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【成功率91% 習慣術】「if-then ルール」の具体的な作り方
※本編は「Step0 準備」からです。具体的なイフゼンルールの作り方が早く知りたいという方は、そちらから読み始めることをお勧めします!
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この記事を読んでいただいた方で、
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はじめに
「3日坊主で新しいことが続かない!」
「習慣化ってどうやってやるの?」
このような疑問は私を含め、みなさんが抱いたことのあるものだと思います。
私自身、様々な習慣術を本を読んでは試し、失敗し、また読んで、試して、失敗して…の繰り返しでした。
そんな時に出会ったのが「if then planning(正式名称は長いので、ここからはイフゼンルールと呼ぶことにします)」でした。
そのやり方を聞いた時、「これはうまくいくな!」と直感的に理解できました。
なぜならば、イフゼンルールは、その人の意志力を頼りにしない習慣術だからです。
皆さんも経験があると思いますが、3日坊主になってしまう原因は、
「今日も頑張って続けるんだ!」
という意志力が途中で弱まってしまうからうまくいかないのです。
もちろん、3日坊主にならないように「意志力を高める方法」を考えてもいいのですが、
「意志力に頼らない方法で習慣化が達成できる」としたら、そのほうが習慣化に成功できそうですよね?
「意志力に頼らない」というのは、「頑張らなくていい」ということです。
つまり、今回紹介するイフゼンルールの本質は、
「頑張ろうと無理せずに、習慣化を達成する」
というものです。
この記事を読みながら、一緒にイフゼンルールを学び、実践していけば、
「誰でも失敗しないイフゼンルール」を作ることができ、
「確実に習慣化を達成できる」
ことを約束します!
実際、意志力が弱い私でも、イフゼンルールのおかげで、
「筋トレ」「読書」「散歩」「瞑想」「英語学習」「就寝時間」「ストレス対処法」など、
様々な習慣を身に着けることができました!
そして、勉強習慣がなく成績に苦労していた弟にイフゼンルールを教えてみると、放課後に毎日学校で勉強するように変わり、成績も上がったのです!それを見ていて、
「イフゼンルールを多くの人が身に着ければ、世界がもっと明るくなる!」
と確信して、今この記事を書いています。
イフゼンルールは習慣化を助け、
『あなたの人生を変えるための最強の武器』になってくれます!
イフゼンルールは、運動習慣、ダイエット、勉強習慣、読書習慣、生産性向上など、全ての分野に使える習慣術なので、あなたが習慣化したいことを、このワークシートを通して、習慣化させてしまいましょう!
イフゼンルールとは何か
イフゼンルールとは、とても簡単に言うと、
「習慣化したい事B(習慣目標)と、トリガー(きっかけ)Aを結び付け、 AとBをセットにする事で習慣化を助ける」ルール
のことです。そして、
「もしAをしたら、Bをする」
という形でルールを作ります。
例えば、 「(もし)電車に乗ったら、音声読書をする」 「(もし)布団を敷いたら、ストレッチをする」 「(もし)立ち上がったら、スクワットをする」
のような感じです!
【なぜイフゼンルールなのか?】
様々な習慣術、ライフハックの中から、なぜイフゼンルールがおすすめなのか、疑問に思われた方もいると思います。
簡単に理由を挙げると、
・研究結果によると、成功率が91%とめちゃめちゃ高い!(情報元は最後の「参考資料」を参考にして下さい。)
・「イフゼンルールの型」(このワークシートで学べます!)を身に着ければ、悩み、目標など、人生に関わる全てのことに使える!
・「頑張らずに習慣化を達成」できる!
という感じです。
研究によると、イフゼンルールを使って、「運動習慣」を身につけるのに成功した人は、イフゼンルールを使わなかった人に比べ、2倍以上の91%になりました!
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45029300/picture_pc_d8dddf4269490269c7c2ffd74c05c588.jpg)
この後、具体的にイフゼンルールを作っていく方法を紹介しますが、その前に『イフゼンルールについてもっと詳しく知りたい!』
という方は以下が大変参考になります!
