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【話題になってるから見たいけど今から全部見るのはダルと思っている人へ】日曜劇場「VIVANT」まとめ

イチ芸ラジオ、ryo:です。
ブログ開設1発目、こちらの話題です。
いくつか下書き途中の記事があるのですが、この話題はHotな内に出したいので、1発目にさせて頂きました。

TBS系日曜劇場「VIVANT」、話題になってますね。
僕もすでに7話まで放送された後にようやく食いつき、そこから一気に見て追いついた組なので偉そうな事は言えませんが、面白かったです。
(U-NEXTで全話放送していて、まだU-NEXTの初回無料を使っていなかったので、ここで使いました!)

70分超え×10話なので、全部見るのはめっちゃ大変ですよね。
という事で、一気に見た分記憶が新鮮な私が、一気にネタバレさせて頂きます(笑)
ただ、全部が全部語ってしまっても面白くないと思いますので、あえて「第9話(最終回直前)までしか見ていない」状態で書かせてもらいます。
サスペンス系というか、めちゃくちゃ考察記事や動画があがるようなタイプのドラマなので、最後の結末を知りたい人は、この記事を全部読んだ上で、何かしらの手段で結末を知って頂ければと思います。


このブログは、ネタバレも解説も考察もまぜこぜで、とにかく「話題についていきたいけど、今からドラマ全部見るのはダルい」という人に向けた記事になっています。



各話のあらすじ/公式ページより抜粋

はい、という事でまずは各話のあらすじ。
公式ページにまとまっているので、一気に抜粋します。
これで話を掴むのは難しいと思うので、なんとなくどんな人が登場してるのかな、という雰囲気を掴んで頂ければと思います。
(手抜き?いえいえ、プロがまとめた文章や動画の方が分かりやすいに決まっているからですよ!w)

【第1話】
VIVANTとは一体…?
敵か味方か、味方か敵か――
遂に、冒険が始まる

【第2話】
公安の刑事・野崎(阿部寛)の助けで現地警察の追跡から逃れ、無事日本大使館へとたどり着いた乃木(堺雅人)薫(二階堂ふみ)。しかしいつまでも、止まっているわけにはいかない乃木は、130億円を取り返すべく動き出す。果たして、130億円の奪還なるか!?
また、野崎はザイール(Erkhembayar Ganbold)の残した「ヴィヴァン」という言葉に引っかかっていた。そして、明かされる「ヴィヴァン」の謎に驚愕する一同。「ヴィヴァン」をめぐる物語が遂に動き出す。

【第3話】
日本大使・西岡(檀れい)の裏切りに気付いた乃木(堺雅人)たち。バルカ警察から逃れ日本へ脱出するには、バルカ人も決して足を踏み入れない“死の砂漠”を突破するしかなかった! 一か八か、死と隣り合わせの砂漠の横断が始まった。
しかし、薫(二階堂ふみ)を乗せたラクダから薫の姿が消えていた。そのことに気づかず、進んでいく一行。薫、そして乃木、野崎(阿部寛)の運命は?
そして、誤送金を引き起こした人物がついに正体を現す!

【第4話】
システムを改ざんして誤送金を仕組んだ人物が、財務の太田(飯沼愛)だと突き止めた乃木(堺雅人)たち。野崎(阿部寛)たち公安は、太田の自宅へ急行するのだが…。
ついに誤送金事件が完結! 事件の真相が明らかになったとき、誰も予想できない、衝撃の展開が待ち受ける!

【第5話】
乃木(堺雅人)の正体はなんと、国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊“別班”だった! 同じく別班の黒須(松坂桃李)とともに、テロ組織“テント”のモニターである山本(迫田孝也)を排除した乃木は、次の目的のため、ある人物の元を訪れる。
一方、山本の死に違和感を抱いた野崎(阿部寛)は、自分たち公安以外に唯一山本の正体を知っていた乃木に疑惑の目を向ける。野崎が徹底的に乃木を調べる中、衝撃の過去が明らかになっていく。それぞれの運命を繋ぐ鍵は、壮絶なる“想い”…。

【第6話】
乃木(堺雅人)は、“テント”のリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)が、幼い頃に生き別れた父だと確信し愕然とする。一方野崎(阿部寛)もまた、乃木家の家紋とテントの犯行現場に残されたマークの類似に気付き、乃木とテントの関係にたどり着いていた。“テント”の実体とは? いよいよその謎に迫っていく。
さらに、明かされるFの秘密、乃木の正体を追う野崎ら公安、そして、遂に行われるジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)の手術の行方は…怒涛の後半戦が幕を開ける!!

