微発見ケラー

「呪われた編集者」ウォルター・ケラーのことを考える/一日一微発見061

オンラインサロン「スーパースクールオンライン進化する編集」内で毎月1本公開している動画のシリーズ「進化する編集ENDLESS NOTE」では、「編集の可能性」ということで、普通の意味では編集者でない人の中にある編集力をとりあげている。

もちろん、ロベール・デルピールやダイアナ・ブリーランドなどの名編集者はとりあげているのだが、逆に数少ない。

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編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。 ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。 僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。 それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…

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