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日本と違う!?フランス版プリンを作ってみた

皆さんこんにちは。
語学交換SNS「HELLO TALK」で続けているフランス語日記がきっかけで、先日はじめてフランスのレシピでお菓子作りをしました。

普段から料理やお菓子作りが好きで、日々の日記では「今日の夕飯は○○を作った」という内容が多くなっていました。


そんな中、プリンを作ったという日記を投稿したところ、フランス人女性からこんなコメントをもらいました。

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訳:わたしの祖母もプディングを作りますが、あなたの作ったものと全然違います!祖母はパンを牛乳で煮て、レーズン、コーヒー、ラム酒も入れます。このお菓子はとっても分厚くて、カロリーもかなり高いと思います。あなたのプディングの方が軽そうですね!


このコメントを見て、彼女の思っている「pudding 」と私の作った「pudding 」がかけ離れていることに驚きました!


思い返してみると、フランスに住んでいた頃「プリン」をスーパーやレストランで見かけることはありませんでした。
その代わり、表面をバーナーでキャラメリゼさせた「クレームブリュレ」や「フラン」というプリン味のケーキ(プリンの材料に小麦粉を足してオーブンで焼き上げる)みたいなものは皆大好きでよく食べていたな、と言うことを思い出しました。


私自身、彼女の言う「フランス版プリン」を食べたことが無かったため、せっかく教えてもらったこの機会に、作ってみようと思いました!


まず、レシピをリサーチ。
Googleにフランス語で“レシピ(recette)”、“プディング(pudding)”を入れて検索。

色々ありましたが、シンプルなレシピを見つけられました。


フランス語のレシピで作るのは初体験だったため、ちょっとドキドキしながら内容をチェック。まずは材料とレシピ全体に目を通し、何とかいけそう!と思ったので買い物を済ませ調理スタートです。


まずは材料から。
パン、牛乳、砂糖、卵、ラム酒、オレンジ果汁、紅茶、レーズン、バニラ
本来のレシピだとパンはカンパーニュ(田舎パン)でしたが、今回は食パンで代用しました。バニラもバニラエッセンスで代用です。

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このレシピを見たとき、牛乳にオレンジって合うの!?
紅茶もラム酒も使うの??
大丈夫なの???

と言うのが素直な感想でした。
今まであまり見たことのない材料の組み合わせだったので、味の想像がつかなかったのです。

日本で言うプリンなら材料は主に3つ(卵、牛乳、砂糖)なので、倍位以上材料が必要な時点で、もう日本のプリンの面影はどこにもありません。

レシピを見ながら調理を始めます。
パンを牛乳で浸し、レーズンも紅茶に浸しておく。

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レーズンの水気を切ったあと、全ての材料を加えて混ぜ、焼いたら完成です。

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ケーキ型を持っていないので、今回は大きめのグラタン皿で焼きました。

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焼き上がりを早速食べてみたところ、夕食後にも関わらず意外と美味しくてパクパク食べてしまいました、、、

よく見ると「冷やしてから食べる」と書かれていたのですが!笑
熱々でも美味しかったし、冷やした翌日以降はむっちりした食感に変わっていたので、2度楽しめました^^

食べてみた結果、とっても相性が良い組み合わせでびっくりしました!
うまく言葉で表現できないので、気になる方は最後にレシピの日本語訳を載せたので作ってみてください!

初めてのフランス語のレシピは、作り方が簡単だったこともあり、分からない単語をいくつか調べる程度で作ることができました。レシピ自体、簡潔に説明してくれていたので、それがとてもありがたかったです!

今回のことでお菓子作りにチャレンジできることが分かったので、これからも本場のレシピを読み解いて作ってみたいと思います◎


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
ぜひ皆さんも作ってみてください!


【プディング・オ・パン】

材料
カンパーニュ 300g
牛乳 1リットル
卵 3個
砂糖 150g
レーズン 100g
ラム酒 大さじ1
バニラ 1本
オレンジ果汁 2個分

作り方
①パンを牛乳に30分浸す
②レーズンをふやかす(紅茶が望ましいけど水でもOK)
③柔らかくなったパンをよく混ぜる。卵、砂糖、水気を切ったレーズンと、香り付けのラム酒、バニラ、オレンジ果汁も加える。
④バター(分量外)を型に塗り、190度のオーブンで45〜50分焼く
⑤冷やしてから食べる

メモ:レシピの分量だとかなり多いため、1/3量で作りました。砂糖は少し控えめにしても大丈夫。簡単なのに手間がかかったような出来栄えなので、おもてなしにも向いています^^

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