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【引用】6:伊盾の自学の物語(雑記)

実のところ、私は『note』デビューの前から「引用の自学」と「執筆練習」を開始していた。
 
基本的に私にとっての 条文は難解文書 だ。
読解の前に、解読から必要な条文も多い。

さらに、その解読への意思さえも頭ごなしに塞ぎにかかってくる ( と思ってしまう ) 、そんな条文もたびたび登場する。

そのタイプは一見から挑むか否かを迷う余地もない。即刻、自力では解けない ’ 呪文認定 ’ である。

私は他力本願に感謝して、この波浪を乗りこなすための方法に切り替えた。
 
私にとってウェブは慈悲の存在 ともいえる。
さまざまな分野の知見者が、貴重な専門知識を無料公開 くださっている。

この私にもわかる、とてもやさしい文章で。

法律という大海原で、条文の解読という波浪にもまれる情けない ’ 波狼ハロウ ‘ ( 私 ) にとっては、まさに 救世主のような存在 である。

ウェブの存在とともに深く感謝している。

~ はじめに ~

私は法律の専門家ではありません。
この「引用の記事シリーズ」は、執筆初級者である私の「権利侵害対策の自由研究」の一環です。

当記事は「引用の自学」からの「 雑記 」です。
( 本文に イラスト4点 あり )

私の記事をご覧いただくにあたり【免責事項・リンク・著作権について】の内容をご了承くださいますよう、お願い申しあげます。
( 記事末にもリンクバナーあり )

引用の記事は6つに分けて投稿しています。
この記事は下記のうちの【引用】6 です。

【引用】1:概要/著作権法(第32条)
【引用】2:画像の引用(3パターン)
【引用】3:出所の明示/リンクカード
【引用】4:改変の禁止/加工の必要性
【引用】5:二次的著作物の引用
【引用】6:伊盾の自学の物語(雑記)


以下の本文は約3,300文字です。
( 読了の推測時間は7分半程度 )



 

~ プロローグ ~


私は単身、華奢きゃしゃなイカダに乗せられて「この海を渡れ」と押し出された凡狼ボンロウである。
 
華奢きゃしゃなイカダとは『note』のアカウント「Idate_Shinji」。
この海とは「法律」という名の大海だ。
 
この航海は 冒険への準備創作発信のための権利侵害対策 )にあたるが、私は法律知識も執筆力も乏しいため、想像以上の難航となった。

取り急ぎ、最低限の航海計画 ( 引用の自学 ) で上陸を果たすことができた。

この航海で得た知識を5つの手記 ( 記事 ) に分類し、私の拠点『noteに掲げて学びのカタチ “ とした。
 
この上陸こそが冒険のスタート地点である。

 

【引用】1:概要/著作権法(第32条)  より


ウェブの世界も大海原だ。
目的達成のための情報を探し得えねばならない。

私は信ぴょう性を求め、まず省庁関連のウェブサイトをいくつか拝読しが、出航早々に注意報レベルの波浪に直面した状態となる。

私は ’ 波狼ハロウ ‘ となっていく・・・。
 
最初に拝読した某省庁のウェブページのみ “ 冒頭一文 “ がない・・・。
( 試されてるのか? だれに!? )

・・・― ってか、
そもそも「 公表された著作物 」の “ 公表の定義 “ もわからない。投稿サイトへの投稿では “ 公開●● “ と解釈しちゃっていいのかい!?
 
間髪かんはつをいれず二波・三波の襲来。
しかも警報レベルにグレードアップ!?
公正な慣行 」??
正当な範囲内 」ってどんな範囲内 — っ!?

押し出されはしたが沖まで向かえない。
しかし引き返す選択肢は与えられていない。
( … 特攻 …? )
 
私は “ やや幅広くウェブサイトを参照する自学 “ に切り替え、“ 私なりに記事を書きまとめる方針 “ とした。
 
いきなりの召致 ~ からの押し出しをくらった私だが、こうも考えた。

早々に “ 地図の見方 “ と “ 執筆の方針 “ を定められたんだから、幸いともいえるんでないか?

