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思考がこんがらがったときは何か書けばいいと聞いた
noteって本文部分に「ご自由にお書きください」と表示されるんですね。
アカウントは以前から作っていましたが、こうして何かを記すのははじめてです。
思考がこんがらがったときは、とことん書き出せと誰かえらい人から聞いた気がするので、ここに散文を残すことにしました。
だってご自由にお書きくださいって書いてあるもんね。
起承転結を用意しろなんて決まりがないから、文章に盛り上がりもオチもないです。
自由とはなんぞや
この「自由」って本当にむずかしいですね。
「自由」という言葉に人は焦がれ、喜び、また絶望や嫌悪を抱くこともあります。
生きてる以上、呪いのように背後につきまとう子泣き爺のようなやつです。
たびたびネットでも、ずばり「自由とは何か」議論が起きているのを目にしますね。
「自由になりたい」
いったい何の条件を満たせば、自由を得られるんでしょうか。
激務でプライベートな時間が足りないのであれば、おそらく今すぐ退職届を突き出して家に鍵をかけ、会社からの鬼電を無視すれば得られます。
(会社勤め経験無の引きこもりなので詳細はわかりかねます)
あとフリーランスは自由との意見もありますね。
私もかれこれ4年ほどフリーでランスな引きこもりですが、時間的拘束は大なり小なりあるので完全に自由ではないです。みんな働いててえらい。
でもあしながおじさんの脛を一生に渡ってかじれる立場でなければ、やりたいと思ったこと全部、時間が余ってるだけでは叶えられない。
じゃあお金がたくさんあったら自由が得られるのか、とも言えないでは。
お金持ちって、大金を持っているがゆえの喪失の恐怖もきっとありますし、時間的拘束だったり社会的立場の高さから言論の自由が奪われてたり。
たぶん庶民の自分が思ってるより、自由とは程遠い気がします。大変そうです。
では精神的に縛られるものがなければ、本当の自由を得たと言えるのか。
精神的に何物にも縛られてない人はいない気もします。
俺は何にも縛られない自由に生きてる。と断言するのなら、その考えに囚われています。
むしろ自由という呪いが強くなってるのではないでしょうか。
何が言いたいかと言うと、「絶対的なものはない」「決め付けない」で生きていたいと、最近改めて強く思ったのです。
自由とはこうと基準を設けることはできても、あくまでその人のものさしで測った結果であってイコール正しい答えではないでしょう。
しかし人間はどこまでも答えを求める生き物。
なぜなら「わからないこと」を「わかること」にしないと安心できないからです。
正体不明の事象を「おばけ」「神様」と形容してきたように、人物、ニュース、世界のあらゆるものに、こいつは悪でこいつは正しいんだとレッテルを貼りたいんです。
答えを出しちゃえば、そこで思考の必要性がなくなるので脳みそも楽ですから。
そして私も今、人は何でもレッテル貼りをする生き物だ。と、レッテルを貼りました。
これはさも俯瞰的に見る振りをして、安心を得たかっただけのえらそうな発言です。
数行前に書いたことは忘れましたもう。
だって決めた方が楽なんだもん。
今すぐブッダの教えすべてを実行できたらいいんでしょうけど、できてたらこんな取り留めのない文章はそもそも生産しないです。
いかがですか?
ここまで読んでも、驚くほど何も得られないかと思います。
この文章をネットの海に放流した結果、万が一誰かの目に留まり数分の自由を奪う可能性を思うとちょっと申し訳ない。
ここで無益を発信したい
世の中には有益な情報がこれでもかと溢れています。もう常に濁流です。流されっぱなし。
しかも無料で新鮮とれたてぴちぴちの情報が、世界のあらゆる場所から発信され、ネットさえあれば誰もが受け取ることのできる時代です。
ネットがなければ知り得なかった世界のいろいろが、今は見えてしまっている気がします。
それゆえ怒りが沸いたり、「何者かにならなければ」と切迫した空気に呑まれたり。
生きづらいと感じているのに、今日も生きたのならそれだけで花丸の花丸だと思いたいけど上手に思えない。
こうして疑問と不安を抱きながら日々を積み重ねていった先に、はたして納得する答えがあるのかもわかりません。
ただここにぽつねんと、何が言いたいかまるでわからん文章が転がってても構わないはずと落書きした次第です。
明日が無事訪れるならきっと昨日と似たようなことをして、何かに喜び怒り物をぐるぐる考えて過ごすのでしょう。煩悩多い人間だから。
自由ってなんなんだろうと思いつつ。今日もとりあえず生き延びました。
そして明日もおいしいごはんが食べられることを、切に願うばかりです。
ここまで読んだ人がいるならかなりの物好きですね?
付き合ってくださってありがとうございます。
個人的な考えを述べるのが非常に苦手なので、ここでちょこちょこ日記の練習をしようと思います。
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お夕飯のおかずが一品ふえます。読んでくださってありがとうございます。