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973日ぶりにLDHのライブに行ったら楽しすぎた。

7月21日~24日、さいたまスーパーアリーナにて開催されたBATTLE  OF TOKYO~TIME 4 Jr.EXILE~に参戦して参りました!!!


とにかくとにかく、最高でした。最高だった。久しぶりに心の底から楽しいと思える出来事でした。


どこから話そうかというところではありますが、、、、初めて私のLDHの話を聞いて下さる方のために、少し回顧させてもらいますね。


ダンスを習っていたこともあって小さい頃からLDH が好きでした。家族で出かけたショッピングモールでたまたまイベントを見た事をきっかけにE-girlsに憧れて育った私は、もともとはパフォーマー集団として誕生したFANTASTICSに興味を持ちました。それが中三の時。ファンタはちょうどデビューの年。それから無事高校生になってアルバイトを始めて、自分でお金を稼いで好きなように使えるようになって、イベントや舞台やライブにたくさん行きました。ツイッターでお友達もできたし、メンバーと交わした一回の会話のキャッチボールを何回も反芻したり、同じ映画を何回も見たり、授業中にこっそりメールを開いて当落に一喜一憂したり。もちろんBOTにも行きました。本当に楽しかった2019年、、、


でも、忘れもしない12月22日、E-girlsの解散発表。人生で一番落ち込んで、意味わかんなくて、もう推しごとで傷つきたくなくて、翌年末のE-girlsの解散と共に半ばヤケクソでLDHを降りました。



それから色々な界隈を転々として、今年大学生になって、ひとりでアイドルの現場に入っていた時、BOTがまた開催されるとの吉報が。あの興奮が、あのパフォーマーバトルが、超東京が、バビロニウムが、帰ってくる。流石に行きたい。ツイートしたら優しいお友達が一緒に応募してくれることになりました。それが5月26日で、当選の連絡が来たのが6月9日で、まだまだだなって思ってたけど大学やらバイトやらを毎日やり過ごすのに必死になっていたら、期末レポートに追われていたら、あっという間に7月21日が来ました。



LDHのライブに行くのは2019年の11月21日のFANTASTIC NINEぶりで、一緒に行くのは前述の2019年に出会ったツイッターの友達。この二人含め、私がどれだけ他界隈に行ってもずっと繋がっていてくれた皆さんには本当に感謝しか無いです。一生切れないんじゃないか、切れたくない、と思う人たち。


BATTLE  OF TOKYOと言いながら東京で開催されたことが無いのは皮肉な話ですが、場所はさいたまスーパーアリーナだったので近くのファミレスで腹ごしらえをして、一笑い(いや、二十笑いくらい)してから会場に。



大きなフェルトを下げたり銀色の袋に入ったランダムグッズを突き合わせたりして集まるファンに懐かしさを感じながら、でも圧倒的なホーム感に安心しながら、入場すると席はまさかのアリーナブロック最前。ステージも花道もすぐそこ。やばいやばい、しぬ、やば、もう楽しい。使い物にならなくなった脳みそからそのまま言葉を声にして興奮を抑えようとしたけどダメだった。


それはライブが始まっても変わらなくて、一曲目の24WORLDはぶち上がりすぎて正直あんまり覚えていない。一曲目にこれが来るとは思わなかった興奮と、頭が痛くなるくらいの爆音と、久しぶりに見るJr.EXILEのメンバー達のかっこよさと、友達と現場に入ることの楽しさと、あと、あと、なんだっけ。なんだかもうよく分からなくて、あれ、自分LDHのオタクやめたんじゃなかったっけ?って冷静な自分からのツッコミが一瞬頭をかすめたけどそんなのどっか行って、その後も本当にずっと最高に楽しかった。


2グループずつのバトル曲にこれこれ~!と大騒ぎし、パフォーマーバトルにこれこれ~!と大騒ぎし、HiGH&LOWコーナーで始まった寸劇(クオリティは高い)には大笑いし、AGEHAを全力で踊り、書ききれないけど”純度100%の楽しい”に全力で溺れて放心状態で閉演。はしゃぎすぎて「なんだこれ…疲れた…体感4時間くらいあるぞ…?」と思って時計を見たら本当に4時間弱経っていて笑っちゃいました。長い。


久しぶりにこんなに楽しい出来事で、もう理性なんて地球の裏側にふっ飛んでいて、翌日の深夜に最終日のチケットを買いました。幸せな悩みですが初日は外周の反対側がセンステに遮られて全く見えなかったので、ステージ全体が見渡せるスタンド席を選びました。お金も時間も全く余裕は無かったけど、理性なんて地球の裏側にふっ飛んでいた。(※二回目)




