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東京生まれ/ITビジネス/産業カウンセラー/筋トレ/フットサル/読書(時代伝奇小説)/…

いが

東京生まれ/ITビジネス/産業カウンセラー/筋トレ/フットサル/読書(時代伝奇小説)/映画(アクション、アジア、ホラー)/音楽/ファッション/本の匂い/過敏性腸症候群(IBS)

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  • IBSと生きる

    IBS(過敏性腸症候群)の闘病記

最近の記事

作者の自信をうかがわせる超人気マンガ――「呪術廻戦 1~2」

すごいマンガですね。 作者が描きたいことに迷いがない感じ。 週刊マンガ(とくにジャンプマンガ)にありがちな序盤はふわっと広めに網を放って読者を捕まえるような、悪く言うと方向性があいまいな感じがない。 直球ストレート勝負。それも剛速球だ! 超人気なのも納得なのでした。

    • 読んだ者が手にする新しい宗教か――「ここはすべての夜明けまえ」

      発売と同時に話題の本。 未来の聖者の受難の物語、新しい宗教と世界の始まり。そして文章のカラクリによって、聖者は読者であるともとれるような。 そんな風に読めてしまった。

      • ホラー版レザボアドッグス――「やまのめの六人」

        久しぶりの角川ホラー文庫。 ダークスーツが似合う男になりたい人生だった。

        • 最凶死刑囚が躍動――「バキ外伝 ガイアとシコルスキー ~ときどきノムラ 二人だけど三人暮らし~ 3」

          刃牙シリーズの愛読者の中で、「最凶死刑囚」編の後半の尻すぼみ感に歯がゆい気持ちを抱いている方は多いのではないだろうか。 ぼくもその内の一人だ。 「最凶死刑囚」編が始まった時、五人の死刑囚が日本に来て、これまでの刃牙シリーズのキャラ達を圧倒しまくった。あの興奮には凄まじいものがあった! それだけに、ラストの畳み方が……。 そんなぼくの気持ちを静めてくれた。いや、あの頃の死刑囚へのわくわく感を蘇らせてくれているのが本作。 そしてすでに第3巻だ。 死刑囚シコルスキーが愛すべきキ

        作者の自信をうかがわせる超人気マンガ――「呪術廻戦 1~2」

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        • IBSと生きる
          5本

        記事

          早くも今年の大本命SFか!――「妄想感染体 上」

          「SFが読みたい! 2024年版」が発売されたばかりだというのに、早くも今年のベストSFではないか、という作品に出会ってしまっている。 デイヴィッド・ウェリントンの「妄想感染体」。 まさに息もつかせぬ展開で上巻500ページをあっという間に読み終わってしまった。 さっそく下巻を読み始めている。 AIロボットのラプスカリオンが可愛い!

          早くも今年の大本命SFか!――「妄想感染体 上」

          世界と女性に対する異様な解像度――「雪国」

          2024年の初読書は、偉大なる先輩である川端康成先生。 純文学の面白さに触れたのでこれからも読んでいこう。 読みたいジャンルがどんどん増えていく。嬉しいことだ。

          世界と女性に対する異様な解像度――「雪国」

          IBSと生きる 5

           もう少し小学生の頃を振り返ってみます。  小学校でも排便はしなかったです。  恐らく、小学生の時は誰もが我慢しているかと思うのですが。  トイレの個室に入っているのがバレたらクラスの子にからかわれる、みたいな話もありましたし。  私は体育が大好きだったので、体育をすれば便意が消えるというよくわからない信念を持っていましたね。  あとは、よく学校の帰りに便意の限界が来て冷や汗を流しながら家に帰った記憶があります。  何度か仲の良かった友達の家でトイレを貸してもらったこと

          IBSと生きる 5

          IBSと生きる 4

           小学生の頃を思い出してみます。  その頃から下痢になった記憶があります。  印象的な思い出は、当時、土曜日早朝に「ウルトラセブン」の再放送を放映していました。  それを楽しみにしていた私は頑張って早起きをするのです。すると、なぜか下痢になるのです。  そうすると、母が卵粥を作ってくれたのをよく覚えています。  お腹の心配をしながら小学校に行きましたが、トラブルはなかったと記憶しています。  直接は関係ありませんが、私は給食が苦手でした。  主食のパンと牛乳が苦手で、牛

          IBSと生きる 4

          IBSと生きる 3

           幼少期から振り返ってみます。  保育園の頃は自宅以外のトイレで排便をすることに異常な抵抗感がありました。  それが羞恥心なのか、恐怖心に起因するのかは定かではありません。  もしかしたら封印されたトラウマがあったりするのかもしれません。  なので、常に家に帰るまでは排便を我慢をしていました。  そんな様子を心配した母が保育士さんにトイレに行かせるように頼んでいた時もありました。  保育士さんに連れられてトイレに行くのですが、その時は排便できたと嘘をついていました。  

          IBSと生きる 3

          IBSと生きる 2

           まずはIBS(過敏性腸症候群)とはなにか? というところから始めたいと思います。  一般的な説明は以下のサイトにまとまっています。  抜粋すると以下のようになります。 お腹の痛みや調子がわるく、それと関連して便秘や下痢などのお通じの異常(排便回数や便の形の異常)が数ヵ月以上続く状態のときに最も考えられる病気です。  IBSの診断基準(ローマⅢ基準)というのもあるようで、こちらもIBSの症状をよく表しています。 ・最近3ヵ月の間に、月に3日以上にわたってお腹の痛みや不

          IBSと生きる 2

          IBSと生きる 1

           私はIBS(過敏性腸症候群)です。  現在も月に一回、心療内科に通院しています。  十数年前のひどい時は引きこもりに近い状態で通勤もままならなかったのですが、今は寛解し日々の生活にはほぼ支障がない程度に治まっています。  ただし、まだ遠い場所や見知らぬ場所に出かけることには大きなストレスがあります。  ここ十五年は旅行にも行けていません。  今の目標は近場でもいいので一泊旅行をすることです。  私が辛かった頃の記憶が薄れる前に、IBSの闘病記をなるべく赤裸々に綴っていき

          IBSと生きる 1