(お時間があれば、りほさんの記事を読まれてからワークシートを進めていくことをお勧めします)
ここで、私なりにりほさんの記事をまとめさせて頂くと、以下のような感じです。
【りほさんの記事のまとめ】
・『習慣行動』は、人生の行動の40~50%を占めるから、習慣を変える事で人生を変える事ができる!
・研究によると、イフゼンルールの成功確率はなんと91%!!
・「イフゼンルール」を決め、生活するだけで「習慣化を達成できるようになる」
・イフゼンルールのおかげで、 ー 1.「長期的な継続力」を高めてくれる ー 2.「時間を効率的に使える」 ー 3.「学びを行動に移せる」 ー 4.「失敗を成功に変えていける」 ー 5.『人生でやりたいことを冷静に、正しく取捨選択できる』
イフゼンルールすごすぎますね!!
今回用意したワークシートは合計30分程度かかるものですが、
『確実に習慣化に成功するためのイフゼンルールを作れる』ように具体的に何をしていけばよいのかを、丁寧にまとめましたので、
読み進めながら、実際にイフゼンルールを作り上げて、一緒に習慣化を成功させましょう!
(このワークシートを作成するにあたり、参考にした資料は最後にまとめてあります)
それでは、やっていきましょう!!
Step0 準備
【本記事の目的】
・「イフゼンルール」の作り方を出来るだけ実践的に紹介し、みなさんに取り組んでもらう
・「イフゼンルール」を作り、実践し、修正する流れ自体を習慣にしてもらう(「習慣化が習慣化された」無敵人間になろう!!)
【必要な物】
・ 紙とペン(出先でワークをやりたいという方は
(スマホのメモ帳やLINE keepなどに打ち込んでもらってもよいです)
・25分程度のまとまった時間
【注意】
各Stepの最後に「チェックポイント」を設けています。
必ず要件を満たしているかを確認して、次の手順に進んでください!
◆(←チェックポイントの印)
また、チェックポイントの後には(参考例)を挙げておくので、
困ったら参考にしてみてください。
【初めて「イフゼンルール」を作る方へ】
これを読んでくださる方の中には
「今回初めてイフゼンルールを作る!」
という人も多いと思います。
その方たちの最初の目標は、
「イフゼンルールを守るという生活自体を習慣にする」ことが最も大事です。
よって、はじめて作ったイフゼンルールを習慣化できずに、
「イフゼンプランニングをやめてしまう」のを防ぐため、
はじめは、出来るだけ簡単なイフゼンルールを作りましょう。
このワークをやり終える頃には
イフゼンルールの本質が体験出来ているので、
大がかりな目標は2つ目、3つ目にイフゼンルールを作るときに残しておいてください。
(2つ目、3つ目のイフゼンルールを作るタイミングは後述します)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45036500/picture_pc_165f38777f7fac7d5bf226713706968f.jpeg?width=800)
ここからは、イフゼンルールの「具体的な作り方を6stepで解説」していきます!
イフゼンルールを作る際の、大きな流れとしては、
①目標(習慣化したい事)を明確にする(Step1~3)
②トリガー(既にある習慣)を探し、目標と組み合わせて、「イフゼンルールを作る」(Step4)
③作ったイフゼンルールを守る、管理する(Step5~6)
となります。
どのステップもイフゼンルールを作るには欠かせないものなので、
一緒に丁寧にやっていきましょう!!
Step1 目標(習慣化したい事)を設定する(おおざっぱでよい)
まずは、習慣化したい事を考えましょう!
目標選びのコツは「自分の成長に関わる」ものがおすすめです。
① 2分間で「習慣化したい事」や「できるようになりたいこと」などを複数紙に書き出してみましょう。
② 複数書き出せていたら、その中から一つだけ選びます。
⚠「初めてイフゼンプラン」を作る方は
「出来るだけ楽に達成できそうなもの」を選びましょう。
その理由は、上記の【初めて「イフゼンルール」を作る方へ】をご確認ください。
①、②を書き終えたら、チェックポイントで確認したのち、
次のステップに進みましょう!
