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個性的な服装をしたくてもできない要因には日本人の陰湿さが絡んでいると思う。

原宿系ファッションがどんどん衰退していくのが悲しい。
恐れずにしたい格好をしてみて欲しいのに…。

原宿系のアパレル経験を経て思ったことを書く。
※別に海外かぶれな訳でも自国が嫌いという訳でもないし、日本サゲ思考でもないんだけど、あえてマイナス面ばかり触れています( ̄▽ ̄;)


↑Twitter(X)でたまにコーディネート写真載せてます(「・ω・)「ギャウギャウ



「着てみたいけど着られない」

店を訪れる人がよく言う言葉だ。
「一度は着てみたいよね」「着たいけど本当に着るのはちょっと…」
では何故着られないのかと言うと、
「年だから」「太ってる(体型に自信がない)から」「不細工(顔に自信がない)だから」と言った自身の要素によるもの、そして
「人前に出る勇気がない」というもの。

普段から派手目な服装をする身としては「勇気が無い」とか「恥ずかしい」と言われると(言ってる本人に侮辱する意図が無いとは思うが)まあ内心腹が立つ訳だが…勇気が無いと”思わされる”のは分からんでもないと思う。
人前に出るというのはつまり「人目に晒される」という意味だ。その「人目」というのは、普段生活している社会のこと。
その社会が嫌な目を向けてくると思うとできないということだろう。


出る杭を打つ文化は確かだと思う

出る杭を打つとはよく聞く。
海外をよく知ってるわけでもないのに「日本は〜」なんて発言は痛いかもしれないが、確かに”日本は”そういう傾向だと思うのだ。
さらに言えば、世代だの国だのなんらかの”くくり”で全部が全部そうだと決めつける考え方は嫌いだが、やはり傾向はあると思う。


着たい物を着る外国人と着たくもない物を着る日本人

例えば太っていてもヘソ出しや脚をかなり出すファッションをしている外国人はよく見る。一方で日本人ではほぼ見ない。
そもそも日本では肌を出すファッションは(宗教的な観点が薄いにも関わらず)「はしたない」「自意識過剰」という視点で見られがちだ。

厳格に宗教の規律を守っている人が多いような国ならば、それが当たり前なので仕方がないと思うが、日本の場合はそうではない。
他人の容姿に厳しいのだ。
※はしたないという考えについては必ずしも悪いとは思わないが、大方「性的にだらしない人だ」というような偏見が根本にあって思う人が多いのではないかと感じる。

アパレルの接客で、普段どんな物を着ているのかやどんな物が好きか尋ねる上で「どうせ似合う服装なんてない」と言って、別に好きと言うわけでもない服装をしているという人が意外にも非常に多いのがわかった。
もちろん来店時のファッションが好きでしている人だってたくさんいたが、本当に思いもしなかった程多くの人が、「こういうのしか絶対に似合わないとわかってるので」と決めつけていた。
お世辞でも何でもなく、実際には誰にでも各々に似合う物はもっと色々ある!

*余談 1* 
バイト先のお客さんには、外国人の中では中国人女性が多かった。それをなんとなく不思議に思った上司が中国人のお客さんに何故こんなに中国ウケが良いのか聞いてみたそうだ。

そのお客さん曰く、可愛い服装は男性ウケが良く、女性は素直に可愛いと思える服装ができるそう。
日本では男女問わず珍しい服装に引いてしまう人も多いが、中国人男性は「僕の為にこんなに可愛い格好をしてくれてありがとう!」と感謝の気持ちで喜んでデート代を出したりプレゼントをくれるらしい。
一部の日本人女性が主張する「男が奢って当たり前」ではなく、相手に喜んで欲しいという気持ちで女性はお洒落にお金をかけ、それに対し男性は感謝の気持ちでお金をかける。
お互いの為にお金をかけているのだ。
 
もちろん、何も男性の為だけにお洒落をしている訳ではないが、引かれない、むしろ喜んでもらえるという背景が、中国人女性達が目立つ服装をいくらか気軽にできる1つの理由になっているのだろう。




