家に居るのが楽しいって良いじゃないか!と思えるようになって良かった
土曜日の朝に自分で挽いた豆でコーヒーを淹れて飲む時間が一番好きかもしれない。
金曜日とか休みの前の日の夜に家で晩酌しながらテレビとかYouTube見る時間も好きだけど。
でもやはり休みの日の朝にコーヒーを飲む時間が一番好きだな。
特に朝から天気が良くて窓開けて、洗濯して、ベッドメイキングしてスキンケアも済ませてから飲むとすごくストレス解消になる。
コーヒー飲んで一息ついたら、掃除して、部屋の中に要らないものがないか探してゴミを捨てに行く。
スッキリ!!
いつから休日の朝ちゃんと起きて活動するようになったんだろ。
昔はとにかく休日はゴロゴロ寝てた。
予定ない日は夕方まで寝ちゃう時もあったな。
仕事が忙しかったのもあるけど、若いのになんかいつも疲れてる感じがした。
洋服も片付けるの面倒くさい割には買うの好きで、1本のハンガーにシャツを3枚とか重ね掛けて1番下のシャツは存在するだけで一生着ないみたいな状態だったし。
新しい服を買う時が一番楽しくて、買って帰ってきたらもう興味失ってて、袋から出すの面倒…とかだったな。
だって朝ギリギリの時とか着慣れた服の方が何も考えずに済むし、その上、常に手前にあるから手に取りやすいんだもん。
靴も前にnoteにも書いたけど、なかなか合う靴が無いし、試着もテキトーに済ませ、とりあえずまぁまぁ合う靴を妥協して買う。
そういう靴は大抵駅まで歩くだけで痛くて「また失敗した」と1、2回しか履いてない靴がたくさん。
で、結局新しく買ってもそれは履けずに前からずっと履いてる慣れた古い靴を履き続ける…。
使えないけどほぼ新品だから捨てるのはもったいないし。
なんでこんなにたくさん服も靴もあるのに、着られるものが無いんだ!
という感じだった。
雑な生き方すぎる。
もっとちゃんとしてれば…!
って思ってた。
…と、思ったんだけどあの時は私にはあの暮らし方が限界だったのかもしれない。
あの頃ってさ、今と違って何も予定無いと
「プライベートに何もなくて切ない」って思ってた。
仲良い友達となら楽しいけど、別にそんなに仲良くもない会社の人とかとも、とにかく盛り上がって飲んでます〜!ネットワークは広く!ってのが人生充実した人なんだって思ってたな。
真っ直ぐ家に帰るのって寂しくない?
予定がたくさん入っているのが正義!
若い頃ってそうよね。
自分の気持ちよりも、人から見てどう思われるか?って考えちゃう時期ってあるよね。
多分、私は昔からそこまで強くは人の目を気にする子じゃなかったんだけど、さすがに20代の時は多少はあった。
仕事終わりに予定が何もない寂しい人だと思われたくない…
何も無さすぎるのもヤバいかな…
と、行きたくない飲み会にも誘われたら参加したりしてた時もある。
自ら行きたくて行く会と違い、そういう会って、ただただなんて疲れることでしょう。
もともとコミュニケーション能力高い人や、色んな人と仲良くなるのが好きな人、お酒飲むの好きな人にとっては、飲み会や合コンはストレス解消、元気の素になるんだろうけど、そうではない者にとってはただの苦行の時間。
(でも参加しないと寂しい人って思われちゃう)
へとへとに疲れて帰って来て、また数時間後の朝、満員電車で会社へ行き、その繰り返しで1週間の溜まった疲れで週末は起きれない。
あの頃は、お家の中の充実より外を充実させるのが正しいと思っていたんだから、あの雑な生活の仕方が限界だったんだから仕方ない。
両方とも充実!なんてそんな器用な事は出来なかった。
今はもう、家の中で好きなように過ごすのが一番楽だし好きなんだ!予定はなるべく入れたくない!
って堂々と言って過ごしてでも、後ろめたい気持ちなど全くない。
あの頃、無理矢理外に使ってた時間を、今は全部家の中に使えるんだから、一つ一つ楽しく丁寧に暮らしたいなーと思う。
そういう風に考えられるように歳を取れて良かったなと思うよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?