【休職3ヶ月目】適応障害で休職した私の退職と転職について〜休職1,2ヶ月の過ごし方〜

おはようございます。
適応障害と診断され休職3ヶ月目を過ごしているアオです。

私は関東に住んでいるのですが、なんと、2日前雪が降っていました…!でも何が恐ろしいかって、ニュースでたった〝5センチ〟しか積もらないのに大雪注意報が出てたということです。笑

さて今日も、ゆっくりnoteを書いてみます。

無事、退職&転職が決まりました!

ということで、昨日公開した記事で現職の退職と転職をご報告させていただきました。

休職して、思考整理のために始めたこのnoteですが、気づいたら多くの方々に読んでいただいたようで非常に嬉しく思っております。

この出会いも、きっと何かのご縁です。
みなさまいつもありがとうございます。

そんな、この出会いを大切にしたい。
少しでも私と同じように苦しんでいる方々の力になりたいということで、これからもnoteを書き続けることにしました。

来週から新しい仕事が始まり、慣れるまでは大変かもしれませんが、ここは私にとっても安心できる場所なので、たまに戻ってきます。

今日は適応障害と診断され、3ヶ月の休職を経て転職を成功させた私のこれまでについて、振り返ってみようと思います。

実は…限界を感じてから診察を受けるまで、約1ヶ月かかりました。

休職をするには、お医者さんの診断書が必要です。なので、まず心療内科へ診察を受けにいかなければならないのですが、もう限界だと感じて予約をしたものの、実際は「まだ頑張れる」と自分を追い込んでしまい、何回もキャンセルしました。(迷惑な患者ですね笑)

結局やっとの思いで行けたのは最初に予約をしてから、1ヶ月後くらいだった気がします。

「もう辛いです。夢の中でも暴言を吐かれてひたすら働いています。頭が回りません。1日でメール1通送ることが限界です。会社に味方がいません。みんな見てみぬふりをします。私は価値のない人間です。だって雇ってることがリスクだと言われたので。死にたいんです。消えたら楽になると思うんです。」

受診当日、涙目になりながら気持ちを話すと、担当の先生はうんうん、と話を聞いてくれました。心療内科の先生やカウンセラーって合う合わないでかなり変わるそうですが、私はとても良い先生に巡り会えたと思っています。感謝です。

ーー抗うつ状態、適応障害。

そして診断書が出され、次の日から休職することになりました。

唯一全てを相談していた他部署の先輩からに「悔しいです。あんなハラスメント上司に負けて悔しいです。」と泣きながら、手を震わせながら必死にLINEを打ちました。「よく頑張ったよ。あんな上司の元じゃあ誰でもそうなるよ。本当に良く頑張ったよ。だからゆっくり休んでね」と返事が来て、また泣きました。

1ヶ月目:休んだのに全然良くならなくて焦ってしまい、日々悪化する一方でした。

適応障害と診断された多くの方は恐らく、完璧主義だったり頑張り屋さんだったり、とても真面目な性格だと思うのですが、そんなみなさんがこの時期に陥るのが〝焦り〟です。

適応障害は風邪と違って、薬を飲めば治るシンプルな病ではありません。いつ治るか、どうすれば治るのか、お医者さんでさえも私たち自身でも分からないんです。ゴールの見えない暗闇をどれだけ彷徨えば良いのか、検討がつかない。

「早く働かなきゃ」「早く元気にならなきゃ」という誰のためかも分からない〝○○しなきゃ理論〟で自分を追い込み、さらに周りと比べてしまうことで焦る。私もそうでした。

この時よく「休んだのは仕事だけで、休みなのに休みじゃない」と言っていました。脳と心はなかなか休まらないですよね。

今思えば最初の1ヶ月はほとんど記憶がないんです。とにかく引きこもって、ひたすらネガティヴ思考にやられていたし、辛かったことだけは覚えています。

2ヶ月目:変化の1ヶ月。小さな夢を一つずつ丁寧にゆっくり叶えることで自分に自信を取り戻していきました。

2ヶ月目に突入した日、良くも悪くも1ヶ月ってこんなもんかあという感じでした。1ヶ月休んでも何も変わらずに、というかもっと悪化してる気がするし、いつ治るんだろうかという不安もまだまだ抱えていました。

