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赤ちゃん学会

赤ちゃん学でむすぶ・ひらく

-学際性を問い直す-

子守唄を歌うのは誰 -寝かすことと寝ること-

リズムの同期・同調と音楽

進化生物学からみた赤ちゃんと子育て

乳幼児特有の認識世界

「共感」から読み解く乳幼児の世界とかかわり

などのテーマで 今年は進んでいきました。


その中でも 振動 歌 リズム 同期

で興味深い話があったので

少しだけ綴ってみます。


全ての生き物の行為には

振動を持ち(心臓を含めた内臓の動き)

呼吸 移動運動などの 不随意 随意的な動きには

一定のリズムを伴い

リズムは多様な動きを引き出す手段となり

テンポは動きに影響を与え

動きのタイミングを予期する手段となります。


ぼくたちの祖先にあたる霊長類は

グルーミング(毛繕い)をして

群れの仲間との関係を良好に保ち

コミュニケーションをとると同時に

触覚から振動を感じていたそうです。


進化とともに他者との同期の方法が

毛繕いなどの触角から

鳴くなどの聴覚的な刺激に移っても

ぼくたち生き物は常に

振動を感じて生きているそうです。


そして 歌や音楽が 脳に与える影響は大きく

個人的には各種のホルモン分泌を促し

IQの上昇や 脳損傷後の回復にも

良い影響を及ぼすようで

他者とは 歌を通じて脳波の同期をおこし

情動と身体の両側面から

他者との繋がりも強化していくようです。


以上のことから 聴覚的な刺激は

自己の情動コントロール

チームスポーツにおける意思統一

などにも役立ちそうです!


聴く曲によって

気持ちの変化がおこるその背景には

聴覚的な振動やリズム テンポが

影響しているようで

やる気スイッチを入れたい時

リラックスモードにしたい時 など

心身の切り替えをする手段の1つとして

歌の力を借りてみてはいかがですか?


また 子どもや人に興味のある方は

赤ちゃん学会に参加してみてください

きっと 楽しい発見があると思います!


朝コンビニでお結びを買ったら

なぜか2個とも鮭を取ってしまったという

お間抜けな写真です...


お付き合いくださりありがとうございます。

#赤ちゃん学会 #音 #リズム #シンクロ #共感 #ホルモン

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