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クライアントの課題に合わせて手法から提案!外食販促戦略コンサルタントのやりがいや強みとは

「店舗ビジネスの成長ドライバーに」をミッションに掲げ、外食産業のDX化をサポートするサービスを運営するイデア・レコードは、飲食店の販促戦略のコンサルティングを事業として行ってきました。

2024年春に新しい部署として外食販促戦略コンサルタントチームが福岡事業所に発足。今回、福岡から日本中の飲食店の販促戦略を支援している豊永さんに、業務内容ややりがいなどについてインタビューを行いました。

<プロフィール>
外食販促戦略コンサルタントチーム 豊永 悠聖
2020年新卒でイデア・レコードに入社。東京本社にてWEBマーケティング業務に携わる。
2022年福岡事業所拡大に伴い福岡に転勤。
現在は、クライアントのWEB販促提案、集客施策の立案などを担当。


WEBサイト構築からInstagram運用まで幅広い手法で飲食店の課題に取り組む

ーー外食販促戦略コンサルタントチーム(以下、販促戦略チーム)の概要やメンバーについて教えてください。

豊永:販促戦略チームは、クライアントのニーズに応じて、WEB広告やSNS広告の出稿、WEBサイトの制作、グルメ媒体やオウンドメディアの運用など、幅広く飲食店のWEBマーケティングにまつわる事業を行っています。

例えば、上場している大手外食企業様のWEBサイトやSNS運用、グルメ媒体の編集、コンサルティングをはじめとして数店舗から数十店舗規模のお客様や個店様を含めて、幅広い業種・業態を手掛けております。また、インバウンド需要に応えるため、英語や中国語での広告配信やWEBページの作成も増えている次第です。

販促戦略チームは今年の春から福岡オフィスで発足し、現在は私を含めて3名とリモートメンバーが2名在籍しています。発足前からWEB制作やグルメ媒体のディレクションを担当していましたが、案件が増えてきたこともあり、部署として独立しました。

私以外の福岡オフィスで働くチームメンバーは、1名がWEB広告の経験者で飲食業界に精通しています。もう1名は、学生時代から弊社のコールセンターでアルバイトをしており、分析や運用に興味があったことから入社した新卒社員です。彼女のTikTokやInstagramのトレンドに関する知識が、案件に大いに役立っています。

ーー販促コンサルの具体的な業務について教えてください。

豊永:私たちはGoogle検索、Googleマップ、グルメ媒体、オウンドメディア、LINEなど、エンドユーザーとクライアントの飲食店様のWEB上での接点全般について分析し、課題を抽出しています。その上で、必要に応じてサイト編集、情報発信、広告配信などの施策を実施しています。

具体的には、飲食店の集客力を高めるために、Googleマップの最適化やSNS広告のターゲティング、グルメ媒体での口コミ評価の向上など、さまざまな角度からアプローチしています。特に、インバウンド対策として多言語対応のWEBページ作成や、各国の観光客に向けたSNS広告配信は大きな成果を上げています。

また、LINEを活用したリピーター施策も重要な業務の一つです。LINE公式アカウントを活用し、飲食店の新メニュー情報やイベント情報をタイムリーに発信することで、顧客とのエンゲージメントを高めています。

私たちのチームは、飲食店の課題に対して多角的にアプローチし、効果的なソリューションを提供することを使命としています。これからもクライアントのニーズに応じた柔軟な対応を続けていきます。

ーークライアントや社内のチームとはどのようなコミュニケーションをとっていますか?

豊永:クライアントとは案件にもよりますが、営業と一緒にミーティングに参加して施策や課題のすり合わせを行っています。

福岡事業所には現在15名ほどのメンバーがおり、販促戦略チームとコールセンターと制作チームが在籍しています。販促戦略チームは出社が基本なので、朝会で集まり、案件のすり合わせをしています。チームで現在4-50件ほどの案件を進行しており、コミュニケーションが必要な場合はその場で会話をしながら進めることが多いです。

WEB制作はエンジニアチームと連携することが多く、東京のエンジニアチームとタスクベースでコミュニケーションをとっています。

ーー東京のお客様も多いと思いますが、福岡で業務を行うことで不便なことなどはありませんか?

豊永:全国展開されているクライアントが多いので、特に不便なことはないですね。SNSの運用は東京の営業チームで施策を考えて、福岡の販促戦略チームがクリエイティブ制作や広告運用をしています。東京のスタッフに撮影などお願いすることもありますが、社内でノウハウがシェアされているので遠隔でも意思疎通がしやすく、スムーズに案件が進行できています。

私は入社して3年目までは東京で働いており、現在福岡に戻って2年目になりますが、東京と福岡は距離が離れているので良い意味で案件に集中できる環境だと思います。

クライアントに応じた手法の提案や、売上成果の実感がやりがいに

ーー業務のやりがいはどういったところにありますか?