私はまだ社会人3年目。たったの3年間だけど、学生みたいに長期休みがあるわけじゃないし有給もそんなに多くもらえないという中で、よく頑張って働いてきましたよね。みなさんもそうです、朝起きて準備するだけでも偉いし、何なら生きてることだけでもう偉いですよ。というか、2ヶ月目から今まで〝当たり前〟としてできてたことも、できた自分を褒めてあげることにしたんです。

こんな感じで少しずつ気持ちの変化があったので、それを書きていきますね。

2ヶ月目は1ヶ月目に比べて、個人的にはものすごく成長を感じたので、良い時間を過ごせだと思っています。具体的には下記ができるようになりました。普通の人にとっては当たり前なことだけど、私にとってはかなり苦労した案件たちです。笑 

◎お風呂に毎日入れるようになった!
→抗うつとか適応障害の人って何故かお風呂に入るのが億劫になりますよね…?お風呂に入るのに色んなタスクがあるからなのかな?笑

◎週3,4くらいでメイクができるようになった!
→これまでメイクが大好きだったので好きなことができるようになったという捉え方ができます。

◎人と会うことができるようになった!
→1ヶ月目は心を許してる人でさえも会うことができなかったので、成長しました。

◎外出ができるようになった!
→上と同じです。

◎会社の人と連絡が取れるようになった!
→1ヶ月目はとにかく会社の人と関わりたくなくてパソコンも社用スマホも電源を切っていました。もちろんSNSは全員ブロックしました。笑 でも申請書等で連絡とるのはどうしても必要なので力を振り絞せば返せるようになりました。

◎病院の予約日にちゃんと通院できるようになった!
→予約日にいかなきゃ、人に迷惑かけちゃう、ではなくて、先生に話を聞いてもらいに行くという考え方にしたらできるようになりました。


あと2ヶ月目を過ごす中で大切にしていたことを紹介します。個人的には全部おすすめなので、もやもやソワソワして過ごしている方は是非参考にしてもらえたら嬉しいです。

◎好きなことを好きなだけやろう!
→やりたいことや得意なことって自分が好き、としていることのその先にあるって気づいたんです。だからまず自分のタイプを知るために、好きなことだけやってみるのがおすすめです。

◎やりたくないことはやらなくていい!
→逆に苦手なことはやらなくていいです。何が苦手かをはっきりさせておくと、今後、素晴らしい人生の選択ができると思います。と同時にストレスを溜めないためにも、やりたくないことはやらなくていいです。

◎欲しいものは欲しいだけ買おう!
→私はとにかくヲタク気質なので、例えばリップにハマればひたすらリップだけを買うし、ディズニーにハマればディズニーグッズだけを買う。心の声に素直に従ってみるととても楽になりますよ。お金は傷病手当を投資すれば◎。使い過ぎが怖い方は金額を決めて1日10,000円チャレンジとかも良いでしょう。

◎思い切り断捨離してみよう!
→忙しすぎて部屋が汚かったので、思い切って〝直近1年で着ていない服〟〝もう使えそうにない化粧品〟〝いつか使うかもと思って取っているショッパーなどの雑貨〟をひたすら捨てまくりました。2週間くらいかかったけど、ゴミ袋大を10袋を捨て、さらにはダンボール4箱並みの服を売りに行きました。結果、部屋に残っているものって私にとって大切なものだけなことに気づいたのです。つまり、あってもなくてもいいようなものは捨ててしまおうということ。これを仕事に例えて、「別にこの会社じゃなくてもいいや。会社なんていくらでもあるし。辞めよーっと!」と踏み切れたのは、この断捨離きっかけかもしれません。ゴミはそばに置いておくとストレスになるだけなので。笑