他人に厳しすぎ

ネットでもやたらと人の容姿を叩く人は多いだろう。
顔なんて関係ない話題でも「でもあいつブスじゃん」と来る。何の「でも」なのか。
自分も役者なので、容姿では散々叩かれてきた(笑)
「不細工が出演するな」「顔がキモい」など、ブログやSNSにわざわざコメントしに来る奴なんていくらでもいた。不細工役だって世の中必要なんだよ(°Д°)

日本では不細工芸人など容姿の悪さをネタにする文化があるが、海外では結構本気で嫌がられるそうだ。
とある朝のニュース番組で、海外の女優さんが中継でインタビューに答えてた所、司会者がスタジオにいた女性芸人をその女優さんの引き合いに出して不細工と評して、女優さんがかなり不快な顔をして「彼女は可愛い」と怒ったという一件もある。
この「可愛い」は、世間一般で言う”美形”というくくりではないにしても、その芸人さんの個性を指して本当に褒めている言葉だ。
確かにその芸人さんは”美形”ではないと思うが、表情や表現が自身の個性を出していて素敵だと思う。

ところが、やはり日本では残念ながら多くの人が
美形か不細工か
この二択で考えがちだ。
”普通”の顔やスタイルだってあると思うが、「美形じゃない=不細工」と極端だ。
更に視野が狭い奴は「好みじゃない=不細工」という思考なので尚のこと厄介だ。

そして、他人にいちいち「不細工の癖に」「デブの癖に」などとチクチク言う
思っても心に留めておけば良いものを、わざわざ言う。
これでは自信を失う人が出て来て当然だ。


他人に厳しい上に陰湿…?

ネットで叩かれ精神を病む人の話題もよく聞くようになった。それはどの国でもあることではあろうが…ネットでヒソヒソ、ネチネチは非常に日本的に感じてしまう。

いじめ一つ取ってもそうだ。
いじめ自体が悪いことなのでどちらが良いという問題ではないが、
海外:人前で堂々と罵声を浴びせたり殴る蹴るなどの暴行を加える。
日本:表向きバレないように悪口を言ったり、物を隠す、持ち物に何か入れると言った嫌がらせをする。
真逆じゃないか!と思う。

いじめる理由も、海外だと容姿よりも鈍臭いとか根暗とかそんなものが多い気がする。
そりゃ海外でも容姿でいじめられることはあるにしても、「◯◯だしブスだし…」と一つの要素に過ぎないイメージがある。
逆に日本だって容姿だけでいじめられるとは限らないと思うけど、「容姿がキモいな」から始まり他のいろんな部分も見えて来ていじめる理由に”加わる”という感じがある。
少なくとも身の回りで起きたいじめはそうだった。



建前文化と言うか何と言うか

建前の話とはちと違うけど…

海外のネット掲示板を見ると、楽しい内容、賞賛する内容が多いなと感じる。
一方で日本の掲示板では悪口が多い。
例えばアニメなどの話題で、「こういう展開だと良いのにな」「こうなるのは嫌だった」程度なら海外の掲示板にも見られるけど、日本の方では「だからダメなんだ」と、(嫌な言い方だしこれも決めつけかもしれないが)評論家気取りが多い。

でも、面と向かって自身の顔や名前を晒してまでそれを言う人はあまりいないんだよ。
そんなに正しいと思うなら、ちゃんと”意見してあげれば”良いのに?
中には確かにそうだなと思える”分析”も見られるが、自身の好みの問題である自覚がなく正しいと思ってしまってる人が多い。
レビューとかスーパーのお客様の声とかもそうだよね(笑)

建前って人を傷つけずに事を済ます為の振る舞いだと思うんだけど、単に表では本心隠して安全圏からゴタゴタ言う人が多いから、むしろ建前なんて文化は無いに等しいのかもしれない。



「皆してないこと」だから

容姿がどうこうではなく、周りにこんな人いないし…と、とにかく目立つのが気になってしまうと言う人も多い。最初に書いたが、社会からの目線が怖いのだ。
やっぱり"皆同じ"が当たり前だとどうしても気になるだろう。

家族にやめろと言われるという人も多かった。家族など"身近な社会"が悪としていることならば、尚更やりづらいだろう。

接客して驚いたのは、
「うちが田舎なもんでこんな服装は好きだけどできない」と言う人が、以前どこかで赤いTシャツを買おうとしただけで親に「そんなの誰も着てないよ!目立つからやめなさい!」と怒られたそうだ。
別に何か飾りが着いていたり形が特殊だったりしない、赤いというだけのTシャツが、その人の親からすれば駄目な服だそうだ。
駄目な理由は「誰も着てないから」一択

人の親を悪く言うようで悪いけど、そんなのただの偏見だよ。赤いTシャツを着てる人なんて田舎だろうといるよ。
それに、何で誰も着てなかったら、目立ったら駄目なの?たぶん、それには答えられないだろう。「誰も着てない」→「だから目立つ」→「目立ったら恥ずかしいから駄目」→「何故恥ずかしいかと言ったら目立つから」これの堂々巡りなんじゃないかな?

