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家庭内シェアハウス(のすすめ)

共に暮らすが、生活はそれぞれ。
気配は感じるが、依存はしない。
家族でありながらシェアハウスの住人のよう、家庭内シェアハウス。
コロナ、インフルエンザにダブル感染になったことで、感染を避けるために接触を制限する。隔離生活と言わず、家庭内シェアハウス状態と言おう。

「家庭内シェアハウス」のあとの(のすすめ)の文言にアンテナが立った方は、きっと家庭内で家事負担が多い方なのだろう。
家庭内シェアハウス、と言っても大したものではない。
いわゆる「自分のことは自分で」ってことである。

今回、感染症によって強制的にシェアハウス状態になった。
とても快適!
「自分のことは自分で」は常々思っていたこと。
そして、家庭内シェアハウス実現にはいくつかの条件が必要だと思った。
今回はそれに関して整理してみよう。

① 同意がある
今回は感染予防で同意OK。
→これからは未知数。けれど、合意形成に努力しよう。

② 能力がある
一人で暮らしていける能力。
体力・健康力・家事能力・外との対応能力・自分を大切にする力。
→大丈夫、大人なのでそれぞれなるようになる。

③ プライベートな時間と空間を確保できる
今回の感染隔離に関しては
・時間  
夫は朝7時~夜7時まで仕事、私は夜7時~朝7時まで自室から出ない
(休日も町内行事があり同じ状態。まさに亭主元気で留守がいい状態)
・空間
共通空間である風呂は1人づつ入替、食事は時間をずらす。
私の生活を朝7時~夜7時までに完結させることで対応。

今後、お互い年をとり、仕事のために外に出ていくことは減るだろう。
時間と空間を共有することは増えるだろう。

見ていなくてもTVの音が流れていることを好む夫と、
音があると文字を読んだり書いたりに集中できないので無音を好む私。
一緒にいてイライラを募らせるより、そーと自室に籠ろう。
幸いなことに、子どもが巣立って部屋が余っている。
それぞれ陣取合戦のようにとりこんで、プライベートルームに改造中。
→今後もきっとある程度、何とかなる。

子どもが一人暮らしを始めるためにいくつかシェアハウスを回った経験から教えてくれた。
大事なのはプライベート空間が充実していること。
設備よりも壁の厚みとかが重要で、外のあれこれが内に響くと落ち着けれない。
内の安寧はとても大事。

仲が悪くての家庭内別居とはまた違う。
家族が子ども中心の子育て期から、成熟していきそれぞれを尊重する暮らしに変わるだけ。

「家庭内シェアハウス」・・いいかもしれない。

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