見出し画像

やさしい時間

待ちに待った休日がやってきた。
朝からせっせと掃除をし、たっぷりの達成感と少しの疲労を感じた朝。
掃除のために換気したいけれど、とても寒い。
今日は朝から、雪がのこのこ降っている。
いよいよ12月といった感じで、容赦なく降り積もる雪。
今日のメインイベントは、母とホテルのランチビュッフェに行くことだ。
雪が降ろうが槍が降ろうが、この日を楽しみにしていた私たちを、誰も止めることはできない。


昨晩、とある人に会ってきた。
年が近くて、同じ市内で働く女の子。
知り合ったきっかけは、noteである。
下記の記事を見て、連絡をくれた。

端的に言うと、私と会ってお話ししませんかという、お誘いだ。
記念すべき1人目。(まだまだ募集中!)
緊張したけれど、とてもとても楽しい時間を過ごすことができた。
2人で相談して、スープカレーとスイーツが美味しいお店に決めた。

初めて会ったとは思えないくらい、気楽に会話できたことに驚いた。
彼女は笑顔がとても素敵で可愛らしく、柔らかい雰囲気を纏っていた。
滲み出るその優しさから、きっとたくさん苦労もしてきたのではないかなと勝手に想像する。
あまりにも美味しいスープカレーを食べながら、やさしくてあたたかい時間を過ごした。

セットのスイーツは数種類から選べた。
私は抹茶のテリーヌで、彼女は紅茶のテリーヌをチョイス。
抹茶の味が甘さに負けていなくて、口当たりも滑らかで美味しい。
店内は女性客ばかりで、一時はほぼ満席となり、その人気ぶりが伺えた。
彼女のやりたいことを聞いているうちに、「どう生きていきたいか」みたいなものが垣間見れて、純粋にとても素敵だと思った。
私も良い意味で刺激を受けて、心が潤うのを感じていた。
是非また、美味しいものでも食べながらお話しましょうと約束し、私たちは別れた。
外は寒かったけれど心はほくほくとしていて、あのお店で過ごした時間まるごと、大切だと思った。


雪の中、ホテルのロビーにてお店が開くのを待った。
好きなものを好きなだけ、自分のペースで食べられるビュッフェが、私はとても好きだ。
お気に入りのビュッフェ形式のお店が閉店してしまって、それから長いこと行けていなかった。
市内のホテルでランチビュッフェが食べられるところを見つけたので、母と休みを合わせて予約し、行くことにしたのである。
予約していたからか、通された席は広くてきちんと仕切られていて、落ち着いて食べられそうだった。
貴重品はしっかり携帯し、いざ、ご馳走をとりに行く。

よくよく見ると和洋中がごちゃ混ぜなのだが、引きで見るとそれなりに美しく見えるから不思議だ。
好きなものを好きなように、食べたいものを食べたいだけ…それがビュッフェの魅力ではないだろうか。
ひとつひとつの料理が美味しく、丁寧に作り込まれているのを感じた。
せっかくだから普段は食べないものを、と普段は制限しているものも皿に乗せていく。
複数人でビュッフェに来れば、他の人が何をどれだけ皿に乗せているかを見るのも楽しい。
あれもこれも美味しいと話しながら、あっという間に皿に載せた料理が消えていく。
周りは女性客ばかりで、制限時間無しのビュッフェはお喋り好きな女性客向きなのだな…としみじみ思った。
例外なく私たちも、食べ終わってからもだらだらと居座り、気付くと2時を過ぎていた。
料理コーナーと席を何往復もして、デザートもしこたまいただき、お腹いっぱい胸いっぱいである。
ビュッフェの前後は16時間以上何も食べない時間を設けて、胃腸をしっかり休ませてやろう。


私は最近、食事計画を立てるようにしている。
大体1週間分くらい、朝昼晩何を食べるかノートに書き出してみるのだ。
朝は毎日ほぼ同じだし、昼のお弁当の内容もルーティンが決まってきた。
だからそこまで難しいことではないし、何より自分の食生活が可視化できて面白い。
この日からこの日はかなりヘルシーだから、ご褒美にこの日は外食しようだとか、この日は人とご飯に行くから、翌日は糖質を控えめにしよう…などと調整もしやすい。
面倒くさいと思う人や、否定派も多いと思うが、私にはこのやり方があっているようだ。
計画通りにいくこともあれば、食べたいものの気分が変わったり、体調によってあえて変えたりもする。
最近は外が寒いから散歩することは減ったけれど、代わりにトレーニング施設に行くことが増えた。
バランスの取れた食事と、適度な運動。
日照時間は少ないわ外は寒すぎるわで、否が応でも鬱になるから、当たり前のとこをきちんと続けていきたい気持ちだ。
生理前、外が寒すぎるだけでイライラしている私。
そんな時こそ、自分を癒すやさしい時間を、なんとしてでも確保したい。

いいなと思ったら応援しよう!