【第7話】
ブルーウォーカー・太田(飯沼愛)の協力で、テントのサーバーからある重要な情報を得ることに成功した乃木(堺雅人)たち。そんな中、乃木、黒須(松坂桃李)をはじめとする6名の“別班”精鋭部隊が、司令・櫻井(キムラ緑子)の下に集結した。目的は、テントの最終標的である日本での犯行を未然に防ぐこと。そこで乃木は別班メンバーに、テントのリーダー・ベキ(役所広司)が自身の父であり、元公安の警察官だったと打ち明ける。
徐々にテントへと近付いていく乃木たち別班、そして、チンギス(Barslkhagva Batbold)と手を組み、乃木を徹底的にマークする野崎(阿部寛)たち公安。テントの真相を暴き、日本を守るのはどちらか——。

【第8話】
乃木(堺雅人)たち別班はテントの会合に潜入し、ノコル(二宮和也)を捕らえる。しかし、乃木は次の瞬間、別班の仲間を次々と狙撃するという衝撃の行動に出た。別班、ひいては国を裏切ってまでも乃木が果たしたい“想い”。そして訪れる父・ベキ(役所広司)との40年越しの再会...。
別班を裏切った乃木、テントのリーダー・ベキ、幹部としてベキを支えてきたノコル、それぞれの想いが絡み合い、予測不能な物語が紡がれる。

【第9話】
テントは、テロや犯罪行為を他から請け負うことで収益を得て、その金でバルカ国内の孤児たちを救っていたことが判明。そんな中、ベキ(役所広司)ノコル(二宮和也)に、ノコルが運営する会社で乃木(堺雅人)を働かせるようにと指示を出す。果たしてベキの真意は…。
ベキのもと、協力体制を敷くことになった“宿命の兄弟”!そして乃木が知ることとなる、父・ベキの過去と、テント誕生の秘密とは!?

【第10話】

「私は、別班の任務としてここに来ました」
乃木(堺雅人)が別班を裏切っていなかったことが判明。そして、撃たれた別班員たちは急所を外されていて、日本で生きていた。
事実を知って激昂するノコル(二宮和也)と、乃木の言葉に刀を抜くベキ(役所広司)
過酷な運命を乗り越えた親子。40年の時を超えた宿命の物語の結末は―

全体のあらすじ/まとめ(前半)

はい、という事で一気にご紹介しました。
これをもうちょっと話が分かるようにまとめていきますね。
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主人公である乃木(堺雅人)は、大手商社「丸菱商事」に勤めるサラリーマン。ところがその本性は「別版」と呼ばれる日本自衛隊の秘密組織の超エリート集団の一員。その「別班」が追っているのは、世界的なテロ組織「テント」。テロ行為の現場には同じ「ロゴマーク」が残されている事以外に、テントの情報は一切掴めていない。秘密裏に秘密裏に色んな事が進められていく中で、誰がスパイなのか、誰が裏切り者なのか、分からない!みたいな状態でドラマは進んでいく。
まずネタバレから入りますと、乃木(堺雅人)は、サラリーマンと見せかけてスーパースパイ。その父親は、テロ組織のリーダーであるベキ(役所広司)。乃木の職場には「ブルーウォーカー」という名の世界的有名なハッカーである太田(飯沼愛)がいるし、テロ組織工作員である「モニター」の山本(迫田孝也)がいる。(これが第4話以降でどんどん明かされていく)
そんな情報過多の職場で一般人として働いていた乃木は、「130億円の誤送金」に巻き込まれる形となり、送金先であるバルカ共和国へ飛ぶ。
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余談1「別班は実在している」

いきなり余談ですが、この「別班」は、実在している可能性が高いようです。ドラマの内容と同じく「非公式」なようなので、現役大臣含め国会が認識していない組織ではあるものの、元防衛相の石破氏が「存在を示してはいけない義務もある。でも、なきゃおかしい、と思っている」といった発言をしています。これはもう、結構確定的なのではないかなと思います。

余談2「バルカ共和国はどこ?」

ドラマの撮影はモンゴルで行ったそうです。モンゴルは安全な国なので、あくまでもロケ地というだけで、バルカ共和国のモデルではないと思います。といった事が、下記の記事に書いてあります。

