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中高生向けオンラインコミュニティ、やりたいこと支援サークルとは

こんな方にお勧めのnoteです

・今の日本の教育に問題意識をもっている方
・学生でいろいろやってる人に興味がある方
・やりたいこと支援サークルというコミュニティの実態を知りたいと思った方

こんな方向けのnoteです。

第0章:教育の目的とは

日本の教育問題についての話をする前に、まずはそもそも、教育は何のためにあるのかについて考えていきましょう。

私が思うに、教育はみんなが幸せになるために行うものだと思うのです。
例えば古代ギリシャでは、より良い生き方の探求のために、様々な知識の探求と共有、そして真実の探求が盛んにおこなわれました。
そして大正時代の日本では、列強諸国と同水準の生活を社会全体が享受できるようになるため、国民の教育水準を引き上げようと教育改革が行われました。歴史が物語ってくれている通り、教育は究極的には、みんなが幸せになるために行うべきものであると、私は思うのです。

では今の世の中では、どんな教育を行うべきなのか。
競争が過激化してきて、仕事ができるかどうかの競争ではごく一部の人しか幸せになれなくなってしまった今の世の中で一番大事なことは、単に競争で打ち勝つことでなく、みんなが自分なりの生き方や幸せの形を見つけ、それで幸せに生活できるようになることだと私は思うのです。そして学校は、それをサポートする教育を行うべきなのです。

自分なりのライフスタイルを見つけることは、もちろんすごく難しいし、時間もかかります。そしてなにより、自分がどんな生き方をすれば幸せになれるのかを知るには、広い視野とたくさんの選択肢を、「若いうちから」持っておくことが鍵となると、私は思うのです。なぜかというと、学生時代は感受性が高いので、多様な価値観や生き方などの知識が吸収しやすく、自分なりの生き方を探したりするのには一番適している時期だからです。
年を取ってからでも自分なりの生き方探しはできますが、年齢を重ねるにつれ自分の中での世界観がある程度固まってきてしまうので、やはり自分なりの生き方の探求は、若いうちから始めた方が楽だと思うのです。

もちろんこれは非常に難しいことですが、これからの時代では、若いうちから広い視野を持てるかどうかが、自分なりの幸せの形を見つけるために必要になってくるのだと、私は思うのです。

第1章:今の教育の問題点

さて、ここから本題に入りましょう。

私は3年ほど前から、日本の教育に問題意識を抱いてました。
具体的には、中高生のうちから、いろんな生き方や選択肢を知れる場が少なすぎる、という所に危機感を感じていました。

現行の日本の教育では、自分なりの生き方を見つけるために必要な視野広げのきっかけとなる、学校外の世界を知る機会が乏しいです。もちろんすべての学校がそうとは言い切るつもりはないのですが、自分の家の近所にある学校が優秀かどうか、または親が本当に必要な教育に理解があるかどうかで、視野が広く持てるか持てないかが決まってしまう社会なのは事実だと思うのです。

生まれた環境によって、その人が自分なりの生き方を持てるかどうか、幸せになれるかどうかがある程度決まってしまう...
これはすごく問題だと私は思うのです。
そしてこの現状を変えるべく、私は「やりたいこと支援サークル」の運営を始めました。

第2章:やりたいこと支援サークルとは

やりたいこと支援サークルは、中高生の自分なりの生き方探し、およびに人生の選択肢広げや視野広げを、プログラミングを活かしてサポートしている、中高生のためのオンラインコミュニティです。

今の日本の教育に足りていない「いろんな生き方、いろんな幸せの形を知る機会」を増やすために、様々な分野と結びつくことができ、ある程度の練習をすれば身に付けられる技能であるプログラムミングを中心とした、中高生のやりたいこと探しを支援する活動を行っています。

具体的な活動はこの2つに分けられます。
・メンターの方と交流できる環境の提供
・不定期のイベント開催
・訪問授業の開催

メンターの方と交流できる環境の提供

やりたいこと支援サークルには、「メンター」という立ち位置の方がいます。メンターとは、主にプログラミングに関する分野のエキスパートで、学生の方に何かを教えたいと思って私のコミュニティにいてくれている方のことです。自分が取り組んでいる分野についての本を出版された方や、プログラミングを通じて、コンテストで優秀な成績を修められた方々との交流を楽しむことができます。具体的には、現在は以下の分野に精通したメンターの方々と交流できます。

