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こだわりの珈琲 file.6 インドネシア産コーヒーのイメージを変える”ハニーコーヒー”

こんにちは。
イトウコーヒー本店では、生産者のこだわりが詰まったストレートコーヒーを扱っています。その中から今回は「インドネシア クリンチバロカ ハニー」のご紹介です。



Indonesia Sumatra Kerinci Barokah Honey
 生産地:インドネシア スマトラ島西スマトラ州クリンチ
 標高:1400~1700m
 品種:シガラウータン、アンドゥンサリ
 生産処理:ハニープロセス
 味わい:クリーン、シロップ、ベリー



インドネシアは日本のはるか南にある、コーヒー生産が盛んな熱帯の島国です。
赤道を中心に約18000もの島々があり、数百の民族が暮らしているので、島ごとに少しずつ異なる雰囲気が感じられます。
仏教寺院やバカンス施設、コモドドラゴンが生息する国立公園などが有名です。


インドネシアでは1690年代からコーヒー栽培が始められ、現在では生産量が世界第4位。日本にもたくさん輸入されています。
そんなコーヒー大国の主要生産エリア・スマトラ島の西スマトラ州でこのコーヒーは生産されています。

西スマトラ州・クリンチ山の中腹に農園があります



インドネシア産のコーヒーといえば「マンデリン」をイメージされる方が多いと思いますが、「マンデリン」は特定のエリアで生産されたアラビカ豆をさすので、西スマトラ州で生産されたこの豆は以前まで「名もないコーヒー」として流通していました。

そんな中、2017年に設立したクリンチバロカ生産組合が ”マンデリンとは一線を画すコーヒーをつくろう” と発起します。

このエリアで育てられているのはシガラウタン、アンドゥンサリというハイブリッド品種。従来の精選方法だとマンデリンの味わいに近づいてしまうため、インドネシア国内では珍しいハニープロセスを採用しました。
水を使わずにコーヒーチェリーの果肉を除去(パルピング)し、屋根付きの棚で乾燥させ、手作業で選別しています。

生産組合を代表するトゥリヨノ氏



このコーヒーの特長はまろやかでやさしい甘味。
当店では中煎りにしています。苦味を抑え、口当たりの良さを活かしました。

おすすめの飲み方はブラック、もしくはカフェラテです。スイーツのお供にもぴったりですよ。



こちらのコーヒー豆は数量限定品につき、店頭でのみ取り扱っています。
ぜひお試しください!




店舗情報
イトウコーヒー本店
 〒461-0001 名古屋市東区泉1-7-25
 tell : 052-962-3541

営業時間
 平日:10時~19時
 第3土曜、祝日:10時~17時
 定休日:上記以外の土曜、日曜

*駐車場はございません、近隣のパーキングをご利用下さい。





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