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勉強は何のためにするのか

子供と真剣に話した事なので備忘録。「何で勉強しないといけないのか」。子供がスマホを持つようになり何となくスマホをいじって過ごしてしまう事を見て、「勉強しろ」よりも大切な議論が出来たと思う。上手く投げかけが出来たのと子供が聞く姿勢を持ってくれたことに感謝。

学ぶ意味とは

学ぶ必要は何のためにあるのか。それは自分の信念を持って生きるためだと。生きていく中で様々な情報に晒され、様々な人と出会う。本当に身を助ける情報、人をどのように判断するのか。
自らが学んだ結果から構築した信念だけが人生に悔いのない判断を生み出す。考える事を放棄して情報や人に依存する事で人生のイニシアチブを放棄することになるのだと、子供と話しました。

人生の時間の使い方

人生で使える時間は人に対して皆平等で、等しく消費する。だからこそ余計に何に使うのかは重要。アスリートとして一流になるためには寝るのに10時間、トレーニングに4時間、食べる風呂歯磨きなどに3時間半、「あと6時間半何に使う?」アスリートとして頑張るのも結果を出すのも自分の選んだ道であり仕事なので当たり前。それ以外の限りある時間でどうやって学ぶのか。設計できるのは自分だけだと。

学校の勉強は練習台

学校の勉強は学ぶ練習なんだと。学んだ事を使いこなすためには①型通りに覚える、②使いこなせるポイントを探し型を超えていく、③型を超えた中で使う中で自分の型を作る。算数は論理的思考力を、国語は背景を読み解く力を、社会理科はその背景そのものの因果関係を歴史から考える力を、練習するんだと。「何のためになるのか」は使い所がイメージできないから出る言葉で、使い所をイメージさせるのが大人の仕事。

つまらない人間になるな

私にとっては、おそらく学ぶ人にとっては学ばない人間はつまらない。学びを与えてくれる人同士がつるみ、学ばない人間がつるむ。両者は大人になればなるほど交わらない。人の人生の幸せは人それぞれだからどうこう言わないけど、子供には選択肢を示して選んでもらいたい。
メッセージを伝えてどうなるかは分からない。後で振り返ってこの時のメッセージがどうなるかはわからない。話を聞いてアドラーを読み始めた子供を見て、見守っていこうと益々思えた。

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