◆「言葉」として、目標が書けた ◆「目標」を一つに絞り込んだ
(参考例)
①「英語ができるようになりたい」「読書習慣を身に付けたい」の二つを書き出せた。
②簡単だと思った、「読書習慣を付けたい」にしよう!!
Step 2.習慣目標を決める(超具体的に)
次は、Step1で決めた目標を具体化して習慣目標を決めていきます。
① Step1で決めた目標を、 「いつまでに達成するか?」 または、 「どのくらいの期間、その習慣を継続させたいか?」を決める。
「とにかく習慣をつけたい!」という場合や、
「初めてイフゼンルール」を作る方は、目安として「最低30日」を設定しましょう。
なお、習慣化が簡単なものは4週間程度で習慣化できるのに対して、
習慣化が難しい習慣(ハードな運動を習慣化したいなど)は、
習慣化に8週間以上かかるという研究もあります。
②Step1で決めた目標を、 「どのようにしてその目標を達成するのか?」 を考え、具体的な習慣目標を作る
習慣目標とは、目標をさらに具体的にする事で「やるべき事(行動)」に落としこんだものです。
ここで、「自分が考えた習慣目標は、具体的なものになっているのかなぁ?」
と心配になられた方には判断基準を紹介します。
「具体的な習慣目標」の判断基準は、「1000人に話しても1通りに理解される」ものが良いです。例えば、以下のような感じです。
良い習慣目標の例:「○○英単語帳の勉強を前回の続きから10単語分進める。 悪い習慣目標の例:「英単語を少し進める」 ←(「教材は何であるのか、量で達成を決めるのか、時間で決めるのか分からない」のでいろんな風に理解できてしまうからダメな習慣目標)
この時、「初めてイフゼンルールを作る人」は、習慣化の成功確率を上げるため、
「習慣目標は、自分が守れそうな負荷」にしておくと習慣化の成功につながるでしょう。
①、②を書き終えたら、チェックポイントで確認したのち、次のステップに進みましょう。
◆「いつまでに目標を達成するか?」や「どのくらい続けるか?」が具体的に書き終わった。 ◆習慣目標を「やるべきこと」として「とても具体的」に言葉として書き表せた。 ◆「初めてイフゼンルール」を作る場合は「とても簡単な習慣目標」が設定されている
(参考例)
①:習慣目標は、【30日間の間に「読書習慣をつける」】にしよう!
②:「本を読む癖」がつけば良いから、まずは「10分でも良いから読めばいいや!」
→習慣目標は、【30日間の間に「10分の読書習慣をつける」】
Step 3.習慣目標の分析(メリットと障害物についての確認)
習慣化するにあたって、
「この習慣が身についたら自分にどんな良い事が起きるか?」とニヤニヤ考えるのは、
「習慣化を必ず成功させるんだ!!」という強いモチベーションの助けになります。
まずは、成長した自分を想像してみましょう!
①「step2で作った具体的な習慣目標や、step1で決めた目標を達成出来たら、どんな良いことがあるか?」 を思いつくだけ書き出してみる。(長くても3分)
また、「この習慣目標が途中で上手くいかなくなるとしたら、それはどんな理由だろう?」
と考えるのも、step4で「イフゼンルールを組み立てる」のに役立つ可能性があります。
「考えられる障害物」は様々です。書き起こせるだけ書いてみましょう。
また、②の段階で、「環境による失敗の可能性」(詳しくは、下にある(私の実例)を参考にして下さい。)も発見しておくと、次のステップで気を付ける点が明確になり、「成功しやすいイフゼンルールが作りやすくなる」ので、おすすめです!
②「Step 2で作った具体的な習慣目標が途中で失敗するとしたら、それはどんな理由が考えられるか?」 (習慣化を妨げそうな障害物)を思いつくだけ書き出してみる。(長くても2分)
次に、「できるだけ習慣化を確実にする」ために「ベイビーステップ」を利用しましょう。
ベイビーステップとは、赤ちゃんが少しずつゆっくりと歩けるように、 「目標やハードルを出来るだけ、小さく低くする」ことです。
具体的なベイビーステップのやり方で、簡単にできるのは、次の考え方です。
「○○だけ」という限定的にする(1日5分だけ、1日1つだけなど)
習慣目標のハードルを出来るだけ下げていくことで、成功率を上げていきましょう!
