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間接視野は組織のパフォーマンスアップのヒント!?

記事をご覧いただきありがとうございます。
このnoteでは、アイコミのコンサルタントが日々のお客様との関係性の中で気づいたこと・学んだことを通して組織が変わるヒントを発信していきます。
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2022年FIFAワールドカップカタール大会がスタートし、日本は優勝候補の一角であるドイツ・スペインに逆転勝利したことでグループステージ突破を決めました。日本時間の12月6日に行われた決勝トーナメント1回戦で前回大会準優勝のクロアチアと対戦し、死闘の末、PK戦にて破れてしまいました。しかしながら選手たちが見せた勝利へのひたむきな姿や筋書きのないストーリーは多くの方の心を打ったかと思います。
 
サッカーを経験した方は分かると思いますが、広いフィールドの中で敵の位置を確認し、また仲間と連携しながらボールを蹴ってゴールを目指すために「全体を俯瞰する力」が求められます。そのためにはボールだけでなく周囲の動き(敵・仲間・動き続けるボールの全て)を見ることが非常に重要です。そのため動いているボールだけに焦点をあてる直接視野だけでなく、1つ1つの対象はぼんやりしているけれど、何がどこにあるのか周囲の敵・味方の動きも何となく見えている間接視野を通して、「あそこにいるな、こういう動きをしているな」と把握することが同等に重要です。

リモートワーク等、異なる場所で仕事を進める組織のパフォーマンス創出においても、この直接視野・間接視野の視点を活用できる点が多いと感じます。「直接視野で捉える領域」つまり割り当てられた自分のタスクを消化していくだけでは、周囲がどのように仕事をしているのか、どういう進行状況なのかが見えず、結果として全体のパフォーマンスが落ちます。職場にメンバー全員がいる場合は、聞こえてくる互いの会話で状況が理解できますが、リモートワーク等の状況下では物理的に職場の様子が見えず、間接視野が機能しにくくなります。あるお客様でも、「個人のタスクは見えるけど、組織全体の様子が分からず、コミュニケーションがうまくいっていない」という課題認識がありました。そこで打った、組織の間接視野を拡大するための取り組みを紹介します。
 
①情報はオープンに(⇒全てをTeams等のデジタルプラットフォームに蓄積)
デジタルツールを活用し、プロジェクトの進捗や出来事、そのための会話やコミュニケーション等も記録することで組織としての可視化が進みました。そのため当事者でなくとも全体としてどのようなことが起きているのかへの感度が高まり、「あのプロジェクトはどうなっているんだろう」「このことは○○さんに聞いてみよう」という具体的な会話が増えたそうです。もちろん関心を持って見ることは必要ですし、オープンに共有化できる環境は組織のプロセスを円滑にするためにも重要な要素でした。 
 
②自己管理が大前提、そして提案・改善も!
目の前の仕事を終わらせるための会話のみにせず、将来に向けた仕事の改善やあり姿を話す機会も間接視野の活用を促す視点になります。個々の力量や任される仕事の難易度に違いはあれども、仕事に向かう大前提の姿勢としての自己管理に加えて、仕事の提案・改善も明確な役割として共通認識することがパフォーマンスにも影響しました。
 
③公式・非公式の機会を意図的につくる
物理的に同じ環境にいない分、デジタル上でも公式的な朝礼や全体会など皆が集まる場所をつくる、他にも雑談できる場や1on1できる場等の非公式的な場を整えることでコミュニケーションが活性化したり、間接視野の視点が拡大するきっかけになったそうです。
 
上記のような機会・施策を通じて、仕事やタスクの遂行のみならず、組織全体の成長や進化に興味を持ち関わる社員が増えたとご担当者はおっしゃっていました。直接視野だけでなく間接視野を活用できる組織運営が、ハイブリッドのマネジメントスタイルでのパフォーマンス創出を可能にできると感じます。

このnoteの投稿者:コンサルタント/渡邉 健
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