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まさか自分が子供軸。母子癒着。イチカ・ドーパミントさん(46)からのお悩みをいただきました、の巻。

昨日の記事の続きというか、自分と子供たちの関係について、もぉちょっと掘り下げてみたくなった。

何で掘り下げたいの、わたし。
掘り下げてなかったから。
思春期入ったらもうほぼ子育て終わりやと思って、何にもしてこなかったから。


自分をカウンセリングしてみる。


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イチカ・ドーパミントさん(46)からのお悩み相談

こんにちは。いつもブログ楽しく泣き笑いしながら拝見しております。
わたしはアラフィフのシングルマザーです。
仕事が終わり買い物していたら息子が塾に来ていないという電話をもらい帰宅したらキッチンがドロドロで洗濯物が山積みで姉弟ゲンカをしていました。
大爆発して子供に怒鳴り、もう知らない、と一人で晩酌を始めました。昭和のクソオヤジそのままのようで、自己嫌悪です。
子供に対して、たまにこのように爆発して、大きな声で怒鳴って怒ることがあります。
こういう爆発をやめたいです。心の持ちようを教えてくださいませんか。

゚・*:.。. .。.:*・゜


イチカさん、お悩み相談ありがとうございます。

まー、大変でしたね。
盛りだくさんな1日でしたね。

毎日、お仕事に家事にお子さんのこと、ほんとうにほんとうにお疲れ様です。
やっておられるとは思いますが、毎日繰り返し、ご自分を労ってくださいねー。

わたしよくやったー
きょうがんばったー
1日生きたー


そんなお気持ちで帰宅途中、息子さんが塾に来ていないという電話。
心配ですよね。学校で何かあって凹んでるんやろか、とか
足くじいたんか、とかなんか熱っぽいんか、とか、何があったんやろかと思いますよね。

時間を作ってくださった塾の先生にも申し訳ないし。
塾代、ほんとうに高いですものねー。

で、帰宅したら元気におねえちゃんとけんかしてる。

なんやねん、元気やないかい。

安心した分、どーーーっと疲れがおそってきますよね


キッチンには調理器具や食べた食器が乱雑に置かれている。
洗濯かごは山積み。

おかあさん、やっといてな。
そう言われている気がしますよね。

仕事して帰ってきて、ご飯作りたいのに。
洗い物からしないと、ご飯作れないのに。
この時間になったらおかあさんが帰ってくる、ってきっと子供たちもわかっているのに。
どうしてぜーんぶ、わたしひとりでやらなきゃいけないの?

がっかりしますよね。

母親として労われないことへの無価値感がおありであること。
自分が信じてやってきた子育ては役に立たなかった、という罪悪感も。
子供たちへの期待がうらぎられたように感じたこと。

これらのことから、イチカさんは子供たちに依存しておられるのではないかなー、と思いました。

「〜してくれるはず」

これは、仕事関係でお付き合いする方や友人、恋人には思わないですよね。
自分から伝えなければ、わかってもらえなくて当たり前ですものね。

なのに、子供たちだけには思ってしまってますよねー。

子供たちだけは、わたしのことを、説明しなくてもわかってくれる存在。
生まれた瞬間からずーっと一緒に暮らしてきた、誰よりも近い、特別な存在だから。
そんな風に思っていませんか?


イチカさんは、放任主義でほったらかしで育ててきたってご自分を責めておられますが、そのお見立ては逆でしたー、ざんねーん。


精神的癒着です。とっても心の距離が近いんです。

癒着、しんどいですよね。
我が子のことを自分のことみたいに感じてしまう。
我が子の問題を自分の問題みたいに苦しんでしまう。
いっぱいいっぱい、問題抱えやがってあいつら、いい気なもんですよね(笑)

イチカさん、長いこと、お疲れ様でした。
お子さんはお子さんでしっかり成長しておられますし、
もうだいじょうぶですよ。


さぁ手放しましょうかー。


呪文です。魔法をかけますよ。

「わたしはわたし。
子供たちは子供たち。
わたしはわたしでしあわせになっていいし、
子供は子供でしあわせになっていい。」

1日1回、つぶやいてください。
感情は込めなくていいので、淡々と、さらっと、声に出して。


そうなんですよ、子供軸になってるんですよ。
おそらく早世したおかあさまの分までお子さんを愛そうとして空回りしていることへの罪悪感も昔はあったのだと思います。でも今はおかあさまはしあわせだったと感じておられますものね。

さーもーいっちょいきますよー。


逃げ道を用意する。

逃げ道というか、感情の路側帯というか、一時休憩場というか。

お仕事を終えて帰宅するときの、プランB、Cを用意しましょう。

A 通常通りに買い物をし、帰宅してごはんを作る。
B 通常通りに買い物をし、帰宅して「あなたたちがキッチン片付けたらごはん作るね」とお子さんに伝え、晩酌する。
C 通常通りに買い物をし、帰宅して「キッチンを片付けてごはんを作って。かあちゃんは今日は動きたくない。」とお子さんに伝え、晩酌する。
D お酒だけ買って帰宅し、出前を取る。

どうですか、わくわくしませんか?
いい母の理想像を手放すのって、最初は罪悪感がありますよね。
でもやってみると、意外に「わかったー」ってやってくれるものなんですよね。

子供たちはおかあさんの笑顔が大好きですから、これも受け取っていきましょうね。

「えーめんどくさい」って言われたら、もう即座にプランDで。


ご相談、ありがとうございました。
自分軸と自分よしよし、続けていきましょうねー。


今日のドーパミン

●毎日自分のちょっとしたことでもほめるクセをつける。
●母と子は癒着しやすいものである。
●わたしはわたし、子供は子供。お互いに自分軸。
●子供たちも他の存在と同じ、言わないと伝わらない、別の人間。
●期待は手放す。やってほしいことは言葉で伝える。
●期待を手放すためにできることをいくつか書き出してみる。
●どうしたってイチカは晩酌をする生き物である。


読んでくれてありがとう。

ずっと罪悪感を抱えて、自己肯定感ひっくい人生を送ってきたんですけれど、いまは応援していただくことの修行をしています。よかったらサポートお願いします。いただいたサポートで土偶や土器の博物館に行きます。