③ ②で発見した「習慣化への障害物」を踏まえながら、もし「自分が立てた習慣目標のハードルが高すぎるかも」と感じたら、ベイビーステップで、習慣化目標のハードルをもう少し下げたものに設定し直す。
①、②、③を書き終えたら、チェックポイントで確認したのち、次のStepに進みましょう。
◆「Step2で作った具体的な習慣目標、Step1で決めた目標を達成出来たら、どんな良いことがあるか?」を思いつくだけ書き出し終わった。
◆「Step2で作った具体的な習慣目標が途中で失敗するとしたら、それはどんな理由が考えられるか?」を思いつくだけ書き出し終わった。
◆(習慣目標のハードルが高いと感じた人は)ベイビーステップで、習慣目標のハードルを低く設定し直せた。
(参考例)
①
・読書の習慣がつけば視野が広がって、「新しい企画を思いつけるかもしれない」
・ 毎日本を読んでいれば今は乗り気ではない読書も楽しくなって、物知りになっちゃうかも?
②「忙しい日は、10分も本読むの大変だなぁ」となる可能性がある。
(環境による失敗の可能性)
・「本を読もうとしたとき、近くになくて、取りに行くのがだるいから本読むのやーめた!」はあり得る
➡「イフゼンルールを作る時はこのような状況を避けるようにしよう」
・ 本を1ページ読む時間は流石に取れるだろうが、スマホから手が離せないで「いつまでたっても本を読む気にならない可能性もあるかも!!
➡「スマホが大敵なのかも」
Step4 イフゼンルールを作る
ついに、イフゼンルールを作るステップです。
イフゼンプランは 「A(トリガー)をきっかけにして,その時はB(身に付けたい習慣)する」 つまり、「Aの状況になったらBする」
という方法でした。
ここまでで、イフゼンルールのBの部分にあたる習慣目標はすでに決まっているので、Aの部分にあたる「アクショントリガー(=きっかけ)」を考えていきます。
アクショントリガーには大きく分けて2つの種類があります。
・時間トリガー(曜日や時刻。「日曜日」や「13時」など)
・ 行動トリガー(「顔を洗う」、「歯磨きをする」、「スマホを触る」、「電車に乗る」、「帰宅する」など)
イフゼンプランに必要なA(トリガー)は、2種類の行動トリガーのうち、「あなたが既に身についている習慣である行動トリガー」もしくは、「日々の中で必ず訪れる時間トリガー」から選びましょう!
なぜなら、トリガー(きっかけ)が頻繫に発動するということは「生活の中で習慣化目標を達成するチャンスを確実に、たくさん作ることができる」からです。
さらに、トリガーの強力さは「時間トリガーより行動トリガーの方が強い」ことに注意してください。
行動トリガーの方が強い理由は以下の通りです。
・「時間トリガーが発動したとき、他ののことをしていて、手が離せない可能性がある。
・「時間トリガー」は「予定時刻になったときに自分がそれを確実に知る」方法が必要になる ・「行動トリガー」は「○○をした後」という形になるため、流れで習慣目標に取り組むことになり、分かりやすく、無理がない。
つまり、「迷ったら、行動トリガーを選ぶ」ということです。
行動トリガーに関しては、全ての人に当てはまりそうな行動トリガーを私の方からまとめておきますので、
「自分もその習慣ある!」って方は参考にしてください。
(ありそうな習慣一覧) 「朝起きる」「朝ご飯(昼ご飯、夜ご飯)を食べる(食べようとする)」「顔を洗う」「歯磨きをする」「服を着替える」「スマホを触る」「パソコンを立ち上げる」「眠くなる」「駅まで歩く」「外にでないで夜になる」「お風呂に入る」「シャワーを浴びる」「仕事に疲れる」「帰宅する」「水分を取る」「着る服を決める」「トイレに入る」「席から立ち上がる」「就寝する」「ペットの散歩をする」などなど
ここで、もしstep 3で作った習慣目標に「既にトリガーがついている」場合も、改めて以下の①、②に取り組んでみましょう!
