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中高生の時に読んで面白かった本ベスト10    


こんにちは。ふぱです。
今回は、ついこの間高校を卒業したばかりの私が、独断と偏見で決めた個人的に面白かった本ベスト10を紹介します。⸜(*´ᗜ`*)⸝
ネタバレはしないように気をつけますが、少しでも内容を知りたくないという方は目次を参考にしてください。
ちなみに、
1~8は中学生、高校生どちらにもおすすめ
9~10は高校生におすすめです。
(少し過激な表現があるので)
皆さんの読書生活に少しでも発見があると嬉しいです。


1、容疑者xの献身

いわずとしれた、東野圭吾さんの探偵ガリレオシリーズ。その長編です。
ガリレオシリーズを知っている人にも、知らない人にも超おすすめできる小説です。
かく言う私も、初めてこの本を読んだ時はガリレオシリーズについて知りませんでした。
そんな私でも、読後には滅多にない涙を流したのを覚えています。
軽くあらすじについてお話しすると、愛する人のため罪を犯してしまった男性が、完全犯罪を企てるという話です。
深く感動するとともに、本格ミステリ大賞も獲っておりミステリ好きにもぜひ読んでいただきたい一冊です。


2、残月記

この本には、月にまつわる三篇の幻想小説が書かれています。
どれもとても面白く、この小説の持つ引力によって私も夜までのめり込んで読み切ってしまいました。読み終わったあと、面白さで鳥肌が立っていました。
他の小説とは毛色が違う、美しくも少し怖い「月」について特別な体験ができると思います。
読むときは月が出ている夜がおすすめですよ
( ー̀ ֊ ー́ )


3、蜜蜂と遠雷

映画化もされ名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
あらすじを一言で言えば、4人のピアニストが互いを刺激し合いながら成長をしていく話です。
この本を私が強くおすすめする理由は、音楽に関する描写が、今までに読んだどの本よりも鮮やかで美しかったからです。
音楽にはあまり詳しくはない私にも、クラッシックが頭の中に鳴り響き、いつかコンサートにゆっくり聞きに行ってみたいと思わせるような力があります。
結構文量があるので、ゆっくり読む時間があるときにぜひ手に取ってみてください。


4、光秀の定理

歴史の授業でお馴染みの明智光秀。
本能寺の変を起こし、世紀の謀反人として生涯を閉じた彼について書かれた本です。
明智光秀は本当はどんな人間だったのか、何故本能寺の変を起こしたのか、そして題名にもある定理とは、、、
この本は伝記のような形式ではなく、光秀はあくまで脇役、そしてフィクションです。
しかし私が歴史小説にハマるきっかけになった本です。
この本とセットで「信長の原理」という本もぜひ読んでみてください。
この時代について、学校で習う内容とは違う角度から、より深く考えられるようになると思います。


5、Medium

大どんでん返しミステリとして有名な本書は、推理作家として活動する主人公と、霊媒師である女性が未解決事件を解決するという話です。
本格ミステリとして楽しむのはもちろん、二人の関係も見どころです。
続編もあるので、読み終わったらチェックしてみてください!



6、ライオンのおやつ

皆さんに思い出のおやつはありますか?
この本は、余命を告げられた主人公が、瀬戸内の島のホスピスを選び、そこで本当にしたいことについて考える、そんな話です。
命や時間について考えるきっかけにもなってくれる本だと思います。
ゆっくりと味わいながら読んでみてください。


7、あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

特攻隊員に恋をする少女の話です。
最近映画化もされ、話題の作品となっています。
戦争とは遠い世界の話だと考えてしまう私にとって、この日本でも少し前に戦争があったのだと深く考えさせてくれる本です。(涙腺崩壊します)
短くとても読みやすいため、時間がない人にもおすすめです。


8、博士の愛した数式

私が初めてこの本を図書館で見つけたときは、数式という言葉に尻込みをしてしまい手に取るのを止めてしまいました。
しかし、この本が教えてくれることは人生を通して役に立つはずです。
事故のせいで80分しか記憶が持たない博士と、家政婦の心温まる話です。
ほっこりとした優しい話が読みたい人に強くおすすめします。


9、向日葵の咲かない夏

これも「Medium」同様どんでん返し系ミステリです。
小学四年生の少年が、友人の首吊り死体を見つけてしまい、自分と周りのヒトの力で徐々に真実に近づいていくという話です。
かなり不気味な描写が多く、夜中に一人で読むと少し怖いかもしれません。
読み終わった後、いろいろと考えさせてくる作品です。


10、騎士団長殺し

画家の主人公と、借りた家に置いてあった一枚の絵をめぐる話です。
内容は少し性的な表現があるので、高校生おすすめにしましたが、9番のように怖い描写はほとんどなかったと思います。
村上春樹さんの作品は情景描写がとても丁寧で、風景や建物がまるで目の前にあるかのように、鮮明にイメージできます。そのため、この本を通して、ずっと綺麗な映画を見ているかのような体験ができると思います。
文量はかなりあるので、二泊三日くらいの旅に出るつもりで村上ワールドへ旅立ってみてはいかがでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
私もたくさんの本に出会って、たくさん感動や発見をいただいてきました。
この中にあなたにとって大切な一冊になる本があったらとても嬉しいです。(꒪ˊ꒳ˋ꒪)ꕤ*.゚
まだまだ紹介しきれない大好きな作品がたくさんあるので、また次の機会にお話したいと思います。

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