7月24日。なぜかまたさいたまスーパーアリーナにいる。おかしいおかしい。現地に着いてからお友達に会ったけど席は一人だったので、開演直前はかなり虚無感に襲われました。まだテスト中で、まだレポートも終わってなくて、お金も余裕があるわけじゃないのに、私なんでここにいるんだ…?と。思い起こせば2019年のBOTも高校のテスト中でした。人生すぎる。


ひとりのオタクがそうぐるぐる考えていたって、そんなの捨てろと言わんばかりにライブは始まります。一曲目は変わらず24WORLD。始まった!とフラッグを振り始めると、一番近い花道でなっちゃん(FANTASTICS堀夏喜さん)が踊っている。推し。二番になると私の目の前に来た。



好きだ。やっぱり好き。え、好き。最高。会いたかった。大好き!!



勝手に涙が出てきて止まらなかった。この2.3年の間なんとなくずっと満たされなかったのは、これを見ていなかったからじゃないのか。私がずっと会いたかったのはこの人なんじゃないか。私はずっと、なっちゃんに会いたくてたまらなかったんじゃないか。そうやって思考がぐるぐるぐるぐる止まらなくて、でも感情は理性からどんどん離れていって、ありえないくらい泣いた。24WORLDってあんまり泣く曲じゃないよ。理性側の自分はそう言ってたけど、止まらなかった。4時間弱あるライブで一番鮮明に覚えているのはその景色でした。


次に覚えているのはFANTASTICSがEXILEの曲をカバーしたEach Other’s Way。元々大好きな曲でした。イントロの照明が本当にきれいで。真っ暗な会場の中でセンステの柱をカラフルな星たちが駆け上がっていて、何日も経った今でも、きっとこれからも、思い出す度にときめく景色。Each Other’s Wayのイントロを可視化したらまさにこれという感じの照明から全体が明るくなると外周にメンバ―が散らばっていて、なっちゃんは反対側にいて遠かったけど目が離せなかった。歌詞も衣装も振り付けも本当に好きな曲です。




そんなこんなで公演が終わって、外で友達に会って、ここがヤバかったあそこが面白かったと好き勝手言い合い、乗る電車が違ったのでその場でお別れ。帰りの電車でひとりになって、魔法にかかっていた時間をひとつひとつ丁寧に思い返して気づいたことがありました。私、その日なっちゃんの声を一言も聞いていない。推しの声を聞けなくてもここまで満足できるのがLDHのエンターテインメント、そしてなっちゃんのパフォーマンス力の大きさなのだと実感しました。




正直今もまだ本当に出戻るか、出戻るとしてどこまでファンタファンとしての感情を取り戻すか、悩んでいるところではあります。中高生の頃は推したちに救われて勉強やバイトを頑張る力を絞り出しているという感じだったけれど、今はひとえに「推しに救われる」といっても現場があるから頑張れる・推しも頑張っているから頑張れるというよりは迫る課題の締め切りや日々の怠惰のツケなどを「推しを見ている時間だけ忘れている」だけなので。


救われているのはその時間だけで、やるべきことは普通に残しているというような推しごとスタイルになってしまっているのでこのまま3年前の熱量に戻ると生活ごと”終わる”だろうな、、、という思案。


私の愛読書である宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』に「普通は趣味で人生を肉付けするけど私にとって推しを推すことは背骨であって生活のすべてがそこに集約される。他のものを削いでいって背骨だけ残るようになっている」というような文章があるのですが、今の私はまさにこれで。推しごとの為に他のことをおろそかにしてしまうというのもあるし、生活を彩るために現場に入っているはずなのにその非現実が眩しすぎて日常生活が霞むんですよね。


でもなっちゃんの外部の舞台も発表された事なので、就活が始まる頃までに自律できるようになることを目標に、入りたい現場には軽率に入り、ほどほどに推していこうかなという気持ちでいます。(フラグかもしれません。(笑))




ということで、今回は元推しのライブに行ったら軽率に出戻ってしまった話でした!Jr.EXILE、本当に最高でした。他のグループで特にかっこいいと思ったメンバーもいたのですが、今日はなっちゃんがメインということで。そちらはそちらで単独ライブに行くことになりそうなので、また機会があれば書きたいなと思います。


全く思考していないブログになりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました!

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