他にも似た例があった。
ショッピングセンター内の、周りも病み系だったり毒気がある服など、原宿カワイイ文化なお店が多いフロアの店舗で勤務中。
家族に対して「コラ!そっちはマニアックゾーンだから行っちゃ駄目だって!ほら、戻ってこい!」と何度も大声で言っている人がいた。
誰しも理解できない物はあるし、どう思おうと仕方ないと思うけど、それを関係者が目の前にいる場で失礼という自覚無く言えちゃう人がいるんだよね。

原宿文化が広まって欲しいと言いつつマイナスなことを言うのはおかしいけど、事実悪口を言う人はいます!(・_・)
先のいじめの話や掲示板の話と矛盾すると感じるかもしれないが、店の真ん前で「キモい」とか「こういうの着る人って本当に恥ずかしいよね」等、堂々と言う人も実際いる。
いじめや掲示板の陰湿な人等と何が違うかと言うと、悪口の自覚が無く何の気無しに悪口を言ってしまうというところ。

こういう人がいると更に人目が気になってやりたくてもできない人が出て来てしまうだろう。お客さんがいる場で色々言ってくる人は特にやめてほしい。
ただ思うんだ。
失礼とか考えられない人の方が余程痛くないか?

有名人の”有名税”とか言うのもそうだけど、目立つことをするなら、”何かされるかもしれない”と思っておくことは必要だと思う。
何か言われたりしても、逐一キレてたらやってられない。
でも、本人のその意識と失礼な言動を取る人の意識は別問題だ。
痴漢がよく言う「そんな肌を出してるなら触ってくれと言ってるのと同じ」みたいな。セクシーすぎる服装をして痴漢に困っている人は確かに自衛すべきとは思うが、だからと言って本人の許可無しに触るのは犯罪ということに変わりはない。
有名人相手なら叩いて当然というのも同じ。

*余談 2*
この記事を書いてる今テレビで、いろんな国に行って街中で現地の人にカラオケに挑戦してもらう企画をやっている。
道ゆく人はやっぱり歌ってる人を見はするけど、「何してるんだろ?」とチラリと見るだけだったり、下手へたな人に対しても一緒にノリノリになってたりする。
日本で街頭インタビューしてる番組を見ると、通りがかりの人達がインタビューされてる人をとにかくジロジロと見るんだよね。目線からして違うなと思った。

人のことを勝手に撮影する人も、海外では「凄い(良い)と思ったから思わず」という人がいる中で、日本はどちらかと言うとネタとして晒そうとしてる感じ。
…ああ、これは店の商品も同じだわ。許可無しに撮影自体いけないことだけどね、日本人の勝手に撮るタイプの人は本当にネタ扱いという感じ。



「何故それを着るの?」

原宿系のファッション…ゴシックやパンク、ロリィタ、デコラ、それらが融合した物(ゴシック+パンク=ゴスパンやゴシック+ロリィタ=ゴスロリが代表的)などなど、原宿から発信されたようなファッションは世間的に見れば派手な物が多い。

それで時々聞かれるのが「どうしてそんな格好をしてるの?」だ。
どうしてと言ったって、したいからだとしか言えない。
しかし、派手な服装をしない人からすると理由が欲しいようだ。

アパレルの仕事でもよく聞かれた。
特に、ファッションとしての販売店ではなく衣装屋だと思っている人には普段からこういったジャンルの服装をすると言うと「何でわざわざ!?」と驚かれるのだ。

出る杭を打つ、右に倣え文化により、一列に並ぶのが当たり前という感覚から珍しい物には何かしら理由があるはずと感じ、それの正体を知ろうとしてしまうのだと思う。
※何も、統率を取る、皆同じようにするといったこと自体を悪いとは思わない。それが必要な場面だってあるはずだ。その上でもう少し柔軟性があっても良いんじゃないか?と思う。