もしかしたら、ステキなアイデアが生まれるかもしれません!
① 行動トリガーになりそうな、自分の普段の習慣を出来るだけ書き出してみる (ありそうな習慣一覧)から当てはまるもの+2個を目標にしましょう!)
② 時間トリガーになりそうな時間、曜日などがないか、自分の普段の1週間のスケジュールを大まかに確認して、「この曜日やこの時刻ならば習慣化のトリガーに出来る!!」という時間トリガー候補を出来るだけ書き出す。
次にイフゼンルールの候補を作ってみましょう。
書き出せたトリガーと習慣目標を組み合わせてみて、
「Aの状況になったらBする」の形を意識して、書き出してみましょう。
③ 習慣目標(B)と普段の習慣A(トリガー)を組み合わせてみて、複数のイフゼンルール候補を書き出してみる。(目標2つ以上)
次は、候補の中からイフゼンルールを選びます。
この時に1つ選び取るコツは、「行動トリガーを優先させること」と「無理なく続けられている姿をイメージできるか?」の視点から、より優れたものを選びましょう。
④ ③のイフゼンプラン候補の中から、実現できそうなものを一つだけ選び、「イフゼンルール」とする。この時に選び取る理由は、「無理なく続けられそうか?」の視点から、より優れたものを選ぶ。
それでは、チェックポイントです。
◆ 「 行動トリガーになる自分の普段の習慣」を書き出せた
◆「時間トリガー」を書き出せた
◆複数のイフゼンルール候補を書き出した
◆「イフゼンルール」が決まった
(参考例)
①:「散歩」「筋トレ」「瞑想」「二階に上がる」「布団をたたむ」「水を飲む」「パソコンを開く」「自分の部屋に入る」「朝ご飯を食べる」「昼ご飯を食べる」「夜ご飯を食べる」「布団を敷く」「布団に入る」
②:朝8時、夜8時、毎日
③:
「夜布団を敷いたら、1ページ以上の読書をする」
「散歩した後に1ページ以上の読書をする」
「筋トレの後に1ページ以上の読書をする」
「毎朝8時になったら1ページ以上の読書をする」
「自分の部屋に入ったら1ページ以上の読書をする」
④:
【毎日夜、布団を敷いたら、1ページ以上の読書をする】を選んだ。
出来たイフゼンルール:
【30日間の間「毎日夜、布団を敷いたら、1ページ以上の読書をする」】
上級編のイフゼンルール「代替イフゼンルール」
実は、イフゼンルールは新しい習慣を身に着けるだけでなく、やめたい習慣をコントロールすることも出来るのです!
例えば、禁煙治療において、「タバコを吸いたくなったら、ガムを噛む」も実は、イフゼンルールです!!
トリガー(A)が「変えたい習慣(タバコが吸う)」で、習慣目標(B)が「ガムを嚙む」となっています。
ポイントは、
「変えたい習慣を他の習慣で置き換える」
ということです。
難易度は高めですが、今回のワークでイフゼンルールに慣れてきたら、ぜひ試してみてください!!
作り方は、
「トリガー(A)に「やめたい習慣」を入れて、(B)に「気を紛らわせそうな代替アクション」を設定する」
という感じです。
Step5.イフゼンルールを忘れない環境作り
後は、作ったイフゼンルール通りに、日々を送るだけです!
と言いたいところですが、
「イフゼンルール自体を忘れずに生活する」事が、意外と大変です。
そこで、皆さんに、
「毎日イフゼンルールを確認する」仕組み作りをしてもらいます。
例えば、次のような感じです。
・「毎日使う手帳の目立つ場所にイフゼンルールを書いておく」 ・「白い大きめの紙にマジックで書き、部屋に貼る」
・「スマホのアプリ」に書き留めておき、「ホーム画面の一番目立つところにアイコンを置いて、毎朝、もしくは寝る前(またはその両方)に確認する」
上記はあくまでも一例で、今この場で、
必ず毎日イフゼンルールが目に留まる環境が各自で作れたら、このStepはクリアです!!
