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なぜリハ職種が研究を行う必要があるのか、まとめてみた その1

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今回は研究についてまとめてます、いえやすです😊

リハ職種がなぜ研究を行う必要があるのか?について、書籍からまとめました。

研究は①「つくる」人 →②それを「つかう」人 →それを③「つたえる」人の3段階あります。

学校教員や職場の上司から聞いたことあるよ、と思う方が多いと思います。

「Q .なぜ研究が行う必要性があるか?」について、恥ずかしながら僕は、その真髄を主体的に考え、多くの書籍から再考することが今まであまりなかったです。

その根幹を知りたくなり、研究関連書籍7冊(次回投稿分含む)と私論(→)を含めて説明します。


A 1.
まず医療従事者は、対象者から情報を聞き出し、さらに自分の知識や経験を考慮して、治療の最適な解を導き出す(意思決定を行う)職業である。何が最適かわからず情報の海に溺れるのは、医療従事者ではなく対象者であるため、専門職である医療従事者が情報の海に溺れないように情報収集する必要がある(監修:赤坂清和 先生)。

→「先輩が行っていたから」「職場が実践していたから」といった経験則は土台になることは間違いないのですが、それも偏りの1つであり、他職場に変わると通用しないこともあります。そこに論文的(相場)としてもそうなのかと、俯瞰する必要があります。


A 2.
研究を行う意義は、
1)評価・治療を中心とする介入の選択肢と可能性を拡大するため
2)現在の不明な点を整理し、本質的な疑問を解決するため
3)リハ職種自身の思考過程・意思決定のプロセスを明快にするため

の3点である。

新しい知見を求める方法は、a)情報収集する場合(文献抄読等で複数の論文をまとめる)と、b)自らその知見を探し求める(研究計画を立案しデータを作成する)の2点がある。

3)の「リハ職種自身の思考過程・意思決定のプロセスを明快にする」ことは、b)の「自らその知見を探し求める」の方法でしか養うことができない(監修:奈良勲 先生)。

→確かに、b)の「自らその知見を探し求める」過程を経験すると、自身の普段の臨床がいかに偏り(バイアス)の塊だったのかがよくわかるため、経験すべき道だと思います。複数回、学会発表や論文執筆している人は、いかに思考が整理されて、可能な限りバイアスを除いたうえで討論しているのかが経験的にもわかります。


なるほどと思うことばかりですが、次回も続編を投稿したいと思います!



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