複数の記事を書き上げてからの方針転換って、よっぽどこわいわ~ … と。

そして、楽観思考で進む私であった。

 
 

【引用】2:画像の引用(3パターン)  より


実は私、ちょべっとだけウェブプログラミングをかじった経験はある。しかし、私の口には合わず、食らい飲み込むまで至れたとはいえない。

ゆえに語りたい欲はないが「ちょべっとだけ知識はある」とはいえるかな。
 
なぜならば、著作権法という大海で刺客のごとく登場する 用語の定義 、それらを含む 判例・裁判例の解読 において、ウェブプログラミングの知識が役立ったと思えたからだ。

これにより暗礁に乗り上げる事態は避けられた。
 
反面、ウェブプログラミングの知識がない人にとっては、用語の定義の理解からして難しいんでないかい? 理解ができない用語からなる条文であれば、なおさらなんでないかい? とも思った。

法律は、その目的のもと条項と条項が紐づいている場合もあるが「~とひもづいている」などと、ご丁寧な記述もない。

しかし、裁判では条項のひもづきも論理的に審理され、個別に適法・違法の判決となるようだ。
( 知識不足って、おっかねぇ・・・)
 
たとえば「インラインリンク」( 以下「直リンク」と記載 ) である。

引用の要件を満たさなくても、原則的には著作権法違反にはあたらない表示方法であるため、この点を悪用した不法行為・違法行為も存在する。

この点からも、リンクに対する賛否は強めなのかもしれない。

直リンクや法律についての知識や理解度の違い、知識からしてない人、誤解している人が混在しているだろうから・・・。

 
個人的には、ウェブの生みの親といわれる「 ティム・バーナーズ=リー博士の思想 」と「 著作権法の目的 」を理解する努力は必要だと思う。

理解のうえで「リンク禁止」の表示をしていると想像すれば、権利侵害をされたくない思いの強さ があると考えられる。
 
至極当然。ほとんどの著作権者が同感ではなかろうか。

私はこの察しから、引用と同様にリンクの禁止表示にも従う ことにした。
 
しかし、私が創作発信をしてくにあたっては “ あたえるからあずかれる “ と考える。ウェブの恩恵と著作権法の存在に感謝して、文化の発展に貢献できる自分になれたなら幸いだ。
 
一部もどかしい思いも抱えながら、私が著作権法の条文や判例・裁判例の解読を努めた理由は、適法・違法の推測において論理的思考の糧になると考えたからだ。

どこまで努めても ’ 素人の自己判断の域 ’ だとは思っているが、実際に「直リンク」関連の判例・裁判例の審理の知識は「リンクカード」の適法性の解釈につながったと思えている。

 

【引用】3:出所の明示/リンクカード  より


恥を忍んで赤裸々に記録する。もう何年も前のこと。ウェブプログラムミングをかじり始めた当初は疑問に思わなかったが「引用」を意識し始めて疑問が湧いた。

「 リンクカード には他者の著作物の一部が表示されるが、出典の明記は不要なのか?
 
当時の私でも「リンクカード」がリンクの一種であることは理解していたが、他人さまの画像や文章の一部が見えちゃってるけど適法なのか?と。

周囲に尋ねたが「 リンクだから … ( 大丈夫だと思う… ) 」との返答しか得られなかった。
 
みんなやっているから大丈夫っしょっ! — って、鵜呑みにできず、ウェブ情報をあさって理解に努めたがモヤモヤは晴れず。しっかりと法律を解読することも後回しにし続けた。