・ゲーム制作
・Bot制作
・OS自作
・競技プログラミング
・VR
・理科(化学と物理中心)

そして、現在のメンター陣は、こちらに載っている9名の方々です。


コミュニティメンバーの悩みや相談にメンターの方が答えてくれ、さらに色んな生き方やスキルを、メンターの方から直接学べる場を提供する。
これによって、学生の方が自分のやりたいことを探しやすくなる環境を醸成しています。

不定期のイベント開催

また、メンターの方が学生の視野広げを支援するためのセミナーや講義会を開催することもあります。
代表的なイベントとして、下記のような外部の方も参加頂けるオンラインイベントを開催してきました。これまでの2年間以上に渡る活動を通じて、総勢142名の方にご参加頂けたオンラインイベントを開催した経験もあります。

主にメンターによるLT(ライトニングトーク)やディスカッションを楽しめるイベントを中心に計10回以上イベント開催に取り組んできており、今後も新しいイベントを思いつき次第、どんどんイベントを開催していく予定です。

訪問授業の開催

この手の活動につきものなのは、「このような団体を見つけて、その活動の恩恵を受けられる人自体が、そもそも視野の広い人だけ」という問題です。この問題を解決すべく、私たちは教育機関の方々とも連携し、訪問授業の開催も行ってきました。訪問授業とは、中・高等学校との連携の元訪問先の学校の生徒に向けて、メンターと共に生徒の方々の利他的な自己実現と視野の拡大を支援する授業を行うというものです。これによって私たちは、学校の中にとどまっている多数の生徒の方々の、自分なりの生き方探しの支援も実現しています。
こちら、現段階では19回の授業実績があり、そのうち初回授業と、19回目の授業はnoteにも公開していますので、もしご関心があればそちらもご覧ください。

第3章:コミュニティへの参加方法:

やりたいこと支援サークルには、以下の手順を踏んでいただく事で参加することが出来ます。

1:無料チャットアプリ「Discord」を公式サイトよりダウンロードする
Discordの公式サイト:https://discord.com/

2:以下のリンクをクリックして、やりたいこと支援サークルというサーバーに参加する
招待リンク:https://discord.gg/cW7M4xYu2c

注意事項が二つあります。まず、現在は中高生のみが参加可能です。申し訳ありませんが、近い年代同士での気軽な交流を醸成するため、中高生以外の年齢層の方の加入は現段階ではお断り頂いています。 そして、コミュニティに入ったら語れる範囲での自己紹介をお願いしています。本名などの個人情報は明かさなくても構いませんので、ご安心してプロフィールをご執筆いただけると幸いです。

第4章:最後に、軽い自己紹介

名刺

私はidealというペンネームで活動している高校生です。
ゲームクリエイターとして約1年半ほど活動していました。
今はゲーム制作からはいったん離れていて、このnoteで解説をした学生向けのコミュニティ、やりたいこと支援サークルを運営しています。

ゲームクリエイターとしては、ゲーム制作の中高生の全国大会、Unityインターハイ2019でゴールドアワードという賞を取ったことがあるので、何かに粘り強く取り組むことは結構好きなんです!
そのため今回のコミュニティ運営プロジェクトも、必ず継続、そして発展させていこうと思っています。

第5章:終わりに

やりたいこと支援サークルでは、企業と連携してイベントをやったり、今回のように特定の分野に詳しい方に登壇してもらったりしています。
興味があれば、やりたいこと支援サークルがやってるより具体的な活動についてのアーカイブ記事もご覧ください。

もう一つ、

やりたいこと支援サークルでメンターをやってみたい!

こう思ってくれた方は、私のTwitterアカウント 「@ideal_2019」に、DMで連絡をしてくれると嬉しいです。

これからもいろんなイベント開催を通して中高生の方の視野広げと生きがい探しをサポートしていく、やりたいこと支援サークルの活動と成長にご期待ください。

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