動物病院でモンスターペイシェントになってしまったかもしれない話
うちのニャンコ(7歳女の子)は去年の6月に動物愛護センターに保護されて、そこで不妊手術を受け卵巣と子宮を全摘しました。その時に卵巣に腫瘍が見つかり、悪性の可能性があるので、注意してみておいてくださいね、と言われていて、頭の片隅に「悪性腫瘍」というパワーワードが張り付いています。
とはいえ、日々愛らしく丸々太っていく(←これがまた別の問題なんだけど)我がにゃんこへの溺愛は止まらないのだけど、やや健康状態には過敏反応してしまう今日この頃です。
うちの子になってすぐ動物健康保険に入り、運良く近くに動物病院があるので、ちょっとしたことで病院にかかってしまっています。(自分のことは霞が関勤務の時は忙しすぎて健診にも行ってなかったのにw)
それに輪をかけ、人間のお医者さんでもあるので、動物の病気はわかんないのに中途半端な医学知識はあるという厄介な患者になってしまってる気がします…
冬のある時期、元気がなく食欲もなく、お腹が腫れてる気がして「がんの転移で腹水か!?」と心配になり動物病院に連れて行きました。
腫瘍摘出歴もあるので、一通り検査をしてもらい結果説明を受けます。
結果に慄く瞬間…
「肥満ですね」
「 …w ! …いやこのレントゲン写真だと人間だと内臓が中心に寄ってるから腹水を疑うんですが…」
となおも食い下がるわたし。
「脂肪が内臓を押してます。」
…よく考えると、食欲がないのではなく、ご飯をあげすぎていたようでした。
ダイエット…やらなきゃ…
それにしてもレントゲン、エコー、血液検査と人間と同じような事をするし、血液検査所見は人間と同じ解釈方法で読めるのは面白いもんだなあと思ったものでした。
そして4月に入りやたらと股近くのお乳を舐めるようになりました。
触るとなんかコリコリしてる気がする…
これはもしや乳がんでは😱と慄き、早速また動物病院へ。
今度はベテランな感じの動物のお医者さん
「ノーマルお乳ですね」
「え、でも腫れてるような…」
「肥満ですね」
と一瞬で切られました。
「人間と違って、何が正常か動物はよくわかんないですね〜」
と謎な言い訳をして診察終了。
悪性腫瘍じゃなくてホント良かったんですが、自分が心配性のモンスターペイシェントになってしまってる気がして地味に凹みました。
仕事してる時、中途半端な医学知識で対抗されるのが1番面倒…と思ってたのが、まさに自分がそうなってるとは…。
気を取り直してとにかくダイエット頑張ります。
そんな心配性の飼い主を横目に、病院でも冷静に落ち着いてるアラフォーニャンコでした。
ごめんね。