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リワーク日記51 休職中だけど転職先が決まったので退職面談をしました

今週、現勤務先と退職面談を実施しました。退職届を提出してから結構時間がかかったのはこの会社のスピード感のあらわれでしょうか。まあ、間に合えば良いんです。

出社しての面談ではなく、WEB面談にさせてもらいました。もうこの会社は私にとって近寄るのに抵抗を感じる場所になってしまったので、余計な心理的負担を減らすための措置です。職場の人たちは悪い人たちではないので恨みはありませんが。

何を話すのかと思っていましたが、人事からの退職にあたっての年金・社会保障関係の手続きや退職金の説明、必要書類や返却物の説明が前半でした。人事からは私の退職の申し出が突然だったので驚いたという言葉とともに、新しい就職先が決まったことについては良かったと言ってもらえました。定期的に面談してくれていた人なので、申し訳なさもありながら前向きな言葉をもらえたのは嬉しかったです。

後半からは上司も加わりました。上司もまず私の体調に気を遣ってくれました。久々に話しましたので緊張しましたが、そういった姿勢がありがたかったです。改めて転職先が決まったことを伝えると、良かった、安心したと言ってもらえました。協力して一緒に仕事をすることがあるかもしれないということも喜んでもらえました。

まあ、本当に一緒に仕事をすることになるかどうかは分かりませんが、あり得ない話ではないと思えるくらいの可能性はあります。同業界ですし、クライアントも似通っています。協力すれば互いに欠けた部分を補える関係にあるので、より大きな価値を提供できる可能性があるのは確かでしょうが、そこは利害をよく考えてドライにやることになります。

ちなみに、転職先は競合ではないという点は強調して説明しました。面談では人事からも上司からもさりげなく探りを入れられましたが、競合ではないという点は理解してもらえたと思います。 3年間は競合先には行かないと誓約書を書かされましたし、それがなかったとしてもトラブルになるのは御免です。会社としても気になるポイントでしょう。実際に競合になり得る企業に移籍した元従業員に取引を荒らされそうになったこともありましたから当然です。私も上司もそれで迷惑を被った経験がありますので余計に気にします。

そもそも私はそんな危険は冒しません。競合に当たらない企業を選んで求職活動をしましたし、だいいち行きたいと思えるような魅力的な競合先なんかありませんしね。

それはともかく、回復して新しい職が見つかって良かったと何度も言ってもらえたのが嬉しかったです。人の気持ちの分からない上司でしたが、悪人ではありませんし、基本から手ほどきをしてもらいました。感謝しています。

人事からは職場に対して何か不満はなかったかと聞かれましたが、それはないと答えました。本当に一緒に仕事をすることになる可能性はありますので、なるべく喧嘩別れではなく円満な形で退職しておきたいという意図もあります。私のイメージを少しでも良好なものにしておく方が得策です。問題の副社長の件もなるべく触れずに済ませて、未来に目を向けるような話し方を心がけました。

その意味で、退職日前ですが既に次の会社での仕事は始まっているのです。そしてそれはこの会社の上司たちにとっても同じです。もしかしたら、私が新しい仕事の種を持ってきてくれるかもしれないのですから、私のことをぞんざいには扱えません。実際に上司は早くも営業モードになりかけていました。そう、それで良いのです。離陸がうまく行っている証拠です。私がなぜ退職するのかという理由はぼやけましたが、面談参加者の目が未来に向くことの方が重要です。

和やかな雰囲気で退職面談を済ませることができたのは良かったと思います。一安心です。これで次のステージへと進む弾みがつきました。

書類も早々に書いて全部郵送で提出しましたので、あとは健康保険証などを退職日後に速やかに返却すれば退職完了です。全て順調に進んでいます。

ところで、リワークの心理士さんに転職にあたってアドバイスをもらいました。

転職して新たな環境に慣れるまでの間は大きなストレスがかかり、ストレス反応が出ることが予想されますが、あまり神経質になりすぎずにストレス反応が出ることを織り込んである程度は仕方のないことと許容することも大事だというアドバイスでした。

その通りだと思いました。私は毎日ストレスチェックをしていますが、ストレスに対してあまりに過敏になってしまい行動を狭めては本末転倒です。ストレスの原因さえ見当がついていて納得のできるものなら、ある程度は受け入れてストレス反応の緩和を図りながらストレスとうまく付き合っていけると良いです。

働き始めたら、想像もしないような形でストレスがかかってくることになりますが、その度に対処法を考え組み立てていきたいと思っています。それがきっとできると思えるのは、リワークで過ごし学んだ約1年の成果です。

ですので、リワークに通うかどうか迷っている人がいるなら、ぜひ通ってみると良いと思います。きっと役に立つと思います。

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