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日本は取り戻せるか

5Gで出遅れ、韓国、中国、欧米に大きく差をつけられた日本。次世代規格で主導権を握ることはできるのでしょうか。

6Gの官民研究施設 情通機構、200億円で整備:日本経済新聞

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6Gとは

6GやBeyond 5Gなどと呼ばれている次世代の通信規格です。この"G"はgenerationの意味ですのでそのまま第六世代の通信規格という意味です。

まれに、Wi-Fiで2.4Gと5Gと記載されているところについて5Gが使えると勘違いされる方がいますが、このときの"G"はgigaから来ています。5GHzの略式です。

政府も力を入れ6Gで標準を狙う

総務省が提示した案では、2025年頃から要素技術を確立し、2030年代には実用化まで持っていくことを目標としています。これについて、情報通信研究機構(NICT)は、200億円を投じて研究施設を整備します。この設備を活用し、官民で6Gの要素技術確立を目指すということです。

日本技術が標準を獲得できた場合、世界各国で、日本技術をベースに開発を行うことになりますから、その影響力は格段に大きなものとなります。

5GどころかIT化、デジタル化といったところで各国に差をつけられている日本がどこまで戦えるのか、期待が高まります。ちなみに6Gを狙っているのは、5Gで遅れたことを踏まえて、まだ最初期にある6Gに力を入れて、今回は負けたが次で勝ちにいこうという選択をしたのです。

こうした取り組みのように現在の政府は、デジタル化にも力を入れています。民間に任せきりだったことに対して予算を割いたり、指針を発表していることからも、重要視していることがよくわかります。金額がアメリカや中国に比べて安すぎるという話もきかれますが、政府は資金援助が全てではないと思います。規制が多い現状を変えることや、各国首脳陣との協調など環境の整備こそが役割なのではないかと思います。
その意味で、予算を割くほど注力していると捉えたのなら、これは大きな出来事なのではないでしょうか。

また、明日にはデジタル庁も始動します。
どのような成果を残せるのか、観察していきたいところです。

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