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きみになりたい



うらやましい

癖のない髪の毛や
まっすぐ伸びた骨
透ける肌はどうして

どうにかして

声が届く距離にいてほしい
素肌がみえるように
手が触れるように

君の鎖骨に沈みたい

君のほくろに泊まりたい

君の爪と皮膚の間で眠りたい

君の匂いが届く場所にいたい


僕の存在証明と
いつかの愛情を
重ねられたらいいな

足の甲に落ちた言葉は
明日の君に届くかもしれない

忘れないように忘れないように
此処に記しておきます。












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