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残りものにはなんとやら
今日は、地元の博物館で開催された、古書市に行ってきました。
とにかく暑い日でした。
じっとしているだけでも、じんわりと首筋に汗が滲みます。
博物館の中では古本や雑貨が販売されていて、外では冷たい飲み物や軽食が食べられるみたいでした。
この暑い日にひんやりとした飲み物は需要と供給がぴったりで、さぞかし美味しく感じられることでしょう。
しかし私のお目当ては古本なので、一直線に博物館の中へ向かいました。
博物館の2階では、約10店舗くらいのブースが並んでいて、昼過ぎでしたがそれなりに賑わっていました。
よくお邪魔するブックカフェも出店していて、そちらで一冊、古本を購入しました。
めぼしい本は午前中に売れちゃったんだよ〜とマスターが言っていたので、私は、残りものには福があると言うじゃないか!という気持ちで探しました。
タイトルに惹かれて買ったのが、こちらです。
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あ、あのガンジス川で…?!と割と衝撃的なタイトルです。
入るとお腹を壊すと言われるくらい汚いことで有名なガンジス川。
そこにガッツリ入水している、おそらく著者であろうお方が、バタフライをしている表紙のインパクト。
ひと目見てこの本にに決めました。
そして、帰りのバスで数ページ読み、これは絶対に面白いやつだ!とわかりました。
様々な国に旅をする著者が書いたエッセイなのですが、行き当たりばったりの旅に憧れのある私にピッタリの本でした。
ブースが混雑していたので、ほぼ直感で選んだこの本ですが、大当たりの予感がしています。
やはり直感は間違わない、そう思いました。
これから読み進めるのがとても楽しみです。
写真左の本の栞も、古書市で購入したものです。
透明で、柔らかくくにゃくにゃした素材で、こういった栞は珍しいな〜と思い、購入しました。
150円というお安さです。
本も300円。さすが古書市…!
古本市は、必ずと言っていいほど新しい出会いがあるので、とても楽しいです。
直感的に気になった本を買ってみるのがオススメです。
もしそれが自分好みじゃなかったとしても、1000円越えの単行本とは違ってリーズナブルなことが多いので、ショックも小さいでしょう(笑)
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古書市が開催された博物館は、小さい頃、よく訪れていた場所でした。
映画の撮影にも使われた場所で、古い洋館のような、独特の世界観のある建物です。
天気も良く、気持ちのいい風も入ってきて、小さい頃家族で来た時のことを思い出しました。
博物館としてはもちろん、こうしたイベントでも使うことができるのは、とても素敵なことだなあと思いました。
残り物には福があるというのは、改めていい言葉ですね。
別に福なんかなくても、何かしらの残り物を手にしてしまった人を救う言葉になります。
学生の頃、先生が差し入れで買ってきたアイスを選ぶのに、控えめな性格だった私はいつも最後の方で、1番食べたかった味は大体無かったけれど、それでも暑い日に食べたそのアイスは美味しかったです。
夏にぴったりの、少しほろ苦い思い出話でした。
今日も読んでくださりありがとうございます!
皆さま、まだ6月ですが夏バテには気をつけていきましょうね(汗)
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