ブラック校則(映画/2019)
佐藤勝利くんと髙橋海人くん主演の映画。20代後半の私が観ても、とても面白かった。
普段のお人柄が滲み出てるよ…っ!と言いたくなるくらい、二人とも「良い子たち」という役柄でした。
<以下感想>
・海人くん(中弥役)が好きすぎた。いつも笑顔で、シングルマザーの家計を支えるためにバイトをしていて(フルーツサンド屋さん、というのがまた爽やかで良い)、いじめられている子も真っ直ぐに偏見なく「その人のありのまま」を受け入れて。誰にでも対等に接し、良いと思ったことは素直に褒めて、「お前すげぇな!」と言える役。友達のことを心の底から応援し、もっと自由を求めようぜ!と映画のテーマを発信してくれる、キーパーソン。
生徒たちがお互いを壁紙上で牽制しあっても、唯一それぞれの良さを見出し褒め、無記名でも生徒に勇気あるエネルギーの出る優しい言葉をかけてあげられる子。先生に恋している姿も可愛かった〜。
・他の生徒役も、それぞれ周りに笑われ馬鹿にされても、声をあげずに黙々と頑張っている描写があり(バスケ部でひたすらスリーポイントを練習する子、3km10分以内に完走することを目標に歩幅や歩数を計算する陸上部員の生徒会長など)、あぁ青春だなぁ〜〜〜と胸打たれるシーンが多かった。
・生徒たちの心の声を反映する壁紙が、とてつもなく文化的でおしゃれ!と思ってしまった。
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