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学生の声

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様々なバックグラウンドを持った学生たちの意思決定の記録です。
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#理系

迷子の大学2年生がidentityに気づくまで

島 碧斗 東京大学工学部化学生命工学科 3年 identityが迷子になっていた自分僕がidentity academy(IA)に入ったのは、大学2年の4月。大学入学以来、「面白いと思えること」をやり続けてきた自分は、自分が何をしたいのか全く分かっていませんでした。 大学では教養課程で法学、政治学、経済学、哲学、心理学といった文系領域の学問や、数学、統計、生物学といった理系学問の入門を学んでいましたし、学校外では医療・ヘルスケア課題の解決に挑む学生団体で活動を続けたり、次世

「今からでも全然遅くない!と思える学びの場」

関美弓 九州大学大学院 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 → 大手食品会社 IAとの出会い  私がIAに出会ったのは、自分の就職活動が落ち着き始めた頃でした。3期生の方に紹介されて、「とりあえず面白くて質の良い講義が受けられるからおすすめ」と言われて軽い気持ちで応募したのがきっかけです。就職活動では主に日系メーカーを受けていた地方理系院生だったため、金融理論とはまったくもって無縁でした。学生最後の1年のうちに何か自分に足りないものを少しでも補えればいいなと思っていた時

「IAが与えてくれたもの」

山本耀二郎 東京大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 → 米系戦略コンサルティングファーム 【戦略コンサル内定後、空白の1.5年間。何して過ごす?】 〜リスクテイクへのコンプレックス〜  「とりあえず内定したけど、ここから1.5年間どう過ごそうか?」  これが自分の大学院1年生の秋口からの悩みであった。自分は就職活動時に「日本経済の競争性の回復」というキャリア目標を掲げて、「インパクトの最大化のためには、サポートの立場から大企業かスタートアップを伸ばすのが必要」と考

理系だけの環境にいた僕がIAで得たインセンティブ

柴田賢英 電気通信大学 情報理工学域 電子工学専攻 IAに入るきっかけ  私は理系単科大学の電子工学専攻で物理や実験を中心に勉強しており、単科大なので当然文系学生は0、他大学との交流も特になかったので本当に限られた分野の狭いコミュニティで3年間過ごしていました。一方で、将来はメーカーのエンジニアとして社会の発展に貢献して、ゆくゆくは幹 部として組織の先頭で、社会にイノベーションを起こす漠然とした目標があり、今までと同じような理系の専門的な勉強だけでいいのか...という思い

「リスク」とは何か。

谷口朋 東京大学 薬学部 薬科学科 はじめに 本アカデミーを立ち上げ、我々にこのような形で「投資」をしてくださった森山さんをはじめとする理事の皆様に感謝いたします。 IAと出会う前の自分 私は性来、自分はもしかしたら誰かに対して何かプラスになることができるのではないかという傲慢な欲がある、平たい言い方をするならばお節介な人間である。  小中の経験からなんとなく、頑張ろうと思える環境にいることは幸せなんだなと感じていた。この社会には最大限能力を発揮できる環境にある人とそう

「就活後だからこそ感じるIAの学び」

吉田巧 東京工業大学 環境社会理工学院 融合理工学系 ➝ 日系コンサルティングファーム  こんにちは!identity academy(以下、IA) 3期生の吉田です。  今回、私は修士2年の就活後という時期に参加した立場から「就活後だからこそ感じるIAの学び」というテーマで書いています。特に、就活を終えた時期の学生の方でIAに申し込もうか迷っている方の参考になると幸いです! 私が就活後に感じたこととIAに参加した理由 多くの就活生は、学部4年あるいは修士2年の6月頃に全

「“これがしたい”が、 “できる”になる」

岡田健成 東京大学 統合自然科学科統合生命科学コース 市橋研究室 やりたいことがあるが、まだ武器が揃っていない人へ。 身の上話をします。​  僕は、東大の文科一類に入学した後、法律や政治学を学んでいました。  しかし、これからはテクノロジーの時代だ!そしてITの次はバイオテクノロジーがくる!生命科学の社会実装ができる人材になりたい!と思い、理転しました。  そして、大学後半では合成生物学という分野を研究し人工生命の研究を行った後、現在は大学院で、細胞を育てて食べられ

IAに地方から参加して変化した視座

中澤拓也 岡山大学 経済学部 門を叩かないことには始まらない、 重要なのはファクト 私が identity academy に応募する前は、ゴールドマンサックスをはじめとする 国内外の名だたる企業で活躍されている講師陣や首都圏の優秀な学生が集まっている IA に対して、 東大や早慶でもなければ旧帝大でもない地方国公立から 応募しても通らないのではないかと不安を感じていました。しかしながら、エントリーフォームにエッセイを提出したところ面接に進み、 そして 無事に合格を頂くこと

「世間知らずな理系院生が経済への解像度を上げた3か月」

T.N 京都大学理学研究科院生 ➝ 外資系証券 IAに入る前 IAに入る前、私は理系大学院生として研究者を目指し研究を行っていたが、そのころには様々な事情で就職する道を選び就職活動を始めていた。当時は、理系の素養が活かせるキャリアとして金融専門職をぼんやりと考えていたが、経済・金融の知識は全くなかった。それどころか、投資や金融はマネーゲームだと認識していて、ある政治家の発言が株価に影響したり、みんなが理解しやすいものほど市場価値が高かったり、などについて違和感を持っていた。

「identity academyを通して見えたこと」

川口諒 東京大学 教養学部理科一類 目標達成への道のりが分からない中での出会い 私がidentity academyに入る前は、自分の目標に対して取るべき行動が定まらないまま、複数の学生団体や体育会、長期インターンなどを掛け持ちし、漠然と成長したいとしか考えていないような人でした。元々米系投資銀行で働きたいという目標を持っていたため、金融の勉強をしたいと思っていたところ偶然identity academyを見つけ、そのまま参加させていただきました。  最初はなんとなくから