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まとめに戻ります。
この誤送金を仕組んだ首謀者(テントメンバー)に乃木が辿り着いた所で、首謀者が自爆。その爆発によって多くの現地民や警察官が死んでしまった事で、現地の警察であるチンギス(Barslkhagva Batbold)からしつこく追われる事となる。
このチンギス、僕個人としてはこのドラマで一番好きです。とても分かりやすいキャラクターなので、登場時は「わーっと騒いで終わるキャラだろうな」と思ってたけど、どんどん人間味が見えてきて、仕事に熱く、好きなキャラでした。
で、その爆発の時に助けてくれて、チンギスから逃げるのも助けてくれたのが、日本公安の野崎(阿部寛)です。
阿部寛さんは本当に色んな国、色んな時代で色んな役をやる人ですね。ドラマ内のセリフで、現地人から「中東人だと思ったら日本人なのか」と言われてましたが、これは完全に遊びセリフですよね(笑)。
1~3話までは、
「130億円の誤送金!犯人誰や!ヴィヴァンって何や?よく分からんが早く日本帰りたいのに色々で帰れない!現地警察と日本大使館も巻き込んでドンパチドンパチ!日本大使館にまで裏切り者がいて広大な砂漠を歩いて渡るハメになったけど、まぁなんとか日本に帰れて良かった!」です。

TVerで3話まで無料で見られる(期間限定で4話以降も無料で見られるタイミングがあるようです)のですが、正直、知人からのアドバイス「3話までは意味分からないから辛いけど4話以降面白いので!」が無ければ3話で断念していたと思います(笑)。それくらい、なんかもう、設定のふろしき広げすぎだし、アクションなのかサスペンスなのかよく分からん感じです。
ただ、これがあるから、4話以降が活きてきます。
日本に帰った後は、誤送金問題を解決させる為に乃木(堺雅人)の「丸菱商事」を調べます。そこで別のハッカーが登場して、丸菱商事を調べていく中で、太田(飯沼愛)が世界的なハッカーだと分かったり、山本(迫田孝也)が「テント」のモニター(工作員)である事が分かります。
そして、ここまではただのサラリーマンだった乃木(堺雅人)が、ついに「別班」メンバーである事が明かされます。ドラマで言うと第5話ですね。
このあたりはめちゃくちゃ楽しかったです。もう、堺雅人劇場!って感じで、頼りないサラリーマンの乃木と、超エリートの別班である乃木。その二人の演じ分けが素晴らしいし、そこまで弱い乃木だった分、強い乃木の怒涛のまくしたてが最高です。
「あー、このシーンを作りたくてここまでの4話(約5時間分)を作ったんだろうなぁ」と思ってしまうくらいの面白さ。半沢直樹も全話見てましたが、大手企業だし、大きなお金が動いてる話だし、あの半沢が帰ってきた!みたいな感じでした(笑)

ここまでが、前半っていう感じです。
起承転結の”起”と”承”の途中まで、っていう感じですかね。
いや、乃木の正体が分かる事が”転”なのかな?でも、普通に堺雅人が一般人のまま終わるわけがないってみんな分かるだろうし、”転”って感じはしなかった。強いて言えば、「乃木(堺雅人)は別班なの?テントなの?」っていう考察はあったかな、と思います。

全体のあらすじ/まとめ(後半)

乃木の正体が明かされたところから、物語は後半に入っていきます。
ただ、当然ながら視聴者に対しては明かされるけど、ドラマの中では内緒のままです。別班仲間がガンガン出てくるけど、一緒に行動している公安の野崎(阿部寛)や医師の薫(二階堂ふみ)ドラム(富栄ドラム)などのメンバーにとっては「サラリーマンの乃木」のままです(とはいえ、野崎は早い段階で乃木が怪しいと思っているようでしたが)。
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余談3「富栄ドラム」

