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めんどくさがりが自炊を続けるコツ


私の自炊へのモチベは、以下のように変わっていった。

・作り置きにハマる
・作り置きに疲れて自炊ごとやめる
・家計を圧迫することに気づき、作れるときに自炊する
・もっぱらスープ系で自炊を続ける(今)

自炊遍歴

作り置きにハマることはもうない。感じる、私のズボラの血が、もうやらなくてよくない?と言っていることに…!


一人暮らししたての時は、日曜日に作り置きをして、それをお弁当や晩ご飯に少しずつ入れて、1週間持たせるというサイクルだった。
一つのおかずで四食は持たせたいから、4人分のレシピで作ったはずなのに、どう見ても十食分はできて、週の後半は味が落ちてしまう。一つのおかずでは足らないから、と思って、5つくらいのおかずを作ると、大家族かな?というくらいおかずが出来る。腐らないうちに食べなきゃと、おかずの消費に追われる日々…。

しかも、実家を出るまで、ろくに料理を作ってこなかったことと、生まれつきの不器用さがマリアージュしてしまい、作り置きに4時間くらいかかってしまうことがザラだった。


今思うと、レンジでできるレシピを探したり、野菜を買ってきた時に、ある程度切ってジップロックに保存しておいたりすれば、もっと楽になったと思うが、当時はとにかく時間がかかって疲れてしまった。
月曜日から使いたいから、土曜日に作ってしまうと、一日分腐るのが早くなると考え、必ず日曜日に作っていた。
「明日、仕事なのに…もうこんな時間なんだ…後片付けしなきゃ…ボウルもお皿もフライパンもいっぱいだ…」とため息をつく日曜の夜、疲れ果てて月曜日を迎えるのが億劫で、いつしか作り置きからは離れてしまった。



自炊をやめて、スーパーのお惣菜や無印のレトルトカレーをよく頼った(うまい)が、食費が大変なことになって、家計を圧迫してることには、薄々感じた。
薄給だったので、自炊でもしてやるか……となった。やっと。


しかし元からズボラな私が、家計の圧迫だけで一汁三菜をこなせるわけがない。できる限り楽をしたい。
洗い物はできる限り少なく楽にしたいし、一人暮らしだから食器はどれでもいいし、料理の見栄えも気にしてない。食いしん坊だから、美味しさは捨てられない!!でも凝った料理は嫌!!めんどくさい!!


自炊のやる気が少しだけ顔を出した後、いろいろ試みてはみたものの、どれもこれも、面倒だから、寝ていたいから、の理由で削られてしまった。

・炒め物     → フライパン洗いたくない!
・朝にパンを導入 → ギリギリまで寝てて食べない日もある!カビる!
・毎食の調理   → めんどい!!!!毎食は嫌!

ズボラな私がお昼ご飯代を浮かせ、自炊を続けていくには、やり方の取捨選択が必須。試行錯誤して、時にはコンビニ飯に戻りながらも、こんな感じで続けている。




🌸🌸



1 朝食はプロテイン


 ギリギリまで寝るタイプで朝は毎日時間がない。その中で、パンやヨーグルトを用意して食べるのは、私には向かない。しかし欠食すると、体内のタンパク質が枯渇し筋肉が分解されやすくなることや、お昼休みまでお腹がもたずお菓子を食べてしまうこと、一日のタンパク質量が足りなくなることがあって、どうしても避けたかった。
 そこで導入したプロテイン!これがよい!!
 最初はカロリーを気にして水で割っていたけど、美味しさを重視して低脂肪乳で割るようにした。フルーツオレ味は市販のジュースみたいになったし、黒蜜きなこ味もなかなかのお気に入り!
 シェイクして飲むだけ、洗い物は帰ってからになってしまうが、大して手間もかからないので愛用している。美味しい。

 今はVALXのソイプロテイン(黒蜜きなこ味)を飲んでいるけど、これが終わったらどれにしようか迷う時間もなかなか楽しいのだ。なにせ無限なんじゃないか?というくらいある。


愛用中

美味しくてたまげた



2 スープを作る


 スープでも鍋でもいいのだが、とにかく汁物!
 どんな味付けになろうと、デッキが決まってるので考えるのが楽だし、翌日スープジャーを使った温かいお弁当を持っていけるので重宝する。
 例えば夕食に一食分のスープを作ると、次の日のお弁当に困るので、四食分くらいはまとめて作っている(というか、野菜を入れているとそれくらいになる)

 〇タンパク質
  ・鶏肉(皮なし)
  ・ツナ缶
  ・サバ缶
  ・卵
  ・豆腐

 〇野菜
  基本何でもいける!!
  ・白菜
  ・キャベツ
  ・人参
  ・じゃがいも
  ・たまねぎ
  ・ほうれん草、ニラなど
  ・きのこ類
  ・もやし様

 〇味付け
  ・鶏ガラスープの素
  ・和風だしの素
  ・コンソメスープの素
  ・味噌
  ・+オイスターソース
  ・+醤油
  ・困ったらこれ!鍋の素!!!

