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IN&OUT of TOKYO 16「ジェンダーとアート(ランダムメモ)」/一日一微発見144

朦朧とする。
どこを歩いているのかしらん。
夜空を見上げると雲が見えたが、それはもう、湧き上がる水蒸気のかたまりにしか見えなかった。

たしかに道を歩いている。しかし雲は天空にではなく、地にまで這っているのかしらんと思われる。

梅雨はまったく終わらない。
誰かが、熱くなったらウイルスは自然に消えるとか言っていたのに。
東京の感染者は連日、200人を超えたままだ。

今日は京都の学生たちに向けてZOOMで授業をしつつ、東京への仕事の電話をしつづけて指示を出すという「引き裂かれた」日だった。
そして今僕は、浜松の「いま・ここ」にいる、

今日は授業でジェンダーの話をした。
「性」を語ることは、ポリティカルなことだ。
なぜなら性差別もふくめて、あらゆる差別意識は、政治システムや、書かれてきた歴史や日常的に使うコトバ使いなどの中に、固定化して存在しているからだ。

差別に鈍感で「なんで責められなきゃならないの?」という顔をする人がいる。
そんな人は、性差別が染み込んだ世界に、決して気がつかない。
性差別は、「イノベーション」とか「レボリューション」とか言うよりも大きな、人類全体がかかえる大課題なのだ。

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IN&OUT of TOKYO 16「ジェンダーとアート(ランダムメモ)」/一日一微発見144

編集者・アートプロデューサー後藤繁雄の一日一微発見

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浜松と京都、東京の3拠点で暮らしながらアートプロデュース、編集、大学教授などをやっています。新刊 「超写真論 篠山紀信写真力の秘密」(小学館)「現代写真アート原論」(フィルムアート社)など発売中です。「自己編集(リエディット)」のためのスーパースクールも開講中。

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「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載していたことがある。 それを復活させてみよう。 僕の断片的思考訓練である。 長い文章も書きますが、散文的にキーワードのみの文章もあります。週に一回程度、3本くらいまとめて更新しています。 僕は、たくさん本も出していますが、プロフィールはこちらをご覧ください。 https://www.gotonewdirection.com/profile

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