今作に「ドラム」という役があり、とても人気です。
ドラマ的には「言葉を話さないが、相手の言う事は理解できる。言いたい事はスマホの翻訳機能を使って伝える」というキャラで、車を手配したり、必要な物を集めたり、見張り役をしたり、など、お手伝い役といったポジションで野崎(阿部寛)と行動を共にします。
添付した記事内にもありますが、役者としてのキャリアはほとんど無く、元力士のYoutuberという方です。動画を見て頂ければ分かりますが、この体格で、普通にバク転してます。運動神経抜群なんですね。
僕はこういった情報を全く無い状態でドラマを見ていたので、日本人なのか、モンゴル人なのか、はたまた中国系の人なのか、全然分かりませんでした。言葉を話さない役なのですし、他に外国人のキャストさんも多く出ているので、まぁ、何人でも良いし、特に気にしていませんでした。
ただ、第3話だったと思うのですが、”死の砂漠”に入らないとならない、という事が決まった時に見せたドラムさんの表情が凄くて、記憶に残っています。それまでニッコニコしているキャラクターだったのに、ここで地獄のような表情を見せます。最終回はまだ分かりませんが、ここまでのドラムさんの中で、これだけの感情表現をするのはここだけだと思います。それを見て、僕はとても素人の役者だとは思いませんでした。なので、後で役者としてのキャリアがほとんど無い事を知り、とても驚きました!

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まとめに戻ります。
細かい設定や状況は色々あるのですが、乃木(堺雅人)と、同じく別班である黒須(松坂桃李)が誤送金問題を片づけた際に山本(迫田孝也)から「テントの最終目標は日本」と聞いて、別班精鋭チームが集められて、再びバルカに向かいます。
この精鋭チームが集められたシーンもカッコよかった。
大きな案件の入札があって、その入札に通った企業、関係者の代表者が全員別班隊員、っていうなんとも面白いアイデアのシーンでした。
バルカに向かう飛行機の中で、乃木(堺雅人)野崎(阿部寛)が隣に座る。野崎はもう乃木が別班だと分かっていて、乃木もバレている事が分かってる。その上で、乃木から野崎に暗号のような言葉が伝えられる。これが何を意味するのか、第9話が終わった時点でもまだ判明はしていないです。
これについて、色んな考察が飛び交っていますが、「乃木はテント壊滅の為、野崎を頼っている」という考察が一番濃厚のような気がしています。
乃木は別班として行動し、テントのリーダーノゴーン・ベキ(役所広司)が息子であるノコル(二宮和也)を捕える。が、なぜか突然乃木が裏切り、他の別班隊員を銃で撃つ。乃木と、生き残った黒須は捕えられ、ノコルと一緒にテントのアジトへ行く。そこで実の親であるベキと対面。乃木の持つ過去の記憶や、乃木が黒須を殺そうとした(実は殺す気はなかった?)、最終的にはDNA検査でも血縁である事が分かった為、ベキは乃木を実の息子を認め、牢屋から解放します。
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余談4「ノゴーン・ベキ」

モンゴル語で「ノゴーン」は緑。「ベキ」は族長、魔術師、といった意味だそうです。
役所広司が演じ、ベキと名乗る人は、「乃木卓」が本名。かつて日本の公安で働いており、バルカ近隣の情報を集めながら、表向きは緑地化に励む人として生活をしていました。妻と子(堺雅人)がおり、平和に暮らしていましたが、ある日突然武装集団に襲われ、公安の仲間に助けを求めるも切り捨てられ、武装集団に捕まり、子を奪われます。この「子を連れていかれるシーン」は乃木の記憶にも残っており、ドラマ中で何度も出てきて、子を持つ親としては毎回辛い気持ちになります。
なお、長くなるので割愛しますが、ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)という女の子が序盤からずっとキーマンとして登場するのですが、この子に関するドラマもエグいです。父親の死を知った時と、長い昏睡状態から戻ってきた時、僕はしっかり泣きました。余談の余談ですが、ジャミーンが生きていると知った時のノコル(二宮和也)のほっとしている表情、凄かった。基本的に
さて、ベキ(乃木卓)ですが、子を奪われた後、武装集団のアジトでずっと拷問を受けます。それでも公安の任務については口を割りません。ですが、長い拷問生活に耐えられず、妻が目の前で亡くなります。妻を持つ夫としては、辛い気持ちになりました。一方の乃木卓も耐えられなくなり、倒れたところをバトラカ(林 泰文)が救い、解放します。乃木卓はその足で子(堺雅人)を探して回りますが、「日本人の子供が来たが、亡くなってしまった」という話を聞き、絶望で動けなくなり、バトラカに保護されます。
ある時、餓死寸前の男の子が現れ、乃木卓の食事を奪います。ですが、奪った途端に倒れてしまい、動けなくなります。男の子が「弟に何か食べさせたい」と言って指さした方にいたのが、生まれて間もない男の子、ノコル(二宮和也)でした。ノコルの兄はそのまま餓死。乃木卓は、ノコルに対して「妻が託した子なのか」と思い、大事に守り、育てる事を誓います。
乃木卓はバトラカと一緒に孤児を守る為、武装。孤児の生活を守る為に武力行使の仕事を受けるようになる。その規模はやがて世界規模となるが、乃木卓やバトラカの思いは変わらず、「孤児を救う為の金を集める」でした。
テロも殺人もダメです。そんな事は世界中の人が知っています。
ですが、自分の子供をさらわれ、売られ、目の前で沢山の子供が死んでいく所を見て、人は、親は、どういう気持ちになるのか、何を目指すようになるのか。そんな事を思うと、僕は乃木卓・ノゴーンベキに対して、共感の気持ちがとても強くなりました。
でも、第9話の展開、第10話の展望、メタ的な予想をすると、きっと乃木卓・ノゴーンベキは救われないんだろうな…と思っています。辛い。

