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“妄想旅行” 出雲巡り (19)

出雲市駅に到着。昨日LAとテレカンで打ち合わせしていた際に、出雲行く話したら、LA在住のとある有名な方から、出雲に行くなら知り合い会って欲しいと紹介されていた。想定外のご縁から出雲の旅がスタート。到着するとLAの超有名人の後輩の方が迎えにきてくれていた。世界を旅してきた僕は、世界中で”友達の友達”を数珠つなぎ的に会ってきた経験はあるが日本国内では初めて。LAの方も、さすがで、旅人の”繋がり”サポートを暗黙のうちに身についていたんだろう。お陰様で、バスやタクシーにのることなく、また完璧なガイド。それ以上に素晴らしい方で、がっつり仲良くなった。
まずはランチから。出雲は蕎麦の発祥の地らしい。出雲そばから。いきなり強烈に美味しかった。場所は出雲大社の二番目の鳥居の真前。

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二の鳥居をくぐり、すぐに右手に小さな、祓社(はらえのやしろ) ここで、今からお参りさせて戴きます。と神様にご挨拶をすることが、かなり大切らしい。以外とみんな通り過ぎてる。やはり地元の方が一緒だと強い。
挨拶を済ませ、下り参道を歩き、右手に大国主大神の”むすびの御神像” を見ながら、神域である”荒垣”に入る前に”手水舎”で手と口を清めた。

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拝殿では軽い御礼でいいらしい。出雲の人は並ばない。

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ついで最重要ポイント。”御本殿”が見えてきた。
荘厳さと力強さ、壁で全てが見えないからかもしれないが、空気が明らかに違った。圧巻。

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御本殿の後ろまで回ると、素鵞社(そがのやしろ) が真後ろにあり、ヤマタノオロチを退治した、スサノオを祀る社がある。出雲大社の神、大国主の父親にあたるスサノオ。御本殿真後ろの一番高い場所に社がある。なんか今深い。さらに素鵞社の裏には岩山があり、この岩山が出雲の神々がもともといた山の岩らしい。実はここが、最大のパワースポットらしい。強烈な静けさと力を感じた。
ここから戻りながら、有名な大縄を見に行き、お守りも購入。ちなみに神社のしめ縄は、麻を使うが、出雲大社、神社ではないので、稲を使って、しめ縄を作っている。またしめ縄のルーツは龍という説もあるらしい。最近、やたら、龍、の話や案件に出会う。また、ご縁だ。

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出雲大社を後にして、神有月に、神様が集まるところ、”稲佐の浜”に連れて行ってもらった。またまた力強い。なんで浜辺にこんな巨石が?地質学的にもこのエリアの地質ではないらしい。

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稲佐の浜から、”日御埼”という絶景ポイントへ。断崖絶壁で、景色もさることながら、かなりのパワースポットらしい。
アマテラス、スサノオ、ツキヨミ、が祀られている三角地点のど真ん中らしい。

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ついで、多分一番強烈だった場所。鳥居がいくつかあり、山道を登っていくと、最後の鳥居の奥には何もない。ここは、
“隠れ家丘” と言うとこらしく、スサノオの最期の場所。要はスサノオのお墓があるところ。古事記の最終出ててくる話のところ。ここは凄すぎた。

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隠れ家丘を離れると、急に雨が降ってきた。今日の出雲巡りの最後に、伊勢神宮と同様、アマテラスが祀られている”日御埼神社へ。一気に色が違い雰囲気も違った。

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出雲は、不思議の国のワンダーランドだ。地域の特産とかのレベルじゃなくて、神話の世界そのものが、随所にある、ある意味、古代のテーマパークだと思った。
日本人として、日本人の聖書みたいなものである古事記は一回読んだ方がいい、そして、出雲に訪れることを強くお勧めする。

出雲観光を終え、夕食を食べに行った。これまた地元の方に連れて行ってもらったお店。のどぐろ丼とシジミを食べに。
大満足!

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想定外の展開は旅において、必ず新しい発見、体験をもたらしてくれる。世界中旅をしてきたが、これは万国共通。やはり、新しい体験は人生の何よりも変えがたい、宝物になっていく。
生きるとは、日々を最大限、全力でチャレンジして、後悔しない1日を過ごすこと。経験が人生の最大の宝物、価値になると信じている。
明日はどこに行こうか?

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