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~第131回~「神嘗祭の話」

10月17日、神嘗奉祝祭(かんなめほうしゅくさい)を斎行しました。 神嘗祭は天皇陛下が新穀を伊勢の神宮にお供えする祭儀で、宮中では天皇陛下が御親ら御告文(祝詞)を奏上されます。

全国の神社でも、この神嘗祭を奉祝する祭祀が行われ、伊勢の神宮を遙拝し祭典を行います。 神嘗祭は神宮の祭礼の中でも最も重要な祭礼とされ、その年に収穫された新穀を最初に天照大御神に捧げて、御恵みに感謝するお祭りです。

由貴大御饌と奉幣を中心として、興玉神祭、御卜、御神楽などの諸祭を行います。

附属のお祭りとして、春に神宮御園で行われる御園祭、神宮神田で行われる神田下種祭、秋の抜穂祭の他、御酒殿祭、御塩殿祭、大祓があり、神宮の年間の祭典は神嘗祭を中心に行われていると言っても過言ではありません。 かつて神嘗祭は祝日とされておりましたが、現在は「新嘗祭(にいなめさい)」が行われる11月23日が「勤労感謝の日」として祝日になっております。

神嘗祭は先に新穀を天照大御神に捧げ、新嘗祭はすべての神々に向けて五穀豊穣を感謝するとともに、天皇陛下が新米を神とともに召し上がります。 どちらの祭りも大切な神事ですが、何よりこれらは私たち日本人が古くから収穫された稲穂(実り)を神様に捧げ感謝をしてきた証なのです。
〔 Word : Keiko Yamasaki Photo : Hiroyuki Kudoh 〕

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