見出し画像

イマドキの現代音楽家、武満徹的なモノ避けすぎ問題

どうも作曲家です!(*'▽')
日本音楽と西洋音楽の融合!という話になると10中8,9挙げられる武満徹楽曲『November steps/Tohru Takemitsu』

Twitter等でフォローしている現代音楽家様達の発言を見ると『安易に三味線や尺八とか入れて現代の日本音楽にしました的なものにはしたくない』とおっしゃる方の多いこと!
まぁウチもHIPHOPのビートに和モノを取り入れたりしているわけですよ!

だからNovember stepsが強すぎて同じようなアプローチしても
所詮2番煎じ、もとい1000番煎じくらいになってしまうのはわかるのですよ!

先日、御意見無用(IIJANAIKA)/ ザ・モップス The Mopsというの見つけた。

(彼らは武満 のNovember steps日本初演のイベントでとなんと対バンしているのである。うらやまし!)
考えてみると融合の対象がオーケストラ音楽からROCKからHIPHOPになっただけでやってることって変わらんのだなぁ( ゚Д゚)


いまの現代音楽家の方々が現代邦楽になじみのないところで生きているので
付け焼刃で日本の伝統音楽をとりいれるのは違うと考えるのはわかる。
でもウチラが取り入れなかったら結局もっと他所の方からカリフォルニアロール的なものを作られてしまう可能性があるのですよ!
自分たちのルーツではないと邦楽を切り捨ててしまうのは簡単ですがボカロ曲だろうFutureBassだろうが、ガラパゴス的な歌謡曲チックなメロディーとか絶対日本音楽潮流の呪縛から逃れることはできないですよね?( ゚Д゚)


逆に現代邦楽家の方々をみるとこちらも「西洋との融合とかもうやりつくされたよね?」って感じなんですよねw(*'▽')💦

そこで千本桜や愚蓮華を和楽器で弾いて終わりなんですよ!(異論は認めるw)
カバー曲じゃなくて現代のspotifyあたりのサブスクやtikitokランキングを
目指したようなオリジナルをやっていきませんかね?(;´・ω・)
吉田兄弟とか上妻宏光とか出てきたときは変わりそうな気がしましたよね?もう20年も前なのかよ!で、なんか変わった?( ゚Д゚)いまどきのオサレ蕎麦屋のBGMをshazamしてみるといまだに上妻さんだったりするわけですよw


自分のこと考えるとたぶん家の中で爺さんがNHKで浪曲聴いてたり都都逸うなってた最後の世代なわけですよ。
東京五輪もつぶれてしまったこと(?)ですしちょっと腰を落ち着けて過去、現在、未来と自分たちのルーツを見直してもいいんじゃないすかね?中途半端なクールジャパンが披露されなくてよかったのかも。。。


自分もゆくゆくは自分の制作したビートの上でガチな和の奏者とクラシックの奏者さんに依頼して日本と西洋の融合をめざした作品を作っていけたらと考えています(*'▽')<まあ、ゆるゆる頑張りましょうや


そんな感じで

この記事が参加している募集

私の勝負曲

思い出の曲

サポートよりも作曲依頼してね(*´∀`*)