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205/366 ゼロになる勇気

こんばんは。
今日も書いていきます。

定期的に読み返す『ブルーロック』
本当にここ最近の漫画の中で熱い漫画だと思う。

最新刊では「アイデンティティの破壊と再構築」という言葉が出てくる。
アイデンティティ、存在意義を壊していく。
存在意義は様々な要因で作られるが、それは確立されるとしがらみにもなる。
存在意義が明確になればなるほど、その出来上がったものを手放すことに恐怖し、結果縋り、固執して、執着してしまう。
よく歴史で天下や権力を手に入れるまでは名将だったが、トップになった瞬間に腐敗して愚王になっていくのは学んでわかった。

人は一度手に入れた何かを手放すのに大きな恐怖を抱く。
それは仕方がない。
手に入れたものはある意味現時点の自分のライフラインとなっているので、必然と手放せば危険が伴う。
故に進んで手放すことは非常に難しい決断だ。

成功はアイデンティティと密接に関わっているので成功している場所や地位、仲間や空間などは非常に心地よい。

ただ、その心地よさを知ってしまえばそこから抜け出すことができない。
言うなれば待つのは停滞であり、衰退だ。

だからこそ必要なのはゼロになる勇気だと思う。

昔会社の人が言っていた言葉が印象に残っている。
『どの歳になっても初心者になる勇気を持っていければいけない』

新たな世界に飛び込んだり、今の地位や名誉をかなぐり捨ててチャレンジする。
ゼロになれる人こそ勝利や成功を掴んでいけるんだと思う。

いつも大事な思想を思い出させてくれるブルーロックは個人的にバイブルだ。
ぜひ読んでみてほしい。


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