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ポリクリで思ったこと vol.1

ポリクリが始まって半年くらい経つので、ここまでで思ったことを、まずは3つ、書きたいと思います(’-’*)♪

ポリクリとは

始めに、ポリクリがわからない方のために、一応ポリクリについて、軽く説明しておくと、ポリクリは、CBT・OSCEに合格した後、医学部4年後半くらい始まる臨床実習のことです。一班5~7人くらいのグループで、全診療科を一年かけて回ります。
それぞれの科で、外来見学をしたり、病棟では担当患者さんを割り振られ、毎日問診や診察を行って、そのローテーションの最後にはカンファレンスで教授に発表したり、レポートを書いたりします。

では、そんなポリクリで思った、思っていることを書いていきたいと思います(゚∀゚)


①健康って…

色んな診療科を回る中では、毎日、外来やカンファ、病棟で色んな患者さんに接するわけで、まぁ当たり前ですが、幸せそうな顔の方はいません。。
大学病院なので、重症の方が集まりやすいのもあるんでしょうけど、あぁ、この病気にはなりたくないなぁ、、と思うことも正直多いです…
見ていてこちらまで辛くなる方もいらっしゃいます。
そして、そういう時は、今自分が健康であることがどれだけありがたいのか、本当に身にしみて感じています。
健康って大事だなぁ、、と当たり前だけど、これほど痛烈に感じる毎日もなかなか今まではなかったので、一番目に挙げてみました。

②“医療”って…

治療法が意外と確立されてない病気って多いなぁ、、と思います。治療、といっても、根本的なもの、対処療法的なもの、と様々ですが、根本的な治療が確立されている疾患って、思ってる以上に少ないです。
また、機序が分かっていない治療法も多く、これが私にはかなり意外でした。
例えば、精神科で、統合失調症に対する治療にmECT(電気痙攣療法)というのがありますが、この治療は、機序はほぼ分かってなくて、統合失調症の人で、痙攣が起こった後で、幻覚や妄想がスッキリ消えた、といったところから、じゃあ逆に人工的に痙攣させたらいいんちゃう?、てことで出てきた治療で、もちろん、安全性などは配慮されて行われていますが、医療は、もっと完璧なものだという謎の思い込みがあった私にとっては、結構衝撃的な事実でした。
というわけで、2番目は、医療って、意外と分かっていないことが多い、でした。

③診療科の色って…

外科はさっぱりしてて、内科はネチッコイ、などとこの診療科はこうだ!みたいな話を聞いたことがある人は多いと思います。私も聞いたことはありましたが、まぁ血液型占いみたいなもんだろう、、と思っていました。
が、実際、色んな診療科を回ってみると、“診療科の色”みたいなものをすごく感じました。
まぁ、、私は今実習している大学病の診療科しか知らないので、診療科、というより、それぞれの職場によるのかもしれませんが、その診療科に独特の雰囲気って、ほんとにあるんだなぁと思いました。
ちなみに、一番ユニークな方が多いなぁと私が感じたのは、神経内科でした…笑


まとめ

はい!という訳で、ポリクリで思ったことをとりあえず、3つ、挙げてみました(’-’*)♪
他にも、日々思うところは多々ありますが、また後々書いていきたいと思います!


それでは、、お大事に( ´ー`)

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