ここからは、個人的におすすめのスマホアプリを紹介しておきます。
「ループ習慣トラッカー」や「Dot Habit」は「複数のイフゼンルールを管理できる」うえ、
「リマインダー機能(設定時間に行動を促してくれる通知)」や
可視化機能(何日習慣化が続いているか?)が一目で分かるので、ぜひ使ってみてください!
(iPhone版)
(android版)
もし、毎日の確認を忘れるのが怖い場合は
「毎朝イフゼンルールを確認する」
というイフゼンルールを追加し、
リマインダー機能を使い、管理しましょう。
また、「IF THEN RULE」はリマインド機能などはない、シンプルなアプリですが、とても使いやすく、「複数のイフゼンプランを同時に管理する」ことができます! ご活用ください!
(iPhone版)
(android版)
それではチェックポイントです。
◆アプリや手帳などを使って、「必ず毎日イフゼンルールを確認する環境が整った」
ここで一息
皆さん、お疲れ様です!
ここからは、「イフゼンルール」を実践する中で大切なことを述べていきます。
それと、今回使ったワークシートは捨てずに保管しておきましょう。(次のステップで必要になる場合があります!)
ゴールは目前です!最後まで走り抜けていきましょう!
Step6イフゼンルールを増やす、修正する
ここからは、「イフゼンルールを使い始めたときに起こる問題」
を解決していきます。
①:守れなくても気にしすぎない
イフゼンルールに取り組む中で、とても大事なのが、
「サボってしまっても気にしない」
ということです。
なぜなら、「習慣化が1日途切れること」よりも
「上手くいかない自分を責めるネガティブ感情」が習慣化を妨げてしまうからです。
自分に厳しすぎない姿勢が、「習慣化を助ける」のです。
◆「イフゼンルールを守れない日があっても気にしない」
②:イフゼンルールの増やし方
ここでようやく「イフゼンルール」の増やし方を解説します。
結論から言うと、新しいイフゼンルールを増やすタイミングは、
「自分で決めたイフゼンルールの達成期間が完了したら」
がベストです。なぜなら、
「習慣化は1つの目標に集中すると成功確率」が高まるので、
「新しいイフゼンルール」を追加するタイミングは、いま取り組んでいるイフゼンルールが身についてからが望ましいということです。
はやる気持ちは分かりますが、着実に1つずつ習慣化を達成していくことこそが最も近道なのですね。
ただ、どうしても達成期間前に、新しいイフゼンルールを追加したくなる事があると思います。
その場合には、
「今あるイフゼンルールを全て守るのが大変ではない」
と思えたら、それは新しいイフゼンルールを追加しても良いタイミングでしょう。
◆イフゼンルールの追加タイミングについて理解した
③ おすすめ! 2つのイフゼンルールの作り方
1 : 学びからイフゼンルールを生み出す
「読書や生活の中で感じた学び」をイフゼンルールに変身させることができれば、「あなたの人生は大きく動き出す」はずです。
例えば、おすすめのイフゼンルールは、
「新たな学びがあったら、それを習慣化するためのイフゼンルールを作る」
という感じです!
2:失敗からイフゼンルールを生み出す
私たちは日々、色々なことに対して失敗を繰り返しますが、
まさにその時こそ、「イフゼンルールを作るチャンス」です!
次からは、「その失敗をどうすれば防げるのか?」
を考え、イフゼンルールを生み出し、圧倒的に成長していきましょう!
例えば、おすすめのイフゼンルールは、
「失敗したら、それを克服するためのイフゼンルールを作る」
ということです!
