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恋愛は夢、冷めるのが現実。

SNSやnoteで、付き合えた話や、別れ話っていうのは、
毎日のように投稿されてる。

そんな中で人の別れ話を聞くと、何だか安心する自分がいる。

それはどこか、恋愛を夢物語のような、
他人事のように捉えているからなのかもしれない。
はたまた、非リアという自分と同類がいることに安堵するからなのかもしれない。

恋愛に全く興味が無いわけでは無い。
むしろ、相思相愛な甘々の関係を送りたい。
ただ、上手くいったことがないから「愛」というものに対して懐疑的になってしまっているんだと思う。

私の周りでも、何人ものカップルが誕生しては、別れてを繰り返してきた。
上手くいっているように見えるカップルでも、実は相手に不満を抱いていたり、惰性で付き合ってるカップルだっていた。

SNSでは、主婦が、夫に対しての愚痴を漏らすのをみるのも日常茶飯事で、
離婚するのだって珍しいことではない。

私の両親も離婚している。
離婚理由は「愛」がどうこうではなく、
父が借金をつくるがいけなかったみたいだ。
だが、母からは学生時代好きだった人の事が、今でも好きだという話は聞いたことがあるので、夫婦間の愛は冷めていたと思う。
父も父で、典型的な亭主関白で、
誰のおかげで飯が食えてるんだというような人であったし、
離婚するべくして離婚したのかもしれない。

他人のせいにするのは良くないと思うけれど、
そういうふうに、冷めている愛を享受していると、
恋愛ってそういうものなんだなぁ…と考えてしまう。

だから、惚気ているカップルをみても、
どうせ別れるんだろうなっていう冷めた考えを抱いてしまう。
そして実際にそのとおりになれば、
「やっぱりね」と自分のなかで腑に落ちてしまうのだ。

では、自分はどういう気持ちで女性と付き合おうとしているのか。
私は自分に自信がないから、付き合うにしても、
別れられてもしょうがないという気持ちで付き合うことにしている。
だから、相手に好きですと告白するときにも、
自分の欠点を羅列して、本当に自分と付き合うので良いのか、
こんなダメな自分で大丈夫かって確認したくなる。

今絶賛気になっている人がいて恋愛真っ只中なのに、
なぜこんな後ろ向きな記事を書いたのかというと、
久しぶりに被害妄想ならぬ、加害妄想をして胸が苦しくなってしまったから。

Sさんは私にとって高嶺の花のような存在だ。

休日は家にいるより、何処かに出かけるほうが多いほどアクティブで、
日帰りで他県に出かけたり、一人で海外にもいける行動力の持ち主。

思い立ったら行動というような感じで、
学生時代、長期海外ボランティアにも参加したらしいし、
サークルもバイトも複数こなせる体力と精神力もある。

自己投資も半端ない。
脱毛だって、歯列矯正だって、コスメ用品も圧倒的デパコス。

それでいて、少し抜けているところや、弱いところもあって、
完璧と言わざるを得ない…

会話のテンポは悪いけれど、
忙しくない限りは、毎日LINEを返してくれる。

電話だって、予定を決めれば、快くOKしてくれる。

まだ、付き合ってもない関係で言うのは贅沢だし、
おこがましいけれど、正直メッセージをポンポンと交わしたい気持ちはある。でも、そうなるとそうなるで、多分私がめんどくさくなっちゃうから、今の頻度が最適なのかもしれない。

Sさんは、メッセージより電話の方が良いみたいなこと言っていたから、
謎に拡大解釈して、メッセージ嫌い?送らないほうが良い?って
メンヘラなこと送ってしまう私の悪いところが出てしまった。
全然送ってほしいと言ってくれたけれど、気を遣わせてしまったな…

Sさんに期待しすぎるのはやめよう。
前に好きだと言ってくれた相手にも、
返信を催促して関係が終わってしまったことがあったのを
忘れてはいけない。
私はもうSさんに好意を抱いているけれど、Sさん的には、キープの内の一人だろうし、いつ返信が返ってこなくなるか分からない。

付き合うことが決まってから期待するようにしよう…
今はまだ、心を冷たくさせて、感情を殺すんだ。


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