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3-2 スポーツクラブを使って社会課題を解決するのが論理的に正しい理由 『行政編』【地域×スポーツ大全】

スポーツでCSVするにあたって四つの側面から見ていく。
 
社会性 教育性 行政性 地域性

まずは社会性から。

CSV  ・Creating Shared Value 
共通価値の創造/本業での社会貢献を意味する。

CSR  ・Corporate Social Responsibility  
企業の社会的責任。 企業が組織活動を行うにあたって担う社会的責任のことで、社会的責任とは、従業員や消費者、投資者、環境などへの配慮から社会貢献まで、幅広い内容に対し適切な意思決定を行うことを指します。


利益の余剰金とか人的リソースつかって社会のためのボランティア的なことやるんじゃなくて、そもそも社会のためになるものつくって稼ごうぜって話。


SDGsとスポーツ

SDGsとは、平たく言うと行政である。
まあルールメイキングが欧州というのは一旦置いておこう。

そもそも行政とはなんだろう。
短期スパンで見てすぐには利益が上がらないから民間がやるのは難しいけど、誰かがやらなきゃ暮らせなくなるから、みんな税金つかってやろうね。道路の整備とかすぐ利益にならんけど誰かがしなきゃあかんやん?
ってものだ。

ただ今日の流れとして、資本主義のせいで地球汚してむっちゃ稼いでる自分勝手なやついるから、このままだど孫世代が暮らせなくなっちゃうかもしんないし、まだまだ貧困国あるから助けないといけないから、行政だけじゃなくて民間の力を集めて地球も人も救おう。
わかりやすく17個に目標を分けた。でもボランティアじゃなくて、持続的、ロングスパンで続けられるように地球と人を救うビジネスをしていこうぜ。これがSDGs

日本とか海の水を飲めるようにする機械とか作っちゃってるから。これいっぱい作りたいから投資してや?世界中の水不足なくせるんじゃね?これがESG投資である。

地域をまとめる行政がある。そして鹿島アントラーズの鹿島とは地名であり、地名を代表して戦い、ホーム戦では2万人が集まり、2万人がお金を落としにくる。
行政とIT企業と連携し、スマートシティ化や健康増進のためにPR活動を担ったりしている。

前回も書いたが、エンタメというのは文化的な生活に必要なものだ。漫画もテレビも映画も生きていくために必要は無いが、無味乾燥な生に意味はあるだろうか?弱肉強食として頭のいい人間だけが稼いで贅沢な生活をしたらいいだろうか。否、コーヒーと本があれば僕は幸せだ。テレビでスポーツが見れればよりよい。

日本経済を圧迫しておる社会保障費を少しでも減らし、健康寿命を伸ばすために少しでもいいから運動をしてほしい。一緒にアスリートと簡単な運動を始めてみないか。

スポーツは半官半民のポジションにあるのだ。小豆島では行政と共にクラブが作られた。
若者がいなければ地域に未来はない。空き家と連携して、若者を誘致する。子どもに夢を見せてスポーツを好きに、この地域を好きになってもらう。

長いスパンで地域を、行政を楽しくよりよくするために、スポーツ側は行政と一緒に企画、行政側はスポーツを使ってコンテンツをつくる、という考えをもって地域をよりよくする術を考えていきたい。


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