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適性〜コミュ障は社会で通用するか〜

【適性】(てき-せい)
性格や性質が、その物事に適していること。また、その性格や性質。

デジタル大辞泉

結論から言おう。
コミュ障でも、社会では通用する。

コミュニケーション障害、略してコミュ障は、性格的なものが大部分を占める。
ここでコミュ障の定義を確認する。

医学用語の障害とは関係無く、個人の性格によって他人とのかかわりを避ける傾向、他人に無関心な傾向を指す。

Wikipedia

そう、「コミュ障」は、個人の性格に依存するものであって、医学用語の「コミュニケーション障害」とは全く別物なのである。。

コミュニケーション障害(医学用語)
視覚・聴覚の障害、発声・発語の障害、知的障害などによって、自分の意思を伝達したり、相手の意思を理解したりすることが困難な状態。脳卒中や頭部外傷による失語症、運動障害性構音障害、音声障害、聴覚障害など。コミュニケーション症。

デジタル大辞泉

かく言う私もコミュ障である。
普段も、他人との関わりを極力避ける傾向にあるし、たくさんの人がいる場所は苦手だ(人酔いする)し、どちらかというと一人が好きである。

社会では、そのほとんどの人が、自分の役割を演じている。その演技の最たるものが、コミュニケーションである。いくらコミュ障といっても、演じることができれば、社交的になれるのである。

社会において演じることができること、これが適性である。

重度のコミュ障の方には申し訳ないが、社会において演じることが難しいため、適性は「ない」と言っていいだろう。何かに特化して才能がある場合でも、よほどのことがない限り、企業での採用は難しいだろう。

問題は、中低度のコミュ障の場合である。

自分はコミュ障だと吹聴し、演じる努力すらしない輩がいる。これはもちろん、適性は「ない」。努力を怠る人間は、社会から排除されるのである。

しかし、自分ではコミュ障と自覚しつつも、演じる努力をしている人は、周りから社交的と捉えられ、社会での適性を自分のものにしている。彼らの水面下での努力は計り知れない。

よって、コミュ障でも、社会では通用する のである。

ickey(2024/02/25)

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