では逆に聞こう

「あなたは何故それを着てるんですか?」と。
服装の派手さなんて関係ない。
あなたが着ている服の色、形、柄、それらに意味はありますか?と。

ただ生きることだけを考えれば、服なんて大して重要じゃない。
暑くなくて寒くなくて、更に社会生活上、体を隠すことができれば何かしらで体を覆えばそれで良い。
生命維持だけに焦点を当てれば裸だって良い

「青が好きなので青い服を着ている」と言われれば別に納得するでしょう?
青じゃなきゃ死んじゃうのかと言ったらそうじゃないでしょう?

好きな食べ物も大抵は「美味しいから」好きだよな。
何故美味しいのかと聞かれても美味しい物は美味しい。それが嫌いな人からすれば不味くてしょうがないのに。


あえて言おう

「勝手にしろ」と。

アパレルで接客をして非常に多かったのが
「これ(チェーンや紐などの飾り)何ですか?」
→飾りだと答えるとポカンとされる。
「ここ閉めて着たら駄目ですか?」「こういう服と合わせて着ちゃ駄目ですか?」
→全然OKと伝えつつ好みの問題とも伝えると驚かれる。

さっきも言ったようにファッションに意味なんて無いし正解も無いよ。
好みの問題だよ。
仕事着みたいにちゃんと決まった着方をすべき服装もあるけど、プライベートの服装なんて猥褻なんかにならなきゃ何したって自由だよ(笑)

だから「駄目ですか?」じゃなくてやってみて欲しい。
違うと思ったらやらなきゃ良いんだから。
誰かに正解を与えてもらえないと不安なのかもしれないけど、どんな服装だって好みじゃない人からすれば”変”だから。

例えばね、サンダルに靴下合わせるの、あれ変だと思ってるよ!ごめんね!
ギャルがよくやる上はセクシーな感じで決めて下はピチッとしたスパッツみたいなジャージみたいなズボン合わせるの、あれも変だと思ってるよ!ごめんね!
でも、それが良いと思っている人達がいるということは理解してるつもりだよ。

*余談 3*
何年か前に『マツコ会議』で最近の若者文化を取り扱った際、マツコさんが「それは何なの?とか聞いちゃダメなんだよね。それ自体がもう楽しいんだから、意味を求めるものじゃないわよね」と言ってたのがすごく印象的。
「これだから年寄りはダメなんだよねぇ」なんて言ってたけど、若い人でも服について飾りから何まで「これって何用ですか?」と聞いてくるので、考え方の柔軟性の問題だと思う。


着たいから着る。それだけ

「仕事着だから」「体型上入る服が無い」など何か理由がない限り、皆自身の好みの服装、もしくは”嫌いではない”服装をしているはず。

先にも書いたように、日本人からは何故そんな服装をするのかと尋ねられることがちょくちょくあるが、外国人から服装について何か言われるとしたら「Wonderfull」とか「Cool」とかありがたいことに褒め言葉ばかりだ。
これは別に、褒められるんだぜ!ドヤ!という自慢ではなく(別に自慢したって良いと思うんだけどね。それこそ叩かれるよね 笑)、事実”そう”なのだ。
派手髪に関しても同じく(髪は10年くらい前には白人系の人からは顔をしかめられることもあったが)。
何で着てるのか疑問に思わずに見てるんだなと思う。

日本人でも素敵と言ってくれる人はいるけどね。


「着たいから着る」と「自意識過剰」は別

残念ながら、人の見た目に厳しい国民性?だ。肌の露出もそうだし、華美な服装は「余程自分に自信があるんですね(嫌味」と思われがちだ。
いやいや、どんな服装をする人にだって自意識過剰なタイプはいるぞ。
もちろん華美な服装をする人にも自意識過剰なタイプもいる。
しかし、その人がそういうタイプの人というだけ。

それに、お客さんにも散々言って来た言葉だが、絶対に誰にでも、似合う服があるんだ。逆にどんなに容姿端麗な人にだって似合わない服もある。
だからお客さんには必ず似合う物だけを選んで、試着してもらったり体に当ててもらって鏡で見てもらう。すると、意外と似合うんだと納得してもらえる。
そして更に、全身ゴテゴテは好みじゃ無いにしても、一点一点はシンプルな服装に取り入れるだけで、ちょっと個性的にしかも喧嘩せずにまとめられる。

