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Mr.都市伝説 関暁夫、ボードゲームを学ぶ!【あそびば篇】

Mr.都市伝説・関暁夫考案のカードゲーム【ザ・ヒューメイリアン】は、大富豪をベースとして運や心理戦の要素を合わせ持ったゲームです。

すでにたくさんの方に楽しんでいただいてますが、さらにこのゲームのおもしろさを広めるとともに、ボードゲームの世界を学ぶべく関さん自ら全国のボードゲームカフェを巡る企画『関暁夫、ボードゲームを学ぶ。』

今回は、湘南台駅近くの「あそびば」をご紹介します!

あそびばとは

神奈川県藤沢市にあり、湘南台駅から徒歩3分のところにある、あそびば。
なおきさんとあまねさんの夫婦で経営されているボードゲームショップで、世界のボードゲームが500個ほど取り揃えられています。
3月で1周年を迎えたばかりということで、明るく綺麗なお店でした。

取材に伺った日も、すでにお店でボードゲームを楽しんでいらっしゃる方がたくさんいました。
ちなみにこちらのお客さんたちが遊んでいるのは「アグリコラ」
17世紀の農民になりきって農場経営するボードゲームで、プレイヤーは様々な労働方法を選択しながら農場の発展を目指します。
がっつり楽しむ系のゲームのため、こちらのグループの皆さんは13時~23時の予約で丸一日楽しむ予定とのことでした。
あそびばでは相席テーブルが常に用意されており、相席希望の方向けのオープンチャットもあります。ふらっと来た方同士でボードゲームが楽しめるのは魅力的ですよね。

店内での飲食の提供はありませんが、ペットボトル飲料やスナック菓子の購入・持ち込みは可能とのことです。

夫婦でハマった「バトルライン」

関「なおきさんとあまねさんは結婚されてどのくらいなんですか?」

お二人「5年……かな?6年はいってないくらいですね。」

関「お二人が親しくなるきっかけになったボードゲームをぜひ教えてください。」

なおき「実は、結婚した当初はボードゲームをしてなかったんです。」

あまね「ボードゲームにハマったのは、ここ2、3年だよね。」

関「え、そんなに急にハマったんですか?ボードゲームカフェを開店するほどまでに…!」

なおき「もともと、なにかお店を出したいなと考えてはいたのですが、どんなお店にするかは決めていなくて。2年ほど前にボードゲームにハマったことをきっかけに、そうだ!ボードゲームショップだ!って。」

関「あまねさんは止めなかったの?」

あまね「いえ、全然。むしろ乗り気でした。物件をみるのが好きだったので……主人のほうがその点は慎重でしたね。」

関「では、ご夫婦で一番ハマったボードゲームを教えてください」

関さんの質問に、お二人が取り出したのがこちら。

「バトルライン」。

パッケージのイラストのように古代の戦争を模しており、ポーカーと陣取りゲームをかけあわせた二人用のゲームです。

なおき「ハマりすぎて、二人で大会に出たこともあります(笑)」

あまね「二人用のゲームというのが、夫婦で楽しむにはちょうどよかったんですよね。」

なおき「数学者がつくったそうで、単純なようで深い、よくできたゲームなんですよ。」

さっそく、なおきさんの説明とともに関さんが「バトルライン」に挑戦!
バトルラインは二人の間にある9つの赤いフラッグを取り合うゲームで、先に5つフラッグを取るか、隣り合った3つのフラッグを獲得できたほうが勝ちとなります。

フラッグを取り合うのに使用する基本カードは、1~10まで番号がふられた6色のカード。
はじめに7枚ずつ手札とし、残りは山札にします。
その後お互いに1枚ずつフラッグの前に置いて、3枚1セットの役をつくっていきます。

先程、「ポーカーと陣取りゲームをかけあわせた二人用のゲーム」とお伝えしましたが、この役がまさにポーカーみたいなんですよね。
同じ色、連続した数字を出すことで役が完成し、より強力な役がつくれたほうがフラッグをゲットできます。

さらにこのゲームを奥深くしているのが、基本のカードとは別に存在する戦術カード。
手札をフラッグの前に出したあと山札から1枚引いていくのですが、基本カードの山札とは別に戦術カードの山札もあり、どちらから引くかはプレイヤーが選べます。
戦術カードには、ジョーカーのようにどのカードの代わりとしても使用できるリーダーカードをはじめ、除外や移動などさまざまな効果を持つ多種のカードがあります。
ただし無制限に使用できるわけではなく、相手が使用してからでないと2枚目の戦術カードを使用できなかったり、すでに役が完成してフラッグのない場には効果を発揮できなかったりと、使うタイミングが重要になってくるのです。

関さんVSなおきさんの「バトルライン」勝負は、なおきさんの勝利。

関「あまねさんが切ったし、ご主人が有利なように仕組んだんじゃない?(笑)」

なんて言いつつも「役をつくっていくのが楽しいし、ルールも覚えやすかった」と高評価を付けられてました。

ちなみにライターの私、はづきもあまねさんと対戦させて頂いたのですが、本当に楽しかったです!
どのフラグの前にカードを置き、どのタイミングで役を完成させるのか。
単純なようで幅広く戦略が組めるため、意外と奥深いゲームだということがよくわかりました。

結果は、バトルラインを熟知したあまねさんの勝利!
敗因は捨て札を置く場所を間違えたことですね……いつかぜひ再挑戦させてください!(笑)
なおきさん、あまねさん、ありがとうございました!

「人生ゲーム」にまつわる都市伝説!?

来店当初からお店に置かれた人生ゲームに興味津々だった関さん。
今さらご紹介するまでもない、定番中の定番のゲームなのでなぜ?と思っていたら…

関「実は、人生ゲームの製作に関わってるんだよね」
という衝撃の告白が。

人生ゲームはタカラトミーさんから出ているゲームで、7年に一度盤面が更新されているそうです。

関「なにか良い案ありませんかって聞かれたから、【火星移住】と【人口知能】のマスは絶対にほしいって依頼したんだよね。7年経っても古く感じることはないからって。」

盤を見ると、たしかに「火星に移住する」というマスがあります!
なるほど、関さんらしいアイディアだなあ~などと考えながら聞いていると、

関「提案したのは、マスだけじゃないんだよね。とあるメッセージも隠させてもらった。」

さらなる爆弾発言が飛び出してきました。
まさか、そんないくら関さんでも……と半信半疑で続きを伺ってみると、

関「ここに不時着した宇宙船があるでしょ?」

盤をよく見てみると、確かに端のほうに宇宙船らしき絵が描かれています。

関「盤を水平にして片目でここを覗いてみたときに、隠れたメッセージが読めるようにしてもらったんだよ。」

とおっしゃるので、その場にいた全員が順番に覗いてみることに。
すると……

「や っ と き づ い た ね」。

さあ、この人生ゲームにまつわる都市伝説を信じるか信じないかはあなた次第!
気になる方はぜひ、人生ゲーム(2016年ver.)で遊んでみてくださいね!!


次回は、あそびばさんで出会った【ザ・ヒューメイリアン】を楽しむ慶応大学SFCのボードゲームサークル「DICE」の学生たちを直撃取材!お楽しみに!

今後も全国各地のボードゲームカフェにお邪魔する予定です。
関暁夫があなたの街のボドゲカフェに現れるかも?!
関さんに来てほしいというボドゲカフェ関係者の方、ぜひご連絡ください!

《ライター:はづきへちま》
Twitter:https://twitter.com/hechimaluchima


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