122/366 疑う意思

こんばんは。

今日もHumankindを読んでいた中で感じた感想として言語化していきたいです。

題名に書いた通りで疑う意思について。
本には哲学者ラッセルの言葉が引用されていました。

哲学について学んだり感じたりするときには、何が事実で、その事実が裏付ける事実は何であるかだけを自分に問いなさい。自分が信じたいと思うもの、あるいはそれを信じられたら社会にいい影響があると思えるものに惹かれることなく、事実だけをみなさい

ラッセル/Humankindから抜粋

言うなれば、自分が信じたいと思うものに惹かれてならないというわけだ。

これは非常に難しい。
でもとても大事だと思うし、大切にしたいと思った。

疑うには意志がいる。

時々思うことがある。
優しい、居心地がいい、相性がいい、という言葉。

決してこの言葉がだめだとか、嫌だとかいうわけではない。

その言葉で無償の信頼をすることは違うということだ。
その結果として生まれている何かは本当に大切な何かや達成されるべきに何かにつながっているのか。

事実を見るために、今に邁進せず、盲信せず、でも適度に信じつつ。

どんなときでもその思想を持ってしっかりと意識していきたい。

ああ、名著に出会えたことに感謝だ。

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