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monika 「熟年離婚を考えたら読む本」

・本書は、自身が運営するサロンにて外見の相談にのる傍ら、夫婦関係、思考の整理などのセッション。引き寄せの法則の元となる錬金術や魔術、人間関係の心理学、コミュニケーション等の講座やセミナーを開催する美容師で魔術師の著者が、熟年離婚を考えてしまったあなたが大切な(自分の幸せ)を見失わないために、離婚前に確認しておくべき事柄と自分自身でできる思考の整理の仕方を順を追って伝えた1冊。

・「自分で考える」「自分で決める」ということを長年してこなかった場合、「自分の幸せ」についてもついつい誰かに決めて欲しくなってしまう。そして、「私、離婚したほうがいいでしょうか?」という問いかけをしてしまう人の多くは、そういう状態になってしまっている。
・離婚は人生の中でもかなり大きな決断である。離婚をするということは今後自分の生活が大きく変わるということでもあるのだ。その人生を大きく変えるような決断を、したほうがいいかどうか?とついつい誰かに問いかけてしまっているなら危険な状態である。
・まずは、しっかりと選択できる自分になること。そのためにも自分自身と向き合う必要がある。

・選択には責任が伴う。何かを選ぶと、それを選んだなりの可能性が生じる。責任とはその可能性を受け取る覚悟である。もちろん選択を間違ったと感じたのならば、また新たに選択しなおせばいいだけなのだが、大きな選択になればなるほど慎重に進めたほうがいいことは明らか。人生にとって大きな選択である離婚を考えるのであれば、自分自身でしっかりと選択をし覚悟をもって挑む必要がある。

・何かを選ぶときには基準が必要である。その基準にしていただきたいことこそ「自分の幸せ」なのだ。離婚をするのであれば離婚後幸せになっていなければ意味がない。離婚の原因が目に見えてわかるような外的要因ならともかく、表面からはわからないような内的要因なのだとしたら「自分の幸せ」を、よりしっかりと基準にしなければならない。
・熟年離婚の後もあなたの人生は続くので、「自分の幸せ」ということを焦点に当ててじっくりと考えてみることはとても大切なのだ。

・「関係のバランス」「問題のすりかえ」「コミュニケーションの問題」という3つの確認は、たとえ離婚しなかったとしてもあなたを幸せにするために役立つ。
・この3つを理解してから離婚しても遅くはないし、それどころか結婚生活が激変し、離婚を考える必要自体なくなってしまうかもしれない。これら3つの確認はそのくらい大きなパワーを秘めているのだ。
・「結婚なんてもうこりごり」と感じているあなたは、結婚の構造を知り、自分の心の中の「自分を責める何か」の正体を知ったら、「自分らしい結婚ならば、もう一度結婚してもいいかもしれない」と感じるかもしれない。大切なことは、自ら幸せになる力をつけることなのだ。
※「関係のバランス」「問題のすりかえ」「コミュニケーションの問題」の詳細は本書をご覧ください。

・本書では、「熟年離婚のカウントダウン」「熟年離婚を考えてしまったら」「確認その1 関係の変化について」「確認その2 問題のすりかえ」「確認その3 コミュニケーション」「自分の理想はどこにある?」「自分の人生を見つめる勇気を持とう」という章で構成されており、「ゴール(目標)を決めることで問題を明確にする」「離婚!と思ったら確認したい3つのこと」「結婚を支える3つの関係性」「自分の本当に欲しいものを知る」「自分の棚卸をしてみよう」「理想に翻弄されないで」など、著者が、「読んだ人が自分を幸せにすると意図することができるように」と思いを込めて書いた内容となっている。

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