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まとめに戻ります。
乃木(堺雅人)を解放し、知識や能力を有効活用する為、テントの歴史、資金の動きなどを伝え、アドバイスを得ようとしました。その中で、テントの資金集めの目的が「広大な土地の購入」である事を知り、さらには「その土地から純度99%のフローライトが採れる」事を知る。テロ行為で金を集め、広大な土地を買い、フローライトを活用する事でさらなる莫大な資金を得る。それを、孤児の為に全振りする。それこそ、テントの完成形である事を知ります。話が大きすぎてピンときません(笑)
乃木が別班として得た知識、やり方で、「血を流さずに大金を得る」事に成功します。それにより、乃木のテント内での地位は固いものとなったかに思えました。
フローライトについては、バレた瞬間に様々な横やりが入る事が予想される為、トップofトップの秘密事項でした。なのに、なぜかその情報が外に漏れます。ノコル(二宮和也)は「今まで一切漏れた事が無かったのに、おまえ(乃木)が来た途端に漏れた。」と言い、乃木を縛り上げます。ベキ(役所広司)も、「お前は、父親である私に会う為に来たと言ったが、本当は”別班の任務の為”にここへ来たのか?」と乃木に問いただします。
この問いに対して乃木は「はい。別班の任務で来ました」と答えた所で、第9話が終わります。

最終回(第10話)にむけて

2023年9月17日(日)21:00、最終回が放送されます。
今、これを書いているのは9月12日(火)ですので、あと5日後ですね。
最終回は、79分スペシャルだそうです。
でも、あと79分で全て回収できる気がしません(笑)
最終回が終わった後「今冬、映画公開決定!」もしくは「来春第2期放送!」など、何かしらの続きが発表されるのではないかと思っています。
今、テレビも動画も映画も、ヒット作を作るのは難しい時代なので、これだけ話題になったドラマをそのまま終わらせるような事はしないような気がしてるんですけどね。どうですかね。

さて、すでにVIVANT考察動画がYoutubeに沢山上がってますし、X(Twitter)でも考察している人が沢山いるので、新しい話は無いと思うのですが、僕が楽しみにしている伏線を書いておきます。

・フローライトの情報をリークしたのは誰?
・テントの日本支部から送られてきた動画は誰が送った?
 本当にテントのメンバーが送った?野崎があえて送った?
・「7」の意味するもの
 長野専務が使っていたメールアドレス「fox.777@~」
 ノコルとの合言葉「77頭」
 「7回撃たれた狼」
・長野専務(小日向文世)の存在(あれだけで終わるとは考えにくい)
・ドラムはテント?(第10回の予告で真剣な顔が一瞬映った)
・柚木薫(二階堂ふみ)もテントでは?(アディエルもテントだったので)
・乃木は裏切っていない。それを黒須も分かっていた?
・第9話(第8話も?)で野崎が一切出てこなかった。最後のどんでん返しの驚きを増やす為か?乃木卓(役所広司)は「公安に捨てられた」人間。これを公安は明るみに出したくない。テントを正式に潰す為、「テントは日本を狙っている」という嘘情報を発信したのは公安?つまり、野崎?
・ジャミーンは野崎に心を開いていない描写が何度も出てきているので、必ず何かある。ジャミーンはテント寄りで、野崎は公安だから?それだけなのか?

え、これ79分で完結するの?(笑)

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