そして私は、直リンクや動画サイトの “ 埋め込みコードの挿入 “ による画像表示方法の経験も積み、リンクカードがこれに属することの理解もできた。

しかし、ウェブプログラミングの知識を得ても、著作権法違反にあたらないことの理解はできず、私はモヤモヤを抱えたままウェブプログラミングをやめる日をむかえた。
 
その数年後、とある者に召致され、現在に至る。

私は「引用の自学」を開始し、引用の要件や判例・裁判例の読解 とともに “ どの行為が、どの条項によって違法行為にあたるか “ を理解した。

それありきで、ようやく “  原則的にリンクが著作権法違反にあたらならい理由 “ の理解にも至る。

「 引用の要件 のみを丸暗記しても、リンクに対するモヤモヤは晴れなかっただろう 

数年の時を経て、点と点が結ばれ経験になる機会が巡ったと感じられた。

こんなレベルの私だが、恥をさらして半歩でも前進できるなら、さらしてでも進みたいと思う。

 
 

【引用】4:改変の禁止/加工の必要性  より


私はここで、投稿サイトを利用するには 著作権法以外の法律知識も必要 であることも理解した。

今まで不知であったわけでもないが、不特定多数への発信を行う気のない私には他人事であり、理解に努める気もなかったのだ。
 
「他者の画像の引用」と「自ら撮影した画像の掲載」を想定して自学した。

原則的に、利用する画像のなかに画像の著作者以外の権利が写っている場合は、すべての許諾を得なければならない。

また、他者の画像は無断で改変してもいけない。引用したい画像に ‘ 他者の権利侵害にあたる可能性のある箇所 ‘ があっても、無断で改変 ( ボカシ加工・モザイク加工など ) してはいけない。

このような場合は、画像の著作者に許諾を得て加工するか、写った著作物・人物・商標などのすべての権利者に許諾を得る必要がある。
 
ぶっちゃけ面倒だ

プロのウェブライターでもない私に、他者の画像を ‘ どぉーーー しても引用しないとならない執筆 ’ って、ないだろう。

ほとんどの場合、リンクカードやURLリンクで事足りる んでないか?

私はそう考えた。
 
このように、直面した波浪に対して “ 乗り熟すこと “ を意識しながら進む私であった。

 
 

【引用】5:二次的著作物の引用  より?


二次的著作物についても、私と私のバディが『note』で著作物を公表するうえで、最低限必要と思った点をザックリと自学したに過ぎない。

二次創作についても知識不足の分野がある
 
この状態で、私は胸のうちを素直に執筆して ( バディに共有せずに ) 投稿してしまおうと考えが、この画策はあっけなく感知され、中止となった。

執筆力が高くない私なので「雑記であっても墓穴を掘る可能性のある投稿はするな」と・・・。

まぁ、その通りだ・・・。

このため、当項目についての雑記は今後の機会に執筆とする。

 

~ エピローグ ~


私のバディは ‘ 尊大な言葉 ’ の発信を嫌がる。

子どもの保護者さまが 我が子には見せたくないと感じるような発信はしない 。これは我々が創作発信をしていくうえでの我々自身の公開基準だ。

子どもが自発的に『note』を見るとは思っていないが、他のプラットフォームよりも環境は良いと感じている。
 
しかし私は 秀才でも聖人でもなく、時には負の感情がわくこともある凡人 だ。自分の理性が完全無欠であるかもわからない。

そもそも私は楽観思考でもあるし、場合によっては 暴走する可能性 もあるかもしれない。
 
こんな私を 抑制してくれる存在 はありがたいのだが ’ 首輪 ’ は勘弁してほしい。そう主張したところ、左耳に “ ピアス “ が撃ち込まれた次第だ。

’ 若くもない チャラ野狼ヤロウ ’ だと思われるのでは? 私は戸惑ったが、すでに クリエイターページのヘッダー画像 は仕上がっていた。

このピアス、私の暴走を抑制する ’ 緊箍児きんこじ ’ である。ただでさえ高性能ではない ’ 左脳 ’ がシビレるのは非常に困る・・・。

お行儀よく精進してまいる・・・🐺💦

 

~ おわりに ~

読者さまの “ 貴重なお時間 “ をいただきました。
長文雑記を最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございました。

◂ 記事末 ▸


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©2024 伊盾津志 (執筆) / 絵筆描月 (作画)

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