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【映画感想】心も戻ってきて欲しい

戦争とは。家族とは。
今一度問いただされているような作品。

ブラックフライデーでAmazonに貢ぎまくりました。
どうもくらひろです。

本日は『アメリカン・スナイパー(American Sniper)』です。
戦争と残された家族、PTSDを題材にした映画です。
北米の興行成績であの『プライベート・ライアン』を抜いたとか。

PTSD
PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、死の危険に直面した後、その体験の記憶が自分の意志とは関係なくフラッシュバックのように思い出されたり、悪夢に見たりすることが続き、不安や緊張が高まったり、辛さのあまり現実感がなくなったりする状態です。

厚生労働省より

筆者がよく見ているYouTubeチャンネルに【ゲームさんぽ】というチャンネルがあります。
その道のプロと名前の通りゲームを散歩するチャンネルです。
ゲームの中で気になった点や、疑問をプロに聞いてみよう!がコンセプトです。

そのうちの企画の一つで元特殊部隊のスナイパーとこの『アメリカン・スナイパー』のトレーラーを見るという回がありました。
そこで今作を知ったのですが、ちょっと思った感じと違いました(笑)
そこではトレーラー部分くらいだったので…

もっとドンパチが多い作品かと思っていたのですが、これはこれでとても良い作品です。
ちょっと気合い入れて見ないと行けないですが。
最後含めて色々考えさせられます。

『アメリカン・スナイパー』とは

アメリカ合衆国で製作され、2014年に公開された伝記映画。

原作はイラク戦争に4度従軍したクリス・カイルが著した自伝『ネイビー・シールズ最強の狙撃手(英語版)』(原題: American Sniper: The Autobiography of the Most Lethal Sniper in U.S. Military History)で、脚色はジェイソン・ホール(英語版)が行った。監督はクリント・イーストウッドで、ブラッドリー・クーパーが主演を務める。イーストウッド監督作品としては初のIMAXおよびドルビーアトモス対応作品である。

Wikipediaより

後から知ったのですが、自伝が元の作品なんですね。
だいぶ脚色も合ったようですが。
内容も時系列に沿っていてリアルでした。

レビュー

とにかく色々考えさせられる。

戦争とは、家族とは。
そしてPTSDについて。

戦争はいけないと一言で表すのは簡単ですが、世の中はもっと複雑です。
最近でも、もう無いだろうという空気感ではありました。
しかし事実としてウクライナとロシアは交戦中です。

戦地を言ったり来たりする主人公の心情や残された家族の心情がよく描かれているなと思う。
戦闘シーンも凝ってありより臨場感あふれる作品にはなっている。

どっちの気持ちも分からなくは無いなあと思いながら見ていました。
本当に戦争は悲しみしか生まない。

そしてラストシーン。
色々くるものがあります。

その後の無音のスタッフロールはなにか訴えてくるものを感じる。
ただの反戦映画ではなくどう思う?と投げかけられているよう。

軽い気持ちで見るつもりだったので、色々考えさせられました。

苦手でなければぜひ見て欲しい作品。


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