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【茶室作り日記】第5回:施工業者選び−見積り依頼

茶室に改造する場合の費用を把握するため、施工業者として次の三社に見積り依頼しました。
・家を建てたハウスメーカー
・知人の紹介の工務店
・知人の紹介のリフォーム業者

各社と連絡して自宅まで来ていただいて、次のことが分かりました。

ハウスメーカー
担当者がお茶やお茶室についての知識が乏しく、要望を伝えるのに時間がかかりました。
さらに床を畳床にしようとすると床と床柱解体する、釣釜にしようとすると天井解体、というように手間や費用を抑えるような工夫が感じられませんでした。
そのことから多額な費用になり、見積りは予算を大幅にオーバーしました。

工務店
茶室は幾つか作ったことがあるとのことでした。
炉を切るために床下を調べたりしてくれて、現実味がありました。
ただ、いろいろ相談できる雰囲気にはなりませんでした。

リフォーム業者
家に来ても寸法を測るのみで、床下や天井を調べませんでした。
当事者感が感じられず、本当に茶室を作ることができるのか、と思いました。

以上のように、どの会社も「お願いしよう!」と思うに至らず、茶室作りは行き詰まりました。

写真はハウスメーカーの撤去図と施工図で、床の間・床柱・床框・ALC(軽量気泡コンクリート)を撤去し、茶室を解体するとあり、施工図には撤去した床の間・床柱・床框・ALCを新設し、各釘を打つとあります。

【写真】
ハウスメーカー撤去図5-1_ハウスメーカー撤去図

ハウスメーカー施工図5-2_ハウスメーカー施工図

つづく


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