体型や顔なんて関係ない。
正直美形とは言えない人だって、その人の個性に合う似合うアイテムや合わせ方が必ずある。
ある程度の年齢の人だと「若けりゃ着たけど」と言う人も多いが、年齢だって関係ない。老若男女問わず、その人に似合っていない服装をしていたらそりゃ変だよ。

自身の好みの物を、年を取ろうが体型が変わろうが似合う身につけ方をしている人もたくさん見て来たが、貫いてる人はかっこいい。
何度も言うが、失礼ながらはっきり言って整っているとは言えない容姿の人だっているけど、似合う格好をしていたらかっこよく見える

*余談 4*
陸上競技や水泳競技の中継番組で、スタート位置で選手をサーっと映していくカットあるじゃんか。
ああいう時、海外の選手ってカメラに向かって投げキッスしたりウインクしたりするんだよね。あれを日本人がやったら散々叩かれると言うか、ネタにされると思う(^_^;)
芸人さんみたいなノリだったら笑いで済むだろうけど。
一方で海外の人がやってる姿については「そういう文化」ってことで気にしないんだよね。



好きにしてみたら良い

先に書いたように、外国人にはとにかく”好きな服装をしている”人が多い。
中には「私には似合わないんじゃない?」と言う人もいるが、チャレンジしてみるよう勧めるとひとまず試してくれた。
一方、日本人は半信半疑で試してくれる人もいるが「いや、絶対似合わないのわかってるんで僕は着ません!」なんて人がかなり多かった。
そういう人には「じゃ、(体に)当てて鏡で見てみるだけでも」なんて見せたり、羽織れる物ならサッと肩にかけちゃって見せたりしちゃうんだよね(笑)
ちょっと強引だけど、だって「あれ?意外と良いですね」って気づく人が多いんだもん(ノ´ ▽ `)ノ

買うかどうかはともかく、ある程度の興味があって店に入ってくるわけだよね?
そしたらまずは自身に合うのか試したら良い。
中には完全にひやかしもいるんだけどね。

*余談 5*
特に中年層以上で、本気で悪気なく店側がただの好意で見せてくれると思っちゃってる人が多い。冷やかしの自覚無しタイプ。

単に物珍しくて見てみたいだけの人も多いが、社交辞令と言うのかな。「良いのあったらなと思って」という感じの人なら全然いい。
話しかけた際に会釈するとか、「はい、ありがとうございます」くらいで済ます人も、ちょっと見てみたいだけで…という意思表示をしてくれてるし、別にいいんだ。
特に若い人だと「冷やかしになっちゃってすみません」「今日はちょっと買えないんですけど」と言ってくれる人が多い。

でも、中年層以上の世間知らずっぽい人て意外と多くて、商品について散々質問して来て「色々見せてくれてありがとうございました!すっごく楽しかったのでまた見に来ます!」なんて言ってニッコニコで去ってく、しかも1回や2回じゃないという人がザラにいるのだ。
無視決め込んだり「買う気ないんで」と嫌みたらしく言ってくる人のほうがまだ理屈?は理解できる(もちろんそれも不快だが)。


やってみたいことはやってみなきゃ

見た目がどうとか年齢がどうとかじゃなくて、やってみたいことはやった方が良いって!
よく「やらないで後悔するより」って言うけど、やらなかったら「やった場合にどうなったか」なんて分かり得ないことが多いから、損することってそんなにないんじゃないかなと思う。
事実自分はやって後悔した経験がほとんどだ(笑)

でも、やってみて得するとか楽しいとか、それこそやってみないと分からないから!
時間が無い、お金が無い…いろんな事情はあるけど、自身の気持ち次第なことであればやってみてくれ!

ちょっとやってみて、合わないなと思ったらやめれば良いんだから。
仕事なんかはそう簡単にいかないけど、趣味嗜好ならポンとやめられるでしょう?

服装に限ったことじゃない。
まずはちょっとやってみて、それでどうしても、合わない、違った、人目が気になるなどなどあればやめてしまえ!それで良いと思う。