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junaidaの絵には魔法がある/一日一微発見351

junaidaに最初に逢った頃から、彼の絵には特別な魔法があるな、と思っていた。その頃、多くの人は彼の絵をイラストレーションと勘違いしていて、彼も居心地が悪そうに見えた。

僕は絵が好きだし、たくさんの絵を見てきたから、彼が「絵描き」であることがわかった。コトバを使わない動物がにおいでモノやイキモノの正体をかぎわけるような感じだ。

コロナの規制がすこし緩んで3年ぶりにヨーロッパに旅してもどってきたらjunaidaが初の大規模な展覧会「IMAGINARIUM」をやるので、応援のメッセージを寄稿して下さいという依頼が来ていた。

ついに展覧会が実現したと思って書こうとしたが、昔話というには早すぎるし、まずは「おめでとう」とjunaidaに電話はしたものの、「どうしよう」とぐずぐすしていたら〆切をとっくにすぎてしまった。

立川のPLAY ! MUSEUMには400点の原画が出ているという。それを見たいな、見て何を思うかが楽しみになり、僕にしてはめずらしく寄稿しないまま、日々がすぎた。

立川に行った日は雨が降っていた。
もうすぐ冬がやってくる気配がたちこめている。新しいビルが立ち並ぶストリートを歩きながら同時に、junaidaとよくミーティングした京都の「かもがわカフェ」のことをなぜか思い出した。

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