 〇味のアクセントに
  ・にんにく
  ・しょうが
  ・黒コショウ
  ・唐辛子の輪切り
  ・ラー油
  ・ごま油
  ・柚子胡椒
 

 この中から数種類選んで鍋に入れるだけ。放っておくだけで料理ができる。しかも美味しい。残った汁にうどんを入れたりして、シメることも可能。スープジャーにも、夕食にも万能な料理。ズボラ向きで最高!!
 私は元々鍋が大好きなので、これが本当に合っている。野菜不足がずっと課題だったけど、鍋料理はこれからもずっと続けていくと思う。



3 レンジ調理を駆使する

 揚げ物は私の中で調理するジャンルにそもそも入ってないのだが(油の処理などが面倒)、炒め物もかなり億劫だ。炒めてるときはいい、でも片付けが……フライパンの焦げも面倒だし、そもそもでかい洗い物があるとやる気が削げる…。
 出来るだけフライパンを使いたくない!でも美味しいものは食べたい!パスタもカレーもめっちゃ食べたい!この悩みがレンジ調理で解消できるなんて、本当にすごい。レンジ様様。
 いつもお世話になってるのは、山本ゆりさんとリュウジさんのレシピ。あと最近は、noteでもレシピを公開してる方がいるので、参考にさせていただいています。


最近作って感動したレシピは、リュウジさんの「牧場カレー」。お肉と野菜と牛乳とバターくらいで出来るし、レンジにポイして放置しておくだけで、簡単に自家製カレーができるなんて…!好き。
野菜は玉ねぎ4分の1と書いてましたが、私はにんじんやしめじを追加しました。牛乳を低脂肪乳にしたら、バター分の脂肪もトントン!必ずリピします。



4 ごはんのお供を常備する


 スープやレンジ調理を駆使しても、それすらも面倒になる日があります。仕事が立て込んだ日、具合が悪い日、シンプルにやる気が出ない日。早くシャワーを済ませてベッドに入りたい。でもお腹は空いたというときでも、お金がもったいなくて、極力スーパーのお惣菜を避けています。(値引きされたり、時間が遅いときは買う)
 そんな時に有能なのが、ごはんのお供たち。冷凍ごはんがあればそれだけで立派な食事。冷凍ごはんがないときは、時間が遅くなければその場で炊いてしまいます。鍋で味噌汁を作る元気がないときは、野菜をレンチンして、そこに和風だしの素と味噌を大さじ1くらい入れ、熱湯で溶かすだけ。これだけで十分な自炊。

 私が常備することが多いごはんのお供たちはこちら
 ・納豆
 ・卵
 ・梅干し
 ・めかぶ
 ・梅の実ひじき
 ・辛子高菜
 ・ふりかけ
 ・サバ缶、イワシ缶
 ・なめたけ
 ・とっ辛味噌(カルディ)
 
納豆にわさびを少し入れるとピリリと辛くて美味しいと気づき、最近は納豆にハマっています。カルディのとっ辛味噌は、辛さの中にまろやかさがあって好きです。他にも久世福商店でも美味しそうなお供たちがいるので、そのうち試したいな~といったところ。
とにかくお供たちは最高。その日の気分で色んなものを組み合わせて食べています。



5 たまには気を抜く


 自炊しよう!と思い立ちここまでなんとか続けているけど、たまには外の味が食べたくなる。スーパーのお寿司、無印良品のカレー、市販のパスタソース、お気に入りの定食屋さん、行きつけの喫茶店で食べるサンドイッチ…どれもこれも大好きだし、定期的に食べています。
 自炊は大事だし続けていきたいけど、どうしても無理なときは外に頼る。こうしないと自炊に囚われて疲れちゃうので、ある程度ゆるめにする。ズボラできっちりができない私には、こうしないと続かない~。




🌸🌸



もともと食べることが大好きなので、美味しそうなレシピを見つけたら試したくなる。だけど面倒くさがりだから、自分でもできそうな簡単なレシピじゃないと続かない。そこの折衝案として続いたのは、ゆる~くできる方法を自分なりに見つけられたから。
お金も浮くし、このまま続けていきたいな。

もし将来誰かと暮らすようになったら、料理へのモチベももっとあがるのかもしれない。
そう思うとちょっとワクワクする。


今日の晩ごはんは牧場カレーできまり!



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