前提条件
家族構成:夫、妻、子供(3人家族)
想定期間:70年間(30~100歳)
※詳細:30~55歳(子育て)、65歳(退職)、65~100歳(老後)
まず、戸建て・マンションを購入した場合を見ていきましょう!
戸建て・マンションを購入した場合
平均所有資金
平均年間維持費
平均頭金
平均借入金
最頻金利
【購入】 総支払い額(70年間)
ちょっと待ってください!!!
鉄骨構造の戸建の耐久年数は「平均30~60年」
20代・30代で戸建を購入したら建て替えが必要になるかも…!?
もし仮に建て替えが必要となった場合
仮にフルリフォームの場合でも
が、追加でかかるケースも、、、
仮にフルリフォーム費が1,500万円の場合
中古戸建を3,500万円で建て替えた場合
次に、賃貸を70年間継続した場合を見ていきましょう!
賃貸の場合
賃料は
「7万円」
「10万円」
「13万円」
「16万円」
「19万円」
のケースで想定します!
平均引っ越し費用(3人家族)
【賃貸】 総支払い額(70年間)
最後に購入・賃貸を組み合わせたパターンも見ていきましょう!
購入と賃貸を組み合わせた場合
【パターン1】
子供が中学生になる前(42歳時点)に建売住宅を購入
【パターン2】
退職(65歳時点)後に老後を考え中古戸建住宅を購入
※家賃は共に12万円とする
【購入&賃貸】 総支払い額(70年間)
総額まとめ(安い順TOP5)
個人的感想
老後は民間企業から借り難くなる事を考慮すると、生涯賃貸で住み続けるのはリスキー。だからといって20代・30代と早めに戸建を購入すると、転勤や大きな自然災害などが発生した時に柔軟な対応が出来ず、その場に留まる選択肢しかない。戸建を売却するという選択もあるが、売却金額が購入金額を下回るのはほぼ確実で、住宅を売却しても負債が無くならない、という事は決して珍しいことではないとのこと。
これらを踏まえると、ライフスタイルに変化がある子育て期間は柔軟に対応できる賃貸。老後、終の住処として中古戸建を購入するパターンが個人的には最も低リスクだと感じた。
(人口が減少傾向なので、家賃相場が下がる可能性もあるしね)