【ここで注意】
①、②を実践すると、イフゼンルールを作るペースが、身に着けるペースを上回り、「イフゼンルールの消化不良」を起こすことが考えられます。
そんな時は、「イフゼンルールのアイデアまとめ帳」のような場所を作り、
忘れずにメモしておきましょう。(新しくイフゼンルールを追加する時期に関しては上で述べた通りです。)
◆「おすすめのイフゼンルールの2つの作り方」と「イフゼンルールのアイデアの管理法」を理解した。
④ イフゼンルールを修正する
もし、始めてから1週間ほどたっても、
「作ったイフゼンルールが上手く続かない」
と感じたら、修正する必要があるかもしれません。
例えばこんな感じです。
・「習慣目標がハード過ぎた」→「ベイビーステップで更にハードルを下げる」
・「今使っているものとは、別のトリガーに変える」(あなたのワークシートには複数の(トリガー候補)が記されているはずです。もう一度ワークシートを参考に作戦を練り直しましょう。
◆「もしイフゼンルールが上手くいかないなら修正をした」
更に効率よく習慣化するために
習慣化するのに効果がある方法で「公言する」や、「みんなでやる」というものがあります。
これは「自分が周りに習慣化を誓うことで、自分のモチベーションアップ」の効果があります。
「自分の意志力に自信が持てない!」という方はぜひ試してみてください!
具体的には、
・「みんチャレ」を使い「5人グループを作り、習慣化に挑戦する」
・「SIZLY」を使って、「習慣化を大人数で報告しあう」(自分で少額のお金を預けて、習慣化を達成したら、元金が増えて帰ってくるというユニークなモードもあります) ・Twitterで「習慣が達成できていることを日々ツイートする」
などが考えられます。
スマホアプリのリンクを載せておきます。
(Appleユーザーの方)
(Andoroidユーザーの方)
これにて、ワークはおしまいです。お疲れ様でした!!
イフゼンルールと生活する中で疑問がありましたら、またこの記事を読まれることをお勧めします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
あなたの習慣化が上手くいくことを信じて。
お知らせ
※期間限定※
先着10名で60分の無料セッションを募集してます。
この記事を読んでいただいた方で、
”直接サポートも受けてみたい!”と言う方はLINEからご応募ください!
今回、出来るだけ具体的にイフゼンルールの作り方を記したつもりですが、不明瞭な所もあるかと思います。
そこで公式LINEアカウントを作りましたので、
・ 「ワークシート通り進めてみたがうまくイフゼンプランが作れない(相談大歓迎!)」
・「もっといいイフゼンルールの作り方がある!!(提案大歓迎!)」
・「私と一緒にイフゼンルールを広めるのに興味がある(同志大歓迎!)」
などありましたら、お気軽にご連絡ください!!
【LINEアカウント】
【Twitter】
https://twitter.com/ifthen0to1
また、「作ったイフゼンルール」や「本記事の感想」は
【#イフゼンルール】で共有していきましょう!
Twitterの投稿も いいねとRTしてくれるとありがたいです!! みんなでイフゼンルールを広めていきましょう!https://twitter.com/if_then_01/status/1358701719442444288
終わりに
本コンテンツに寄せられたコメント、提案、改善点を踏まえて
「イフゼンルールの作り方ワークシート」は日々アップデートし続けていきますので、ご注目下さい。
また、「イフゼンルールいいじゃん!」と思って頂けた方は、
あなたの友人、家族、兄弟など大切な人に広めていきましょう!!
(あなたの周りの人たちの成長はあなたの成長にもつながります!)
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたの習慣化が成功して、あなたの人生が充実し、豊かな生を送られることを願って。
参考資料
①【if-then Planning(イフゼンプランニング)を提唱した ハイディ グラント ハルバーソン博士の「習慣化」についての本】
②【イラストや例がいっぱいで超絶分かりやすい、りほさんのnote記事】
③【習慣化について丁寧に書かれているステキな英語のサイト】
④ Harvard Business Review
(「Get Your Team to Do What It Says It’s Going to Do」の全文↓↓)
現在「楽しみながら続けられるif-thenプランニング」に特化したサービスを作成中です。 「みんなが人生を良い方向に変えるお手伝い」をするために、一緒にこのサービスを作ってくれる人や支援してくれる人を募集中!! 私たちで、共に世界を変えていこう!!