心が乗っていない時ってどんな時?仕事編
昨日に引き続き、仕事の振り返りを通して。
今日は、「心が乗っていない時」を振り返ります。
昨日の記事はこちらです。
安心できる環境、工夫できる環境が必要
ブライダル宴会派遣業の社員をしていた時、ホテルの宴会にも人材を派遣していました。
その時、自分も現場に入ることがよくありましたが、このホテルに入る仕事が苦手でした。
まず、仕事に慣れていないこと。
そして、環境やそこで働く人に慣れていないことがあります。
このことは、分からないことを相談できる環境が整っていないため、不安な気持ちがぐるぐると体を覆い、心理的負担が大きかったです。
そして、ホテルの仕事でも特に、朝食の仕事が好きではありませんでした。
宴会の仕事より配膳などの仕事が少ないので、お客様との関わりが少なかったことが原因かな、と思っています。
お客様の飲食の進み具合を見ながら、自分で判断し声掛けをする、ということが少ないので、自分の中で工夫する幅が狭かったからではないかと思います。
単調なラインのような仕事が好きではないことも、同じ理由につながっているように思います。
人間関係は多くの不安や不満を生み出していた
私は昔から、威圧的な接し方をする人が苦手です。
上から物を言ってくる、語気を荒げた態度で接してくる。
こうした威圧的な行動をとられると、どうしていいのか分からなくなり頭が真っ白になります。
20代前半の頃は、よく泣いたりもしていました。
恐怖を感じる、自分をひどく責められている気がする。
これが、頭が真っ白になる原因かな、と考えています。
あとは、職場における複雑な人間関係も苦手です。
あの人はあの人と仲が悪いから、とか。
あの人とあの人は不倫しているから、とか。
正直、そんな情報は要らなかったのですが、ないとないで地雷を踏んでしまいかねなかったので耳に入る情報は記憶していました。
好きにしたらいい、勝手にしてくれ、という気持ちと。
どうして仲良くできないのか、という気持ち。
そんなことを考える時間すら勿体ないという気持ち。
ただ仕事がしたいのに、そんな面倒くさいことに振り回されるのが嫌なんですよね。
自分のペースを乱されたくないんだと思います。
納得感をもって仕事にのぞみたいと思っている
今の勤め先でオウンドメディア運営を行っていた時。
それに付随する業務に私の心はあまり乗っていませんでした。
制作がしたかった私にとって、ライターさんとのやり取りや、ECの商品ページ作成、写真撮影はやりたい仕事ではなかったんです。
上司から
「人と話すことをもっとしていった方がいいよ」
と言われる度に
「私のしたいことや進むべき方向を勝手に決めないで欲しい」
と思っていました。
今では、上司が言っていたことは正しいと納得しているので、同じ仕事をしていてもモチベーションは違うのではないかな、と思います。
このことから、私にとってその仕事が自分にとってどんな価値を及ぼすのかを納得していることが重要なんだと気づかされました。
また、少しだけフリーランスでの仕事を副業でしていた時期があるのですが、その時の対価が作業量に対してとても安く、モヤモヤした気持ちで仕事をしていました。
これも、価値に見合う対価が与えられていないことに納得できていなかったのでしょう。
心が乗っていない時を振り返ってみて
振り返ったエピソードで最も多かったのは、やはり人間関係でした。
どこに行っても、何をしていても、人間関係は多くの悩みの種ですよね。
心が乗っている時と合わせて見ていった時に、私にとって心が乗った状態で働けるキーワードは「安心感」だという気づきがありました。
安心して仕事ができる状態とは?
ある程度、仕事の内容を把握できていること
ある程度、自分に裁量権がある(自分のペースが守れる)こと
尊重し合える、仲間意識のあるメンバーと共に働けること
自分の仕事に各自責任をもって取り組めていること
不安な時、相談できる環境があること
自分の仕事のWHYに納得感があること
この「安心感」を脅かす要素として?
失敗を責められる環境=恐怖
威圧的な人間がいること=恐怖
自分の仕事に責任をもたない人=こちらのペースが乱される
「安心感」がある状態だと?
自ら工夫し、改善していくことができる=これが私の探求したい心と合致して、心の乗った仕事が出来ている要因ではないかと思います。
仕事に絞って振り返ってみても、いろいろと気づきがありました。
私にとって「安心」は、肩の力を抜くためのとても大切なポイントのような気がします。
また、いろいろと振り返ってみたいなと思います。
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