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ドラマ「マイホーム・ヒーロー」

はい、イチ芸ラジオ、ryo:です。

先日、ドラマが完結した「マイホーム・ヒーロー」についてのお話です。
個人的に、ドラマの話が出る前に漫画で読んでいました。

結論から言って、めちゃくちゃ面白いです。
推理小説大好きなパパ。ちょっと世間離れしたママ。イマドキの娘。そんな家族に、突然「殺人事件」だの「半グレとの抗争」だのが襲い掛かります。という設定だけだと、まぁよくありそうなサスペンス系の物語に思えますが、何と言いますか、「常にギリギリだけど、常に相手の上を行く」ストーリー進行が、とても面白いです。
ベースはサスペンスなのであまり詳しく語るとネタバレになってしまうのですが、ネタバレを知っている状態で見ても楽しめると思います。
何の取柄も無い自分でも、とにかく知恵と勇気さえ持てば、色々な事件から逃げのびる事ができるのではないか?!そう思わせてくれます。(絶対嫌だけどw)

さて、そんな面白いサスペンス漫画「マイホーム・ヒーロー」ですが、この度ドラマ化され、豪華キャスト陣で放送されました。しかも、最初っから「映画化決定!」が発表されている、異色の展開。

まずドラマ。
メインキャスト陣の「再現度」がえぐい。
個人的には、とにかく漫画読んでからドラマ見て頂く事をオススメしたいです。それくらい、完璧な実写化だと思いました!
特に、パパ役の佐々木蔵之介さん、ママ役の木村多江さん、そして重要な間取役を演じる吉田栄作さんが最高でした。この三人のドラマを見て、漫画化したのではないか?と思ってしまうくらいです。
佐々木蔵之介さんの絶妙なパパっぷり。常にギリギリの中で真剣に脳を回転させて生き延びようとしている時の表情。たまりません。
木村多江さんの役は、結構「現実ではいそうでいない」キャラなので、難しかったと思います。でも、見事に演じていて、素晴らしかったです。
吉田栄作さんは、けっこうサイコな人格なのですが、絶妙な塩梅で「現実にいそう…恐い…」と思わせる演じ方をしてました。ヤバかったです!

ドラマは、原作漫画と同じく「パパが娘の彼氏を殺す」ところから始まります。漫画では、殺人描写とか証拠隠滅の方法とか結構しっかり描いてましたが、さすがにドラマでは濁してましたね。(笑)
ただ、逆に漫画では描けない微妙な人間関係感とか、窪や間取の恐さなんかを、ドラマではしっかり感じる事ができました。

さて、ついに映画についての予告が出ましたね。
原作漫画だと、ドラマの後はそのまま続いていくんですが、映画はドラマ終了から7年後に飛ぶそうです。7年後、娘は警察官になっています。諸々の後に警察官になるのは原作漫画も同じなので、おそらくは原作漫画通り進む映画になるのかと思います。
楽しみです!

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