。

いきなり何をバカなことを言っているのか、 と思われたことでしょう。 お店を支えてくれている、 大切な常連さんを排除するなんて。 実は、常連さんには2種類の方がいるのです。 商品・お店・店主のことを気に入ってくれて、 頻繁に来店し、お友だちにも紹介してくれるような、 非常に有り難い常連さん。 もう一方は、度々来店してくれるものの、 常連面をして、態度も大きく、 無茶な注文ばかりしてくる常連さん。 しかも、お友だちを連れて来ることもなく、 お店のやることにもケチをつける

【売れるマーケ】“ご縁”の積み重ねが、繁盛を生む。

商売繁盛は、人と人とのご縁無くして始まりません。 などと言うと、 古くさいと思ってしまう人がいるかもしれませんが、 それは大きな間違いだということを肝に銘じてください。 「WIN WIN」だとか「新しいビジネスモデル」だ といって生まれてくる今時の商売が、 これから先も永続するでしょうか。 成功したとしても、一時的に儲かった後、 驚くスピードで消えていきます。 そうした事例は、いくつでもあります。 というより、ほとんどだと言っても過言ではありません。 それは、お客さ

【売れるマーケ】「男子、家庭に入る」にチャンスあり!

ある調査によると、 「夫も家事を分担している」という家庭が、 大幅に増えています。 全体の半分以上の家庭で、夫が家事を手伝い、 あるいは主たる家事担当となっているのです。 男性の意識が変わってきたことと、経済的理由により、 妻が働かざるを得ない状況になっていることが、 原因だと考えられます。 ここから何が見えてくるかというと、 新しいマーケットの可能性です。 「イクメン」が流行り、 いまやごく当たり前のこととなりましたが、 そこには、男性用の育児用品という、 新しいマ

【売れるマーケ】求められるモノを売らない。

お客さまのニーズ・ウォンツを探り、 ご要望にピタリと合った商品・サービスを 提供することが、お店の繁盛に繋がります。 これは、ごく当たり前な商売の基本なのですが、 本質を見誤ると、真面目にやっているつもりでも、 お店は潰れてしまいます。 その本質とは何でしょうか? “ご要望にピタリと合った”。 この部分です。 お客さまのご要望を細かく聞き出し、 もっとも適している商品をお奨めしたつもり。 お客さまも満足した顔で、 “ありがとう!”と言って、帰っていった。 ここには

【売れるマーケ】見せ方を変えて、魅せる。

いつも同じマネキンを同じ場所に置いている洋服屋さん。 時々、服を替えているだけ。 他のディスプレイも季節ごとに変えるのみ。 あまり売れないので、 流行のアイテムを次々に仕入れることもできず、悪循環。 商店街などによく見られる個人商店です。 仕入れることが難しいのなら、 商品を新鮮に見せる工夫をしなければいけません。 「チュチュアンナ」という、 靴下と下着の専門店があります。 国内・海外に直営・FCを約470店舗を展開する企業です。 このお店は、週に1度商品を入れ