◎ずっとやってみたかったことをやってみよう!
→せっかく休みなんだから明日のことなんて気にしないで、やりたかったことを全部やろうと決めました。働いてるとなかなかできないこともあるので(例えば平日の鬼空いてるディズニーランドを1人でエンジョイするとか)、チャンスです。もし罪悪感に駆られたらこの言葉を思い出してください、〝これも治療の一環である。私は今治療中なのである。点滴と同じ。〟と。治療であるなら、生きていくために仕方ないことなので、割り切れますよね。個人的にはやっぱり平日×1人×ディズニーリゾートがおすすめです。また今度別にまとめますが、ディズニーはやはり夢の国でした。あの日の素晴らしい出来事は一生忘れないと思うし、私の力になってくれると思う。そんな出来事が起こるかもしれません。

◎自分自身の一つ一つの行動と向き合おう!
→少しずつ自分を取り戻した2ヶ月目ですが、一方でかなり辛かったのが恋愛です。適応障害の全てを理解はできないけど何とか力になりたいと必死に考えてくれる彼氏と、そんな彼の気持ちを1ミリも知らずになんで今日冷たいの?心配じゃないの?心配してくれないの?それでも彼氏なの?と彼を追い詰める私。休職中は実家に帰っていたので、あまり会えない上に連絡も遅い(これまでとなんら変わらないペースだったのにこの時凄く敏感だった)から落ち着かないし、それきっかけに喧嘩も増えるし。今思えば、家族以外と話す機会もないし、彼氏しか相手にしてくれなくて、コミュニケーションを強く求めてしまっていました。で、どうなったのかというと、嫌いじゃないけど辛いから、と別れを提案されました。「この状況で捨てるんだ…」って思ったけど、確かにこのままだと彼氏も壊れてしまうので、お互い話し合って1週間距離を取ることにしました。その間一切連絡を取らず、〝どういう時にどんな心境になるのか。その場合何をしたら気持ちが戻るのか〟という気持ちの波についてや、一つ一つの言動と気持ちの関係性を言語化することで、自分自身を理解しようとしたのです。すると、私の中で色んなことが見えてきました。1週間後からに全てを話すと、「そうだったんだね、そう思ってたの全然知らなかった…」と凄く納得してくれたので、今でも仲良くバカップルをやっています。
自分で気づいていない感情も沢山あるはずです。良い勉強なるので是非チャレンジしてみてください。本当にやってよかったと思うので、具体的なやり方は詳しくまた今度書きますね。

やばい、4,000字を超えました。笑

いよいよ退職、転職の話をしようと思ったのですが、さらに長くなりそうなので次回にします。 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。みなさんの力に少しでもなれたら嬉しいです。

休職=人生の夏休み、な訳がないやん

休職って、悪いことじゃないんです。あなたが必死に頑張ってきた結果だから。スマホだって電池が切れたら動かなくなるじゃないですか、容量いっぱいになれば機能しないじゃないですか。それと同じです。電池が切れただけ。なら、充電をすればいいのです。

休職=人生の夏休みだ!とかいう言葉があるそうですが、夏休みではないですよね。普通に〝治療期間〟でしかないんで。適応障害の状態で、プール行ってはしゃいでスイカ食べて花火してBBQして、みたいなことできるわけないじゃんって感じですよね。困りますね。

とにかくあなたが、これからあなたらしく生きていくための治療をする期間なので、よく休んでください。我儘になっていいんですから。元気になったら恩返しすれば良い。

この記事に辿り着いてくださった全ての方に心からお礼申し上げます。と同時に、あなたが幸せになれる1年になることを願っています。
今日も生きていてくれてありがとう。

それでは、次回も楽しみにしててくださいね。


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