豊永:手を動かした分が売上に結びついているのを実感したときですね。クライアントの課題に対して手法から提案できることもやりがいを感じます。

例えば、「SNSをやりたい」という要望でも商材や店舗の形態によって、運用するSNSはInstagram、X、TikTokのどれが適切なのか、どのようなマーケティングが向いているのか、と考案し提案しています。SNSはアルゴリズムなど度々仕様が変わりますし、トレンドの変化も早いですがその分認知や売上が伸びたときのうれしさは大きいです。

ーー業務を通して得られる経験は何でしょうか?

豊永:業務を通じて、お客様の漠然とした課題を具体的に分析し、その要因を特定する力が身につきます。そして、問題解決のための施策を考え、実行に移す一連のプロセスを経験できます。具体的には、Google検索やSNSのデータを活用して、飲食店の集客力を高めるための戦略を立案し、実施することができます。

また、インバウンド対応として多言語対応のWEBページや広告を作成することや、LINE公式アカウントを活用したリピーター施策など、多岐にわたる業務を経験することで、幅広いスキルを身につけることができます。これらの経験は、飲食業界だけでなく、他の業界でも応用できる貴重なスキルとなります。

「WEBの力で飲食業界を変える」。代表のビジョンに共感したのが入社の決め手

ーー豊永さんは新卒で入社されたとのことですが、イデア・レコードに入社した決め手は何でしたか?

豊永:もともと出身が九州で、福岡に部署がある会社を探していました。マーケティングやコンサルティングに興味があり、特に学生時代にイタリアンレストランでアルバイトをしていた経験から、飲食業界に対する関心が強かったです。そのため、外食産業向けのマーケティングに特化しているイデア・レコードに魅力を感じました。

最終面接の際に、社長から「WEBの力で外食産業を変えたい」というビジョンを聞き、会社としての目指す方向が明確であることに強く共感しました。そのビジョンは非常に印象的で、入社を決意する決め手となりました。飲食業界にはまだアナログの部分が多く、デジタル化を進めることで業界全体を進化させたいという思いが私自身にもあります。

ーーイデア・レコード社の社風について教えてください。

豊永:企業理念が「自ら律し つながり 共に立つ」なのですが、その理念を体現している社風です。いろいろな事業が社内にはありますが、ひとりで完結できることは少ないです。他の事業部やチームメンバーとコミュニケーションをとりながら、柔軟に行動できる人たちが集まっています。

他の事業所とともにオンラインで案件を進めることも多いです。また先日、東京で社員総会が行われました。そこでは、全事業所から全社員が集まって会社の成績発表や事業部ごとの課題のすりあわせや表彰、懇親会などを実施しました。年に2回ほどそういった機会がありますが、普段オンラインでしか話していないメンバーとリアルで会えるとうれしいです。

飲食業界に向き合い、新たな手法や施策を考え、インプットを楽しめる人とともに働きたい。

ーーどんな方が販促コンサルに向いていると思いますか?

豊永:自由な発想ができる人ですね。業務の半分をインプットが占めているのでインプットをたくさんしてアウトプットをするのが好きな人は向いていると思います。

手法によらずに目的や課題にあわせて施策を組み立てることに楽しさを見出せる方も向いていると思います。WEB広告経験者でなくとも、飲食店で働いた経験があり、業界に課題を感じている方や、飲食業界を知っている方だと良いですね。

クライアントの課題によって異なる施策を提案、実施するなかで、例え外れたとしても『ダメだった』で終わらず、『じゃあ次はこれをやろう!』と新たな引き出しを増やすべく考えられる方と一緒に働きたいです。

より大きい視点で考えるための提案力と思考力の強化を目指す

ーー豊永さん自身は今後どのようなキャリアを築いていきたいですか?

豊永:代表の柏田や取締役の鈴木・左川のように提案力や思考力を鍛えていきたいです。

今はどうしてもやれることの軸で考えてしまいがちですが、飲食業界全体のことを考えながらクライアントと会話ができるようになりたいです。タスクをこなすことが業務だと考えてしまいがちですが、より大きい視点で、より踏み込んで考えながら仕事をしていける人になるのが現在の目標です。

ーー事業部として今後目指していきたいことや目標があれば教えてください。

豊永:現在チームとしても成長段階だと思うので、飲食店をWEBマーケティングで成功させるための必勝法を確立させたいです。数字を上げて、より気軽にさまざまな店舗を任せてもらえるようになるのが目標です。

福岡オフィスのラウンジにて

ーーありがとうございました!

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